奥信濃100 完走記

2024年6月、トレイルランのレース「奥信濃100」を完走した。
記憶が薄れないうちにこのnoteを書いてしまいたい。

レース基本情報

距離 100km
累積標高 4800m
制限時間 21時間(5:00~翌2:00)
関門 6ヶ所 ←1か所追加され実際は7か所だった
RACE INFO | 奥信濃100 (okushinano100.com)

プロフィール

制限時間割とギリギリながらもゴールできたので、今後走る方がいれば
このスペックでも完走できるのかという勇気づけ(?)になれば…。

・30代前半、女
・ラン歴:大学時代2,3年趣味で走る(フルマラソンに数回出るも4時間半
切れず)→社会人になりラン中断。再び走り始めて丸2年
・トレラン歴:こちらも丸2年。本格的な登山経験はほぼなし(学生時代に富士山登頂1回、六甲連山縦走1回のみ)
・月間走行距離:平均100km 
・レース記録:これまでの最高距離70km(2023伊豆トレイルジャーニーITJ)
フルぎりぎりサブ4、ハーフ1時間45分

普段の練習(レース1週間前まで)

月によって70km~140kmほどと幅があるものの、プロフィールに記載のとおり月間走行距離はならすと100kmほど。100kmのトレランレースに初挑戦する者としてはあまりに少ない走行距離だったと反省している。
逆に少ない走行距離ながらも今回完走に繋がったなと思うのは、下記のトレーニング。
・月1.2回のトレラン
低山往復+余裕があればロード走も組み合わせてソロ練を実施。低山であっても実際の山を登ることで経験値がアップし、本番も多少のことには動じなくなった点がよかった。本当は誰かと練習したかったが、気軽に山に一緒に行ける人がいないためずっと一人だった。

・10kmペース走(キロ5分切るくらい)
レース2~1か月前に数回、自分より速い人にひいてもらいペース走もどきを行った。急登だと嫌でも心拍が160台になるので、平地で同じ心拍数の状態を何度も経験できたことが本番にも生きたと思う。

・プランク、腹筋
体幹が安定した。プランクは諏訪通久さんの著書「サブ2.5医師が教えるマラソン自己ベスト最速達成メソッド」で紹介されていた5種類をそのまま。と言っても毎日できないので、思い出したようにたまに実施。地道に毎日出来ればもっと強くなれるんだろうなと思いつつ、やらないよりは…と。
腹筋はYoutubeで「トレラン 筋トレ」だかで検索してたまたま出てきたMELOSのチャンネルを参考に。出演されている女性がトレランの有名大会で入賞しているような強強&かっこよくて綺麗な人で、眼福かつやる気アップするのでおすすめ。

レース1週間前~前日まで

過ごし方

普段から胃腸の働きを強化すべくエビオス錠を飲んでいるが、飲み忘れも多いので1週間前からはなるべく毎日飲むよう注意した。
本番5日前に、レース前最後の飲み会でたっぷり飲めるのも最後♪という意識から、終電を逃すまで飲んでしまう痛恨のミス…。
その後は4日間カフェイン断ち&禁酒と思っていたが、失敗。
お酒は前日まで飲んでしまい(量としてはビール1L/日以下)、カフェインも3日間摂取しなかったものの、前日の車移動中、同行者のコーヒーが美味しそうと安直に分けてもらい200mlほど飲む(午後早い時間帯)。
結果から言うと、アルコールは体感的には影響なしだった(きっと見えないところでパフォーマンス低下を招いているのだろうが…)が、前日のカフェイン摂取は甚大な影響をもたらした。
当日3時起きということで、19時台に布団に入ったにも関わらず翌日1時頃まで一睡もできず。多少緊張もあったと思うがここまで眠れなかったのは明らかにコーヒーのせいだなと。カフェイン断ちからのカフェイン摂取、大変によく効くことがわかってしまったレース前日、というか入眠できたのはもうレース当日。

