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【ジャーナリングとチームアップ】「STAPS」vol.2-応募するまで-
空を見ることが好きなちゃんまなです。
最近は薄い雲と淡い色の秋の空を見て癒されています。
今日は、STAPSへの挑戦を決めてから応募するまでに私がしたことを話します🌻
vol.1 -STAPSへの挑戦を決めるまで-はこちら⬇️
1. STAPSのスケジュール(選考)
6月上旬のSTAPSの募集が始まる少し前、この夏のSTAPSへ応募するという意思を固め動き出しました。
その後行われた説明会を見てから本格的に頑張ろうとギアが入った記憶があります🏃♀️
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2. 一歩踏み出すための「ジャーナリング」
2-1. 2年前に書いた「ジャーナリングver.0」
STAPSへの再挑戦を決めた時、1番に思い出したのが2年前にWordに残したメモでした。
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以前に、私ならこれで起業に挑戦してみたい。そう思ったものを書き留めていました。(ジャーナリング)
その中のアイデアを実装することが私にとってSTAPS参加理由の一つだったので迷うことなくこのアイデアを実装に向けて走り出すことに決めました。
2-2. 起業ってやっぱむずい、わからん!
起業については2年前参加したSTAPS以来全く情報を得ていませんでした。
周りに起業について気軽に相談できる人がいない状況で
チームで参加すべき?
どの程度の準備をする?
何を頑張ればいいの?
と、いろいろな疑問が出てきました。
何すればいいん?!!!🥹💦って感じでした。
2-3.「ジャーナリング」とは?
何すればいいかわからなかったので、
自分がしたいことをとにかく書き出すことにしました。
後で知ったのですが、この行動をジャーナリングというみたいです。
(2年前に記していたメモも多分ジャーナリングでした✒️)
ジャーナリングの定義は曖昧な部分が多いですが、定義の一つがこれ↓
ジャーナリング(journaling)とは、頭に思い浮かんだことをありのままに「書く」ことで自分を知り、ストレスを軽減し、メンタルヘルスを高める方法です。紙に書き出すと集中力アップが期待できるだけでなく、自分の考え方や感情、物事を客観視でき、そこから気づきや発見が得られます。さらに、ネガティブな感情の増幅を抑えてポジティブな感情をつくり出せるのです。
ここから引用させていただきまして、ここから話をしていく
私が決めたジャーナリングという言葉の定義は
「自分の頭の中のものを書くことで自分の考え方を整理し、客観視をする。
そこからの気づきと発見を得ること」
知識も経験も少ない私はこのジャーナリングをすることで進み出すことができました🏃♀️
ジャーナリングをすることで頭の中の整理が一気にできるんです✨
私のした起業的思考のためのジャーナリングを中心に、私が応募に至るまでの活動及びチームアップ方法を書きます⬇️
3. STAPS応募までにしたこと
3-1. 「ジャーナリングver.1」
ジャーナリングを行うにあたり、STAPS(起業に向けた活動)で自分がしたいことを明確にするためのSTAPSノート作成しました📖
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私はまず初めに
「食物アレルギーを持つ人に豊かな食生活を届ける🍽️」というメインテーマを決め(2-1. 2年前に書いた「ジャーナリングver.0」より)
ノートに課題を書きまくりました。自分自身の経験、インターネットの記事、今までに見聞きしたこと、想定できることなどをとにかく書き出しました。
そこから自分が特に課題感を感じたもの、興味を持ったものを絞りました。
(青の波線で強調している部分)
その後感じた課題を解決するための手段(解決策)を書き出しました⬇️
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これらの解決策がビジネスになるのか?という疑問から
世の中にはどんな解決策があるのか、どのようにビジネスが行われているのかを調べて書き出しました⬇️
(ここからはジャーナリングというよりかはジャーナリングに基づく論理的思考?)
