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目指すよ☆わたし自身が心地よい暮らし!〜前編〜

2024年。43歳。
それは、私の人生に変化を起こす、始まりの年だ!
そんな気がしてならない。

何をしたのか。
思い返してみよう。


ものを手放す第一歩

母子で引きこもり始めた当初は、案外やることは多かった。

YouTubeでお金の勉強をしたり、事業の帳簿を丁寧にまとめたり。

ただ、変わらぬ毎日に何か、変化が欲しくなった。

お片付けセミナーに参加!

そんなとき、知人から声をかけてもらったのが

「理想の暮らしを叶えるお片付け」セミナー

だった。

理想の暮らし?心ときめく。

その瞬間に申し込みも完了。

「どこを片付けたいか、自分で選んでください」

セミナーの講師曰く、

「初めてお片付けを始める方は、玄関がオススメです」

面積も少なく、置いてあるものも限られる!
簡単そうだし、よし!私は玄関を片付けるぞ✨

おうちの顔!玄関を整える

まずやることだが、

すべてのものを出す!

これが、「お片付け」の大定番らしい。

ちなみに専門の方から言わせれば、整理・整頓・片付けは明確な違いがあるそうだ。
ここでいう「お片付け」は、それら一連の流れのことを指している。
ご理解のうえ、読み進めていただきたい。

賃貸物件の場合、既存の靴箱が存在する場合もある。
わが家の玄関は、1畳ほどの広い三和土があって、左右の部屋へ移動する廊下に面している。

そこに、持っていた華奢な木製ラックを靴棚としている。
それだけでは収まらないので、プラスチック製のシューズラックも買って
なんともアンバランスではあるが、しょうがないと思っていた。

それでも収まらないので、木製ラックの下にも靴が並び、
ホコリの温床である。

掃除がしづらいから、面倒になり、さらにたまる悪循環。

靴は私だけでも10足は超えていた。
季節が限定される、ブーツやサンダル。

カジュアルな靴、フォーマルな靴もそれぞれに何足もあった。
ただ、それらに明白な履き分けの基準を持たなかった。

しいてあげれば、最近履いていないから、今日はこれを履くか。
といった、消極的な選択基準である。

あるから仕方なく履いている感が否めない。

そもそも、仕事を休んで在宅ワークを始めたので
外出する機会がめっきり減ってしまった。
靴の出番も少ない。

だから、普段履きの靴を一足だけにしてみようと考えた。
一番好きで、どの服にも合う靴を残して、一掃することに決めた。

フォーマルな靴は、黒とベージュを1足ずつ。

季節ものは、あまり活躍する機会もなかったため、さっと履けるお気に入りのサンダルとレインブーツを残して、思い切って全捨て!

『普段履き1足だけで大丈夫だろうか』

汚したり、濡らしたらどうする?
洗いがえなくていいの?
何足も持っているのが当たり前だったから、不安で仕方がなかった。

ただ、杞憂に終わった。
お出かけの相棒として信頼できる1足を選んだ結果、
考える必要がないことがとても清々しかった!

私が履く靴は決まっているから、娘が自分の靴と一緒に
私の靴まで出してくれる。
出かける時、いつも娘に向かって「ありがとう」を言える。
なんて幸せなことだろう。

玄関もスッキリ。よけるものが何も無い三和土は、掃くのも楽だった。
外出の都度、とても気持ちが良かった。

そうそう。
処分したのは履き物だけではない。

玄関に、靴以外のものを置いてはいないだろうか。

こどもの縄跳びやボール、外遊びグッズたち。
工具類や、家族の人数分より多い傘。
掃除道具、鍵に、芳香剤。

それだけではない。
他に行き場の無い灯油缶や、自転車のタイヤの空気入れまで。

それらは全て、いるかどうかの判断をしたら、お引越し。
賃貸の共有倉庫、ガスや水道メーター入った扉の向こう側へ。

そもそもは、身軽な生活への憧れ

こうして、ものを手放して「理想の暮らし」を手に入れる活動が始まった。

私の「理想の暮らし」は、いつでも・どこにでも住める
身軽さを手に入れること。
今どきのノマドワーカーに憧れたわけではない。

私が住んでいるのは、医療も公共施設も、各種サービスも
最低限の地域だ。
だから、もし娘になにかしてあげようと思った時に
すぐに行動に移したい。
そのための身軽さが欲しかった。

