見出し画像

幻聴と喧嘩してみた


こんにちは!ちゃまです!
今回は統合失調症当事者にはあまり推奨できる方法ではありませんが、新たな発見があったので共有します。僕は幻聴があまりにもうるさかったため、幻聴と喧嘩してみました。具体的には、自分の意見を声に出し、幻聴の主張に反論する形で対話を試みました。このような方法は、幻聴と向き合うことで内なる葛藤を整理するための一つの手段として行いました。ただし、場合によっては幻聴に引きずられるリスクもあるため、安定した状態のときにのみ試みるべきです。


喧嘩のルール:ChatGPTが判定役

幻聴と喧嘩をするにあたり、僕は以下のルールを決めました。

  1. 幻聴が何か主張してきた場合、僕がそれに対して自分の意見を述べる。

  2. その意見が正しいかどうかをChatGPTに判定してもらう。

実際の例を一つ紹介します。


実例:幻聴と「エロい妄想」についての対話

あるとき、幻聴が「エロい妄想をするなんてキモい」と言ってきました。
それに対し、僕は「エロい妄想をするのは生物学的に自然なことだ」と反論しました。そしてChatGPTにどちらが正しいか尋ねました。

ChatGPTの回答(要約):
エロい妄想をするのは生物学的にも心理学的にも自然なことであり、健全な人間の反応の一部です。それを「キモい」と否定的に評価する幻聴は、あなたの中に潜む自己批判や羞恥心を反映している可能性があります。


ChatGPTのサポートで気づいたこと

このようにChatGPTは僕の主張を支持してくれました。幻聴との喧嘩では今のところ僕が全勝です。この過程を通じて気づいたのは、幻聴が言ってくることは合理的でも論理的でもないことが多いという点です。それに対して、自分の理性を信じ、客観的な視点を持つことが非常に重要だと思いました。


幻聴との喧嘩を通じて得た教訓

幻聴と喧嘩をすることで、次のような発見がありました。

  1. 幻聴の主張を受け流す力がついた
    喧嘩を通じて幻聴が必ずしも正しいわけではないと確認できたため、以前より幻聴を気にしなくなりました。

  2. 自分の理性を強化する
    幻聴が言うことを冷静に分析し、自分の意見を論理的に述べることで、理性を育む機会になりました。

  3. 感情の整理ができた
    幻聴に対する反論を声に出すことで、自分の中にある感情や思考を整理する手助けになりました。


注意点

この方法はあくまで僕個人の経験であり、必ずしも全ての統合失調症当事者に適しているわけではありません。むしろ幻聴に引きずられるリスクもあるため、症状が穏やかなときにのみ試みるべきです。基本的には幻聴を無視するか、優しく受け流す方が安全です。


最後に

幻聴は時に厳しく、時に理不尽ですが、それに対抗する理性を鍛えることで向き合う道も見えてきます。もし幻聴に悩まされている方がいれば、自分自身の理性と対話することを大切にしてほしいです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!