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これらのビジネスモデルを書き出すことで自分の出したアイデアがどのようにビジネスとして成立させることができるのか考えることができました。
次に
私が考えたアイデアが現状存在しているのかを調べました。
今存在する解決策(競合他社とも言えるかも)をとにかく探しました⬇️
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このような形で調べて今あるものと、今あるものが解決できていない課題を調べることで
今自分が解決すべき課題を洗い出し、改めて解決策を検討しました。
その結果
「アレルギー情報が義務化されていないからアレルギー情報がなくて外食に困っている人が多い」
という現状と課題に着目し、これを解決すべく
「外食における個人飲食店のアレルギー情報を簡単に得られる媒体を作る」
という解決策で応募することに決めました。
「決めた」と言いつつも、もっと地に足ついた良い解決策があるような気がしていて、STAPSが始まる前も始まってからもピボット(事業転換)を行うべきか苦しみ続けました。笑
3-2. アイデアの具現化
応募内容決めれたのはいいものの
これでいいのか?
1人での参加でいいのか?
そもそもこの考え方でいいのか?
とわからないことだらけ。
モヤモヤした気持ちでした。
そこで、1人で抱え込んでは埒が開かないので次の行動を。
それは…
アイデアを他人に話すため具現化すること。
相談や、提案を他人にするにあたっては自分の熱量をしっかりと伝え、共感してもらうことが大切です。共感が応援や支援につながります。
ビジュアルで訴えかけることで本気度が伝わる気がしたのでとりあえずパワーポイントを使って一晩でプレゼン資料をざっと作成をしました。
その時の作成したのがこれ⬇️
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この資料を持ってまずは大学の教授に相談に行きました。
相談の目的は主に2つ。
①協力者(応援してくれる人や助けてくれる人)を見つけ、巻き込む🤝
※チームアップにつなげたいという思いも含めて
②自分がしようとしていることに対して誰が何を思うか知る💭
自分の活動に興味を持ってくれそうな教授
アレルギーの研究を行っている教授
プログラミングの知識を持つ教授
など計6名にこのプレゼン資料を見せフィードバック及び更なる協力者を募る協力の依頼をしました。
ビジュアルで訴えかける作戦が成功したのか、
珍しい相談内容に面白さを感じてくださったのか
相談した教授全員が協力的ですっごく丁寧に優しく対応してくださいました。(教授大好き~🥹✨)
またおいで!またどうなったか教えて!がんばれ!と応援してくださいました❤️🔥
(自分からお願いした手前逃げられない環境に持っていったとも言えます笑)
教授からは応援とアレルギー等に関する専門知識を多くいただけたものの、
自分自身は起業についての知識が足りていない感覚がとにかく不安でした。
起業とSTAPSについて調べるべく過去のSTAPS生のインタビューを参考にして起業とSTAPSについて調べていきました。
3-3. 起業とSTAPSの解像度を上げる
STAPSを解く
過去のSTAPS参加者のインタビューからポイントを書き出し、STAPSの特徴やSTAPS参加者が得たものなどを捉え考えました↓
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起業を知る
STAPS生の話の中で出てくる起業に関する知らない言葉を調べました
例:
インタビュー内で出てきた「PMF」(呪文かと思った)がどんなものか調べ↓
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調べた先に出てくる新たな疑問をとにかく調べまくりました↓
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3-4.「ジャーナリングver.2」
調べていく中で自分の考え方に疑問を持ち、不安になったので再びジャーナリングを始めました。
ビジネスフレームワークやアイデア構想の考え方も用いてジャーナリングを行っていきました↓
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マインドマップを書いてみたり↓
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他の解決策の検討をしたりしてました。↓
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こんな感じでわからないなりにめちゃくちゃ迷いつつ、ジャーナリングをしてとにかく考え続けました。
少しずつ起業やSTAPSの全体像がつかめてきたとき、大学で小規模な起業セミナーが開催されることを知りました。
