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40代後半女性の魅力ない職務経歴書を2年間かけてアップデートするためにやった4つのこと

先日「40代後半女性の転職活動は本当に厳しいのか」という記事を書かせていただきました。

実際には厳しいかもしれないけど、無謀なチャレンジでは全くありません。輝かしい学歴や職歴があるわけではない私でもキャリアも年収もアップする形で転職ができました。
ただ、輝かしい学歴や職歴がないのに、なぜ転職ができたのか。それは、少しでも職務経歴書が輝くように2年かけてアップデートしたからかなと思います。私の場合2年かかりましたが、通常であれば半年くらいでアップデートが可能かと思います。

そこで、今回は私が実際に行った魅力のない職務経歴書を2年かけてアップデートしたその活動をご紹介したいと思います。
内容は大きく分けて4つあります。

・職務経歴書の中で人事が魅力を感じる部分をアップデートする
・学歴をアップデートする
・既存年収をアップデートする
・英語学習に投資する

1つづ簡単に解説したいと思います。

1. 職務経歴書の中で、自分では気づかない人事が魅力を感じる部分をアップデートする


これは、転職活動をした際にエージェント登録して気づいたことなのですが、自分の中で推しの職歴は採用担当者にとっては魅力ではなく、「え?そこ?」という職歴が魅力に思われていることに気づきました。これは、エージェントに登録しなければ全く気づかなかったことで、自分の思い込みで作った「魅力ある職務経歴書」では多分どこも採用されなかったと思います。
いくつかの会社から「この職歴に興味ある」と言われたので、全く自分で推していなかった部分を3倍くらいの内容にアップデートしました。何件か面接したり、エージェントのコンサルタントと話して、過去のどの経歴に食いついてくるかを、よく分析しながら面接を受けると良さそうです。

2、学歴をアップデートする


これはすでにご自身で満足されている学歴をお持ちの方はスルーしてください。何となく自分の学歴に自信がない方のみ参考にして頂けましたら。

私は、高校時代遊びすぎてしまったため、進学校にも関わらず地方の短大にしか進学できず、そこに甘んじました。しかしこの決断に30年近くずっと後悔を抱いていました。この後悔は地方の短大に進学した、ということではなく、落ちこぼれだった私でも入学できた短大でまた遊んでしまい何一つ学ばなかったということです。もう一度学びたい、という思いでコロナ禍中に何もできなかったタイミングで海外の大学にオンライン生という形で入学しました。これは人生で1番の一大決心だったと思います。それなりに金額も張りますので。しかしこの投資を絶対リカバリーするという思いで、この2年間は毎日最低でも4~5時間は学習しました。
なぜ日本の大学院ではなく、海外の大学院にしたかというと、海外の方が短大卒でも入学できる大学院があったから、というだけの理由です。2年後、MBAを取得してこのMBAという資格が就活に有利になったという手応えはありませんが、目標に向けて子育てしながら、仕事しながらMBAを取得したという努力ができる人材であるという、「努力マネージメント力」は評価されたという手応えはあります。

3、既存年収をアップする


転職するなら年収をアップさせたい、思う方は多いと思います。
それには、自分がその年収をもらうだけの価値がある人材である必要があり、既存の年収が低いと、その価値を見出してもらえないと感じました。
そこで、2年間のうちの最後の1年は、とにかく年収を限界までアップするということに注力しました。普通に会社員してたら、どんなに頑張っても年収が数百万急にアップすることは不可能です。
私の場合は、幸いにもIT業界にいて、複業ブームだったこともあり、とにかく複業で働きまくりました。さまざまな実績を作ってそれを職務経歴書に追加したいという思いもありました。
結果、自分が転職するならこれ以上は欲しいという金額までラスト1年で稼ぎ出したことで、年収交渉がスムーズにいきました。ただ、このラスト1年は尋常ない働き方をしたので、持続性は全くありません。短期的な施策です。

4、英語学習に投資する
転職活動当初は日経のSaaS企業への転職を希望していましたが、心の片隅で外資系ITに行きたいという思いは捨てきれませんでした。ですので、万が一外資系ITをエージェントに紹介された時用に、1日3時間英語学習を続けました。これは面接で「英語のコミュニケーションは大丈夫ですか?」と聞かれた時に迷いなく「毎日3時間学習してますので大丈夫だと思います」と伝えるためです。大丈夫です、という自信はなかったので、3時間学習という努力を私はしてますからチャレンジさせてください、というメッセージを込めています。実際に今野仕事の半分は英語、週1で英語の会議をしていますが、えいや!のマインドで何とか乗り切れています。

以上が具体的に私が2年間かけて行った内容です。
全てにおいて中途半端な人生やキャリアだったので、アップデートするのにここまで時間が掛かってしまいましたが、皆さんそれぞれ置かれているバックグランドが異なると思いますので、気になる部分をピックアップして参考になれば幸いです。


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