2024年の取り組みと成果

玄関のあとは、台所、押入れ、クローゼット、とお片付けスペースを拡大していった。

台所のお片付けで、料理の手間を少しでもラクに

台所には、たくさんの扉があるから、それを全部開いたら
中身を引っ張り出して、床に並べる。

ビックリするくらいの量💦
親子ふたり暮らしなのに、どうしてこんなにコップや平皿が何枚も・・・

特に思い入れのないスペースは、使用頻度で手放すかを決めるといい。

  • しょっちゅう使っているもの

  • たまの利用だが、ないと困るもの

というわけで

  • 2人分の茶碗、お椀、箸、スプーン、フォーク

  • 平皿、深皿4種(サイズ異なる)、ラーメン用お椀、ガラスボウル等々

  • 10cm平皿5種(陶器は好きだから、セットで残した)

  • コップ、カップ数種(子ども用は種類多め)

  • ボウル(陶器3種)

  • フライパン、鍋それぞれ2種、炊飯用鍋(2合炊き)、やかん

  • 包丁2種、菜箸やお玉(数種)、フライ返し、しゃもじ、木べら、泡だて器

  • ボウル、ざる、すりこ木、すり鉢

  • お弁当箱、水筒それぞれ2種

  • タッパー(3種)

  • 食洗機、オーブンレンジ、ポット、冷蔵庫

  • カセットコンロ

  • ラップ、アルミ、キッチンペーパー、掃除用具等の消耗グッズ

3段ボックスのようなふた付き収納2つ(オーブンレンジとポットをのせる台にもなっている)に、食器と食料品を保管。
あとは既存の収納に収められる程度を残す。

以下のものは処分。

  • 食器乾燥機

  • 代用できそうな鍋

  • おまけの品、いつか使うかもと取っていたビン類や小物類

  • たまにしか使わない調理器具

  • 人数分より多い皿(来客用を含む)

  • 保存容器のふた

ちょっと見た感じわかりにくいけれど、収める容積はかなり減りました☆

台所のものを減らすことで、家事のストレス、手間はぐんと減った✨

  • どの食器を使おうか、悩みようがない

  • 収集前の生ゴミ、資源ごみが流し下に収納されてスッキリ

  • 不要なものをもらわなくなり、ゴミ削減に成功

  • 取り出す、収めるがラクに

  • 常に整っていて気持ちよく、作業もしやすい

料理に苦手意識がある方は、ぜひ台所用品のサイズダウンを検討することを強くおすすめしたい。

思った以上に場所を取っていた衣類

台所の手放した数はかなりの量だったが、衣類はさらに予想を超える量
だった!

その原因は、「衣装ケース」にあった。

衣類きれいに保管するための衣装ケースが、いつの間にか不要品の倉庫になっていたなんて!!

娘と私の衣類を分けて出してみても、それぞれにお山が築けた・・・

そして、その一部には確実にいらないとものがある。

使いふるして、雑巾にしようと思ってしまっているタオルたち!!
バスタオルにフェイスタオル、10枚以上あるぞ( ゚д゚)
そんなにどこを掃除するっていうんだ!

思い切って処分を決めた。
使いふるすタオルは、また出てくるさ。

収納とは、とても素晴らしいようで、あるものをないようにみせてしまう
魔術
も秘めているらしい。

おしゃれを楽しむ方は、こんまりさん流のときめく選び方がよかろう。
私のように特段興味がない場合、食器と同じく着用頻度で残すか残さないかを判断すると早い。

ただし、残すものには注意が必要。
お気に入りでずっと来ている服、ボロボロではないだろうか。
その肌着、いつ購入したもの?