集まる方がチームメンバーになってくれるかもしれないという期待を込めて参加しました🏃♀️
3-5. 「チームアップ」のために先輩起業家に会いにいく
起業セミナーには学生が8名と起業家12名ほどが集まりました。
先輩起業家との交流がメインで、学生の方が少ないのでたくさんの起業家さんと話すことができる空間でパラダイスでした笑
セミナー内容も自身の経験ベースのお話でとても楽しく勉強させていただきました。
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ここで出会った起業家の方々にも作成したプレゼン資料を見ていただきました🗣️
資料や内容に対するアドバイス、
チームアップのポイントなど実際の経験からたくさんアドバイスしていただきました。
ここでの会話がこの後の行動に良い影響を及ぼしたなと振り返っています。
また、ここで出会った方々からもすごいね!頑張れ!と応援をいただきました📣
これがすごく自信につながりました。
当初の目的であった「集まる方とのチームアップ」こそかないませんでしたが、ここで出会った起業家さんとはその後も相談に乗っていただけておりとても素敵な出会いの場となりました。
このご縁に感謝の気持ちで一杯です。
3-5. チームアップ
STAPS挑戦を決めた頃、起業に興味を持っている人が周りにはいないと勝手に思い込んでいたので、STAPSへの応募は1人でも仕方ないと思っていました。
ただ、STAPS内で重要なイベントの一つである中間発表会がインターンシップと被ってしまっていたので、サポートしてくれるメンバーがいてほしいという思いから一緒に参加してくれるメンバーの募集を教授にお願いしていました。
やる気がある人。
起業に興味がある人。
アレルギーに興味ある人
できればアプリ開発とかできる人がいるといいのかも。
というようなすごく漠然とした募集のお願いをしていました。
誰か1人くらいは興味を持ってくれるかなと思ったのですが
誰1人として名乗り出てきませんでした。
メンバー集めに苦戦していた理由として
・募集に幅を利かせすぎたこと。
・自分とは何か、何をしたいのか熱量を伝えること(チラシ作成とか)をしなかったこと
・参加してほしい人を本気で自分から巻き込みに行かなかったこと
であると自分なりに分析しました。
応募までの日数も少なくなり1人での参加を考えていた頃、起業家セミナーで出会った起業家さんが私の活動に興味を持ってくださった管理栄養士さんを紹介してくださいました。
巻き込みたい。失敗を活かす。
そんな気持ちで彼女とお話ししました。
大切にしたことは、、
1. 自分から巻き込みに行き、本気を見せる姿勢
2. その人を強みとパーソナリティを分析
3. 自分のチームになぜ必要なのかを伝える※言葉の選び方が重要
この意識からかメンバー集めは好転しました。
管理栄養士さんを仲間に加え、
大学の友人2人が私の思いに共感してくれ参加することが決まり、
さらには食の知見があり、起業や私の思いに興味を持ってくださった大学の助手さんも参加してくださることになりました。
この結果、学生3人、社会人2人でSTAPSに挑戦することが決まり、
7/15無事応募フォームを送ることができました🌟
4. まとめ
STAPS応募までの6月~7月で私が何をしたかについて、ジャーナリングとチームアップを中心に書いてみました。
最後に私が思うSTAPS参加前に
やってよかったこと / やるべきだったこと
をまとめます
やってよかったこと💫
・STAPS用(起業のための)ノート
やりたい事でもわからないことでもなんでも、とにかく書き出すことですべきことが整理できました。ジャーナリング強い!!
・人に話す
自分がやりたい事をとにかく多くの人に話しました。
馬鹿にされたり否定されることが怖かったですが意外と大丈夫でした。
応援してくれる人、頼れる人を作ることが自分の支えになることは間違いないです。応援してくれる人がいることで逃げ出せないように少しだけ自分を追い込むこともできました。
やるべきだったこと💧
・起業に関する情報を広く収集すること
今やアントレに関する講座は無料で開かれ、コミュニティーなどで簡単に情報は手に入ります。私は同世代の起業関係の知り合いが少なすぎました。
NaSHをはじめとする起業コミュニティに参加していればもっと情報を得られ、悩みも軽くなっていたと思います。
・チームアップのスピード感
もっと早く自分に共感してくれるメンバーを本気で探すべきでした。私の場合自分の力だけでは課題や解決策を考えることがかなり難しかったです。早い段階でメンバーの意見も取り入れることができたらよかったのかなと思います。
STAPS参加が一つの目標だったので参加までの時間も本気でした。
STAPSに参加した1.5か月と同じくらいSTAPSに参加するまでの時間は私にとって大切な思い出で成長できた時間だと思います。
STAPSに参加しようと思った時何をしたらいいかわからない。
そんな方の参考になるかもしれません。
私の経験が少しでもお役に立てれば幸いです💖