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いくおを通して自分を見つめる

こんにちはあるいはこんばんは。2日目のいくおです。またお会いしましたね。
これは、いくおのAdvent Calendar 2024 5日目の記事です。

前回は「のっていき」という切り口で2024年を振り返り、触媒としての自分についてお話ししました。
今回はまた別の角度から振り返ってみたいと思います。

いくおアドベントカレンダーのテーマは、「他者を通して自分を知る」ということ。いくおがXに投稿している数々のポストの何に「いいね」をしてきたのか、その軌跡から自分を知ってみようという試みです。
翻って、いくお自身のテーマでもあろう「他者を通して自分を知る」というのを僕を通して知ってもらうこととしましょう。


「いいね」から浮かぶ自分の傾向

さてさて、反応した投稿をまとめて、自分がどんな価値観を持っているの
か、何を大事にしているのかを丸裸にしてまいりましょう。

2024年に「いいね」したポストの収集

もはやこれがハイライトまであるのですが、普通はここまでやらないです。今やAPIも有料になってしまったので取得するのが大変です。
まとめてみたら想定よりもすごい量で驚きました。息を吐くようにポストをすることで有名ないくおですが、僕もまたその息を吸うかの如く反応していますね。

なんと663件のポストへ反応していた

LLMを活用した共感分析

本当にすごい時代になった…。
実は振り返り系のサービスは僕が結構得意とするところで、過去には「自分新聞」や「bestnine」などのバズサービスを手掛けていたのですが、例えば「自分新聞」のときはMeCabによる形態素解析や、ソーシャルグラフ、反応による重み付け、不要な情報の剪定などなど、色々と試行錯誤していました。

が、

Claudeにスプシをぶちこんでプロンプトをチューニングするだけで非常に良いものに…。簡単すぎて簡単すぎた…(簡単すぎて語彙力低下
その一部始終はこちら

最初は、それはそう、という結果に
既に感動
えっすごい

とまぁ、こんな感じで一瞬で分析が出来まして、最終的なアウトプットはこちら!いやぁすごいですねー

本当にすごい
数字はトピックごとのポスト数です(多分)


さぁ振り返ろう

ようやく本題ですね!忘れていたかもしれませんが、この記事は実は技術系のポストではないのです。
共感分析を通して、僕は「コミュニティ」「マネジメント」「アジャイル/スクラム」「金曜日への想い」を大事にしていることが丸裸になりました。一つ一つ見ていきましょう。

コミュニティ: 場の熱気と「大切な何か」

いくおといえばカンファレンスでの叫びですね。数々のカンファレンスに登壇している姿に憧れと尊敬の感情があるのが見て取れます。もしかして僕も叫びたいのかな。(って言ってると本気で振られそう)
他にも、セッションだけではなく、ブースや懇親会で交わされる空気感に価値を感じているところに思わず共感したり。

僕も、コミュニティやイベントの場には、なんとも言えない「大切な何か」があってそれを大事にしたいと思っています。そこに惹かれる自分が、いくおのポストを通じて透けて見えてきたかな。


マネジメント: 相手を理解することの大切さ

マネジメントは僕の本職でもあるので、やはり共感度が高い。いつも、うんうん、と頷きながら♡を押しがちなやつ。
最近見た中で特に共感したのがこちらのポスト。

僕も遭遇する場面があるんだけど、一緒に働いている仲間が悪意を持って接することって、そうないはずなんだよね。悪意を持っていたらそれはもうどうしようもないんだけど、それはその時で良くて。
通常は期待のズレでしかないので、なんでズレが発生しているのか、相手は何を伝えようとしていたのかを、自分の中にイマジナリー◯◯を召喚してお互いがハッピーになれるシミュレーションを何度も繰り返したら良いよって。ポイントは絶対にネガティブに走らないこと。途中でネガティブに走ったらこの択は違うと判断して次に進むこと。
…と、イマジナリー◯◯術は、まだまだ話し足りないけど一旦おわり。

マネジメントに関しては、きっと「相手の背景や意図を想像し、理解してあげよう」という視点に強く共感しているから。組織運営やリーダーシップって、数値目標を追うだけでなく、チームメンバーの人間味や状況を大事にしないとね、という想いが僕の中にあるんでしょう。


アジャイル/スクラム: 数値化しづらい「理想」を追いかける

アジャイルも良いテーマだなあ。最近僕が見ているチームでもアジャイルで新しい取り組みを始めてみました。その話はまた別の機会に。
印象的だったポストはこちら。

多分「数値化できない理想や雰囲気も守りたい」とか、「数値はもちろん大事だけど、目指すべきゴールは数値じゃないよ(もっと上に行ける)」という気持ちがあるから。
ただ成果を測るだけでなく、チームが「こうありたい」と思うふわっとした価値観を、どうやって大切にしていくか。
僕はここに共感して、自分自身もそういうバランス感覚を求めていることを再確認したのかもしれないなぁ。

そして、この本は本当に良いのでみんな読んでほしい。
いくおも大好きな本だよ。


金曜日への想い: 数値化できない幸福

もう僕達は金曜日という概念で生きている。毎日が金曜日。厳しい1on1上等。かかってこいやあ。
楽しい空間を共有できる関係性だからこそ、真面目な話も沢山出来て学びが醸成されていくんだよね、きっと。


総括

「測れないもの」を大切にしたい僕。
いくおという存在を通して、「人間らしさ」や「測れない価値」を大切にしたいという気持ちを再確認し続けていたんだなぁ、と感じました。

  • 相手の状況を想像する力

  • 定量評価に偏らない理想像の探求

  • コミュニティの熱量や空気感への肯定

  • 日常の中で見つける、数字じゃ測れない幸福

他者を通して自分を知る

これは少し大げさに聞こえるかもしれないけれど、実は日々の中で自然とやっている行為なのかもしれない。
誰かの言葉に共鳴したり、ちょっとした態度に「それわかる!」と感じたりするたびに、僕らは他者という鏡に映る自分を見ているのだと感じます。

僕達はこの先も、他者への♡を足がかりに、自らの内側を覗き込むのでしょう。
これまで気づかなかった「自分らしさ」が、そんな小さな共感の断片の中に潜んでいるのかもしれません。
今回のゆるい振り返りが、そんな発見を味わうきっかけになってくれたら嬉しいです。


いくおをのぞく時いくおもまたこちらをのぞいているのだ

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