7.休職してから初めて友人と会う
次のアルバイト先が決まってから、大学時代の友人と遊ぶことになりました。
遊ぶと言っても、ひたすら目的を決めずに歩く。
歩きながら、お互いの現状報告をしました。
大学時代は1番仲が良かった
その友人とは、大学時代に同じ授業を取ったり、4年間同じゼミであったりと一緒に過ごす時間が長かったです。
その友人を通じて新しい友人ができたり、何回も一緒にお酒を飲みに行く関係でした。
お酒を飲みすぎて、駅の前でふたりで座り込み、眠ってしまったこともあります。
そんな、大学時代の大切な思い出がたくさんありました。
友人の前で弱った姿を見せられない
その友人の前では、弱った姿を見せられないと思っていました。
車の免許合宿に行った際に、実習中に私が教官に詰められて泣いてしまった時、引いた顔をしていました。
話しはせず、自室に戻り、コンビニで買ってきてくれたお菓子を無言で渡してくれました。
それが、彼女なりの優しさだったのだと思います。
しかし、私は話を聞いてほしかった。
励ましてほしいと思ってしまいました。
そういうことを求める相手ではないのだと、その時思いました。
適応障害になったことを明るく告げる
友人と歩きながら、現状報告した際に、適応障害になって休職してからのことを、なるべく笑える話にしながら告げました。
そしたら、友人が「自分は明るい病み方しかしていなくて、病名がつく感じではないから、まだマシなんだな」と言っていました。
私は、その言葉に傷つきました。
友人にとっては何気ない言葉だったと思います。
しかし、私はマウントを取られているような気がしてしまったのです。
今までもそのような発言があったので、自分が調子が良くて、元気で、そんな言葉も笑って受け流せる時にしか会えないなと思いました。
大好きで大切な友人ですが、それ以降、現在も会えていません。
病気を乗り越えて強くなってやる
適応障害になって、とても辛かったけど、それを乗り越えたら自分の強みになるはず。
辛い経験は、人を強くするはず。
そう思って、自分で自分を励ましました。
つづく