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AIの普及と学校教育の価値

AIに仕事奪われる、なんて言っている場合ではないですよね。
たぶん本当に、自分のやるべきことを見つけないと、あっという間に世界に置いていかれます。


自己紹介

こんにちは。ちゃま先生です。
11年間、公立の学校で働いていました。
2024年の3月に退職し、現在はOLをやっています。
先生やっていた頃は、政治・経済を教えたり、水泳部の顧問をしたりしていました。

このnoteでは、日々の愚痴も含めてちゃま先生が日々感じでいたことをつらつらと投稿しています。過去の記事もありますが、そのままにしてあります。
現在は、ホームページ(https://chama-dx.com/)にて、先生たちの業務削減のためのナレッジや、公民科に関する情報を発信中。
少しでも皆さんの負担が軽くなり、先生たちと子どもたちの笑顔いっぱいの教育界になりますように。


学校教育にもAIが活用される

ChatGPTの勢いは恐ろしい。危機感を抱えている職種の人は多いだろう。私もその1人である。ただ、教育界はその危機を感じているだろうか?

実は、もうすぐ定期考査期間である。

ChatGPTに問題作成を頼んでみた。
指示の仕方を工夫すればもっといい問題になりそう。怖い。
私たちの問題作成の労力がどんどん減っていく・・・すごい。

ただ一方で、こんな問いに直面する。
「学校教育では何を教えるべきなのか?」
「教師の価値ってなんだろう?」

この先、学校教育では何を教えるべきなのでしょうか。


メディアリテラシーとデジタルデバイド

メディアリテラシーという言葉は、学校教育ではよく聞くようになりました。AI時代にはその先の能力が求められるのでしょうか。
これまでは、ICTやインターネットを使うことの危険性が、なんとなく認識されていました。どういう危険があるのか、ではこういうことを教えておこう。という具合に。
個人情報の問題、ハッキングの危険性、依存症の問題など。多岐にわたって学校は「インターネットとの付き合い方」という大きなテーマで教育に向き合ってきました。
これからは・・・・・・???

どんな時代になるのか想像がつきません。
何を教えたら良いのか検討がつきません。
教えることの価値はもはや薄れ、共に学ぶ時代に入っているのは実感しています。

そして一方で、急速なデジタルデバイドが進んでいることも。
経済力の差はそのままデバイスの保有率に反映されます。
スマホ持ってない、は生徒ならまだ一定数います。
PCないはGIGAで解消されつつありますが、インターネット環境はすごい格差あり。
お金のある家庭は複数台のデバイスがあるのが当たり前です。

私は比較的裕福な家庭で育ちましたし、父がPCのエンジニアだったので、初期のPCもあり、幼稚園のころから、「壊れてもいいよ」と言われて遣わせてもらっていたお下がりPCがありました。ペンタブなどでイラスト描いて年賀状作ったり、小学生の頃は独学でHTMLベタ打ちでHP作成とかしてました。FTPとか当時の方が使いこなしてたなあ(笑)
そういう環境で育った子と、そいうじゃない子と・・・親のスキルも関係ありそう。Pythonを学校で教える時代ですが、大人がまだまだできないのにね。

さて、私たちの役割とは。

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