お気に入りは、ずっと持っていたい。
見えない肌着、破れてさえいなければ、いつまでも着れちゃうよね。

けれど、心地よさを尊重するのがよい。

肌に直接だったり、1日身につけるものだ。自分の目にも映る。

毛玉がついていたり、不快感のある服で、ご機嫌に過ごせるだろうか。

頂き物だったり、お下がりの思い入れのある服。
心の入ったものは、手放し難い・・・

私の場合は、形見分けでいただいた喪服だったり、義姉からのプレゼントであるワンピース、母が若い頃に着ていたブラウスがそうだった。

40年以上前のものは、丁寧に作られていて美しいままだ。

でも、そんな服に袖を通さず、いつまでもしまったままのほうが
残念ではなかろうか。服は着てこそ価値がある

まだきれいで、手放すにはもったいないもの。
だったら、また着てもらえばいいのだ。
自分ではなく、他の人に。

ものによっては、メルカリで簡単に買ってくれるひとを見つけられる。
リサイクルショップを活用したり、着てくれそうなひとへお譲りするのも
ひとつだ。

誰かがまた、喜んで着てくれると思えば、手放すのも惜しくはない。

自分のものはがんがん減らせるが、娘はそうもいかない。

8歳になり、どんどんおしゃれに目覚めてきた。
だから、無理に減らせとは言わない。

ただ、サイズアウトしてもう着れないものや、好みが変わったものがないか
チェックしていく。
一緒にするのは、最初だけでいい。

子どもは、自分の感性にすぐつながるから、自分でお気に入りをすぐに見極めて、いる・いらないはあっという間に終わってしまう。

Afterから、更に減らすことができた👍️

衣類のお片付けは、手放すのは服だけではない。
小さめのタンスと、衣装ケース大小混ぜて7つ。
これも手放すことに成功した!
広い空間ができたのは、言うまでもない。

ここまで、よくがんばりました✨

残ったものは、既存の収納スペースに収めていく!

小さいタンスだが、なくなると部屋も広く感じた

自分のものは、念願のかける収納にヽ(=´▽`=)ノ
パジャマや下着、タオル、季節外のものはたたんでしまうけれどね。

クローゼットに、私の衣類と、季節外のものがすべて収められた!

娘の季節ものだけ、娘の部屋にしまうことにした。

気軽に着替えてほしいから!

娘のものも、よく着る数着はかける収納👍️
それ以外は、たたんで取り出しやすくしまっていく。
無印良品のソフトボックス、口を横にして2段に重ねた。

お店のディスプレイのようで、娘もとても喜んでくれた☆

そして、言うまでもなく、量が減って衣替えはラックラク!
冬の衣替えは一瞬!簡単に終わってしまった。

手放したら楽になる、簡単に言うけどさ

はなっから、手放せたわけではない。
もともと、ものが多い性分!
捨てられないよ、もったいないんだもの。

かわいいもの、たくさん集めたいし。
いつか使うかもしれないもの、持っていたら安心じゃない。

でも、集めてそれを眺めるスペースがなかったら・・・
持ち続けて、使われることなく劣化してしまったら・・・

それこそ、いたたまれない気持ちになることに気づいた。

だから、とりあえずないつもり生活してみた。

これ、あることを忘れちゃダメだよ。
あるって分かったうえで使わない。

あるって分かってて使わないなら、必要ないって気づけるから。

ひと月、ひとシーズン。
それで慣らしてみたら、手放す準備万端です☆

後半へ続く・・・

  • 子育てとお片付けのバランス

  • 今年の目標とビジョン

  • お片付けがもたらしてくれるもの

について、また書けたらなぁって思ってます!
ここまでお読みいただき、感謝♡


#今年の断捨離

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ちゃまる|文章を綴る|学校に行かない娘に寄り添う
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