前日受付

奥信濃100の100km部門は前日受付が必須。
金曜日の午後、スタートゴール地点となる長野県木島平のスキー場「ロマンスの神様」へ。
スキー場の斜面中腹に受付会場が設営されていて素晴らしい景色!
必携品チェックを受け出店ブースを見て回る。
ニューハレのテープブースは現地で購入or持込でテーピングをしてもらえるらしい。今回は膝テーピングしか考えていなかったのでお邪魔する勇気なくだったが、お風呂に入っても剝がれないそうなので気になる。
かっこいい文字が書かれた白地の布に、出場者が寄せ書きをしていたので自分も。漢字を読む順番含め、何と読むのだろうと思っていたら「任運騰騰」(にんぬんとうとう)と言うらしい。うんじゃなくてぬんだった。
その後寄った道の駅でも2023年のものが展示されていて、とてもかっこよかった。


前日、受付会場から見た夕焼け

夜ごはんは17時台に宿泊地近くのラーメン屋さんで鳥白湯ラーメンと卵かけご飯、瓶ビールを半分ほど。前日のご飯としてはベストではないなと思いつつ好物を食べられて大満足。メンタル的には良かった。
宿泊地はスタート会場から車で30分ほどと少し離れた場所だったが、やはり出場者らしき方がちらほら。3時起きなので当然宿の朝ごはんは食べられないが、出場者へは朝の出発前にバナナと野菜ジュースを渡してくださるという素敵なサービスが。

宿には大浴場もあり、さっぱりしたところで体中に擦れ防止のワセリンを塗りたくる。靴下と触れる部分、内股、二の腕周辺は特に入念に行った。擦れトラブルはなかったので効いたようだ。
おなかもいっぱいで20時前にさあ就寝。とここまではばっちりなタイムスケジュールだったものの、眠れず翌日1時を迎えたのは前述のとおり。
使ったことがないので詳しくないが、薬局で買えるような睡眠薬を持っておくことも大切だなあと悶々と考えた夜となった。

レース当日

3時起床。普段から目覚まし一発で起きられるので、この日も難なく起床。2時間しか眠れていないという事実はあるものの、もうどうしようもないので気にしないことにする。

朝ごはんはやや小さめの切り餅3つ(1つ220kcal位)をタッパに入れて、ダシダスープの素を投入し水をひたひたになるくらい入れてレンジで500w3分。
つい先日読んだ雑誌「RUN+TRAIL」のコラムで餅がロングレースのトイレ対策(尿意を抑える)に効くと書いてあるのを読み、これは良い!と実践。
レースを振り返ってみて、5時間弱行かずに済んだので効果抜群だった。フルマラソンでもトレイルランでも、これからはレース前朝ごはんは餅にする、と心に決めた。

車で30分ほどでスタート会場へ。同行者に運転してもらう間、車内のライトを細々と照らしよく見えない中で化粧&日焼け止め塗り&虫よけスプレー。
虫よけスプレーはこの時と、27kmのデポバック置き場でも噴射したが、それでもレース中気が付かない間にブヨに計34か所も嚙まれていた。太ももの裏が20か所以上と特にひどくて、確かに太ももの裏あまり噴射した記憶がないなと。来年以降出場される方は、ブヨ対策をしっかりとされることをオススメする。

話は戻り、4時過ぎにスタート付近についたが真隣りの駐車場はもう一杯ということでスタート地点から1.2kmほど登った駐車場に駐車。ちなみにこの駐車場、男性トイレは使用できたものの、女性トイレは鍵がかかっていて使用不可だった。たまたまだったのかは謎だが、鍵がかかっているのは中に誰かいるせい、と思って数分待ってしまった。
スタート地点のトイレは女性2、男女兼用1(こちらもスタート前は女性が使用していた)、男性7、8くらい?で女性は数分待てば入れたが男性側は数十人の長蛇の列だった。

いよいよレース、始まりのときを今か今かと待つ。最初からゲレンデの登りなので、私レベルのランナーだと走ることは考えられない。歩いて登っていい準備運動になるな、くらいだった。
正直スタートしてからは記憶が飛び飛びで、写真や動画を見返してそういえばここは、と思い出す部分も多々あるのだが、印象的だった場面中心に振り返りたい。


https://okushinano100.com/coursemap/100km_map2024.pdf

スタート直後~13km A1エイドどんぐりの森

ウインタースポーツが苦手なのでそもそもスキー場にあまり縁がない(リフトにうまく乗れずに止めてしまった記憶があるくらい)自分だが、初夏のスキー場ゲレンデを走れる(歩ける)ことにはワクワクしたし、スタートしょっぱなから素晴らしい経験だった。このゲレンデを上り下りできただけでもこの大会に出て良かったと思う。
A1エイドどんぐりの森までは、登りは歩き平坦と下りはキロ7分弱で走りを繰り返す。
トイレが激混と去年出場された方が書いていたので、スルーの覚悟でいたがやはり混んでいた。スタート地点と異なりこちらは女性の方が長蛇の列(10人以上)。
水がけっこう減っていたので1.5L(500ml×3)を満タンにして出発。焦っていたのか食べ物の補給を忘れていたことに後から気づきかわりにジェルを1つ摂取する。

13km A1エイドどんぐりの森~27km デポバック地点

20km地点からいよいよ高社山の登り。高低図を見るからにきつそう。
ポールワークに慣れていない&下手なのでこれまでザックにしまいっぱなしで、正直この高社山も使うか当日まで悩んでいた。
しかし、色んな人の「使った方が絶対いい」「なければ完走できなかった」コメントを見聞きしていたのと、当日も急登スタート地点を目前に前の人達全員ポールを握っていたので自分も使用することを決意。
下手なりに登りは役に立った。次回再び100km以上のトレイルに挑戦することがあれば、その時はポールワークの講習に行ったり動画で研究するなどして上達して本番を迎えたい。
下りもきつかったが、ゲレンデ?を見下ろす写真の箇所は絶景だった。
そして27kmデポバック地点へ。誤算だったのが、エイドが併設されていて水補給が出来ると勝手に思い込んでいたこと。あくまでデポバックが置ける地点であり、エイドではないんだな。こういう細かい部分をレース前にしっかりとチェックしておかないとなあ、詰めが甘いなあと反省。
幸い前述の13km地点で1.5L補給していたので予備フラスクの水を追加して、デポバックに入れていたバナナをむしゃむしゃ食べて出発。


素晴らしい景色!

27kmデポバック地点~33kmA2糖千エイド

記憶が全然なく、写真も残っていないが割かし走りやすい快適なコースだったような気がする。
糖千エイドはメイン補給でしゃり玉を4つ。小ぶりなサイズでラップで握られていて食べやすくてありがたい。これ選手の人数分作るの本当に大変だっただろうなあと。

33kmA2糖千エイド~48kmA3カヤノ平エイド

レース2日後にこのレポートを書いていて、人間本当に辛かったことすぐ忘れるんだなーと思うのが,10km近く登りっぱなしのこのキツかったはずの区間の記憶がほぼないこと。
登る道を脇を流れる小川とシダ?の景観が素晴らしく、そこからのひんやりとした空気のまあ気持ちいいことは鮮明に思い出せるのに、永遠続く沢沿いの登りのキツさが何故だか思い出せない。ポール苦手マンは使わずに登ってしまったが、上手に使える人は使った方が良いのだろうなと。
この区間で睡眠2時間の代償で睡魔がかま首をもたげたが、急な下りでずるずるっと滑り、その後ほどなくすぐ前の人が平坦な道で転びすっかり目が覚めた。これ以降眠気が来ることはなし。
カヤノ平エイドは48kmと58kmでそれぞれ通過するが、反対側を通るような形でエイドも違うものが出る。よく考えられているな~と。
長野名産の野沢菜がとにかく美味しかった。ほどよく塩味もあり、ぱくぱく補給できて最高だった。
カヤノ平エイド2つは私設エイドが可能で、同行者がキャンプベンチを設営して待っていてくれる。暑かったのでフラスクに冷たい氷を入れてもらえるのが本当にありがたい。

近づくと、ひんやりとした空気が気持ち良い


48kmA3カヤノ平エイド~58kmA4カヤノ平エイド

この大会のボーナストラックらしい。納得。ブナの大木に見守られながら気持ちよく走ることができる。ふと顔を上げたときに木々の葉の間から太陽が差し込んで本当に綺麗。

ブナの大木。

58kmA4カヤノ平エイド~72kmA5糖千エイド

この区間はずっと下り基調。川の上の石を渡るのもこのゾーン。写真には見ていたので覚悟はしていたがいざ渡るとなると数十km走ってきた脚はふんばりがきかず怖い。川の前後でボランティアの方が見守ってくださっていてありがたかった。
これまで走った最長距離が70km(2023伊豆トレイルジャーニーITJ)だったので70kmを越えたとき、「ここからは一歩一歩最長記録が更新されるんだ!」と気持ちが奮い立った。
A2糖千エイドでは豚汁をいただく。レース前一番楽しみにしていたエイドだったので嬉しい。おかわりもOKという太っ腹。
日が落ちたのでエイドの方からもライト装着が呼びかけられる。

70kmを通過する(本当はもう少し先だった)。ここからは未経験の距離だ

72kmA5糖千エイド~84kmA6エイドケヤキの森

最初車道を登っていくのだが前後誰もおらず、心細かった。暗闇で一人になると気持ちが引き締まる。
そしてこの区間、少し気持ち悪い気がした。これが胃腸トラブルの前兆か~と怯えながらも過度に気にしないことにする。しばらく固形物は摂取せず、気持ち程度だが胃を休めた。幸いにして悪化はなく気持ちの悪さも数km歩くと収まってくれた。
そして林道をひたすら登り。90kmを通過して下ってくる人達とたくさんすれ違う。下りということもありガッツリ走っている人も多くて速いなあ、強いなあと感嘆。「ナイスラン~」と声を掛けながら一歩一歩登った。
75kmあたりから下りに入るが、脚が痛くて思うように走れないので腕を大きく振って競歩に近いすり足でなるべく速く下ることを意識する。ダイエットに勤しむウォーキング中のおばさまのイメージで。
普通に歩くと1km13分くらいかかるが、この"おばさま走り”(もはや歩き)は1km9分~10分くらいで進めたので良かった。
A6エイドではカヤノ平から移動してきてくれた同行者が、リクエストしたなべ焼きうどんを作ってくれる。日が落ちて寒くなってきて、「あたたかいものが食べたい」という唐突な無茶ぶりに応えてくれた。たまたま車にキャンプ用のガスコンロとボンベが積載されていたというラッキー。
同行者もしかり、大会ボランティアの方もしかり、長時間しかも深夜まで様々なサポートをしてくださって泣きそうなくらい有難かったし優しさが身に沁みた。
けっこうゆっくり滞在してしまったが、最悪歩き通しでも次のエイドに間に合う時間に出発、、したはずだったが次の区間で勘違いもあってドタバタすることになる。

84kmA6エイドケヤキの森~95kmA7糖千エイド

登り一回、下り一回のこの区間。人もまばらで一人ぼっちで延々と林道を進む。レースを通して一番苦しかった区間かもしれない。
そしてこの区間で焦ったのがGPS上では91.6kmとなっている箇所でようやく90kmの看板を通過したこと。この1.6kmの差は関門締切時刻に追われる者としてはとてつもなく大きい。
登りを走れる訳もなくちんたらちんたら歩いていたので1km13~14分かかっている。まもなくやってくる下りを先ほどのおば歩きで下ったとすると1km10分。0時半の95kmA7糖千の関門に間に合わないのでは……。
ここまで来て残り5kmで関門で引っかかるのは絶対に嫌だと思った。下りを1km8分位で進めばぎりぎり間に合う。
下りはとにかく全力で走った。全力で走っても1km7分台だったのは滑稽だが3,4kmくらいずっと走った。誰かを抜かす際も、あと少し頑張りましょうの気持ちを込めてなるべく「ナイスラン」と声掛けをする。
ようやく糖千エイドの明かりが見えた。なんとか間に合いそうとホッとして時計を見る。あれ、関門時刻まで30分近く余裕がある。嬉しいけれど拍子抜けした。やはり90kmの看板の位置はずれていたような。この関門さえぬければ5kmで1時間半と余裕があるのでもうトラブルに見舞われなければゴールは間違いない。

95kmA7糖千エイド~100kmゴールへ

細かい登りや下りがあるのだがこの5kmがまた長い。
レース中ここまでは出場者の人としっかり会話することはなかったが、残り1,2kmあたりから同じペースの男性と言葉を交わす。聞くと数回100kmのトレイルレースを完走して、来年は旧UTMFのFUJI(160km)への出走を考えているらしい。KAI(70km)に出場した際に見た、FUJIの人達のゼッケンがみなしわくちゃでかっこいいという話がとても印象的だった。
自分もこの奥信濃100を完走できるとちょうど3レースでITRAポイントが10ポイント貯まることは意識していた。性格的に100マイル挑戦したくなるのかなとと思っていたが、100kmでとてもとてもご馳走様ですもう満腹ですの状態だ。
話すうちにいよいよゲレンデの登りまで帰ってくる。ここからはまた一人で最後の道を踏むしめながら登る。斜度が凄まじく感じる。最後の最後にこの急斜面、なんてコースだ。
同行者がゴール前で待っていてくれて、「最後ー!」と声掛けしてくれる。
黒いゲートをくぐると出迎えの人達がたくさんいてハイタッチ。やったーゴールと思いきや本当のゴールはその先の青いゲートだった。万感の思いを込めて両手をあげる。
制限時刻まで1時間を切っており、20時間台半ばでのゴールとなった。

ゴール後~後日1週間

ゴールしてすぐの箇所に「FINISHERS' PORTRAITS」のブースがあった。SNSでみてかっこいいな、完走した記念に取りたいなと思っていたが10人以上並んでいたので早く宿に帰りたいの気持ちが勝ってしまい断念。
宿にたどり着いてひとまずビール。ごくごく美味しく飲めたので胃腸はそこまでやられなかったようだ。
ここにきてブヨの噛み跡がようやく気になってくる。30か所以上噛まれているのに全く気付かなかった。
翌朝からはやはり筋肉痛が醜かった。一歩一歩が恐ろしく遅い。宿や帰宅途中のSAで同じレースに出たらしき方々を見かけたが、皆さん割としっかり歩いていて、トレイルランナー恐るべしと。100kmでびっこひきひき歩いているようではまだまだなのかもしれない。
レース翌日の日曜日は、帰宅して酒を飲んでいたら熱が出てきたので氷枕と保冷材で頭とブヨの噛み跡を冷やしながら就寝。幸い熱は一晩で引いた。

レースから1週間たち筋肉痛も癒えて、残るはブヨの噛み跡だけである。念のため皮膚科に行って女医さんに太ももを見せたところ、「あら~」とびっくりされた。足首をやられる人が多いのでこの太ももは何事かと思ったらしい。

この週末からまたランニングが再開できそうだ。しかし、トレイルランはしばらく休憩しようかなと思っている。自分が100kmも走れたことに、そして苦しかったこと含めてその過程を楽しめたことに満足したからだ。
また次は100kmをもっと速く走りたいだとか、100マイルに挑戦したいだとか思う日が来るのかもしれないが、その日を楽しみに待ちたいと思う。
そして、同行者も自分も木島平が大変に気に入りまた必ず来たいね、と話した。私は次は奥信濃100の大会にボランティアとして参加したいと思ったが、同行者は住みたいと思ったそうな。仕事どうするんだ問題はあるけれど確かに住みたい。

再会を楽しみにしている。ありがとう奥信濃100。




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