子どもの可能性を伸ばす十か条【子どもは社会からの預かりもの】
学生時代、球技は好きでしたがラケット競技はすこぶる苦手だった半澤光希です。
小学生の頃、図書館にあったたくさんの偉人の伝記(漫画)を読んで影響を受けてきました。
現在も世の中のさまざまな分野で結果をつくられている方の人生や考え方からたくさんのことを学び自分の仕事や人生、子育てに生かしています。
子育てからも学ぶことが本当に多くて、日々自分自身が子育てを通じて成長させてもらっているなと感じています。
世の中で結果つくっている方の親御さんからも学ぶことが多く、タイガー・ウッズやマーク・ザッカーバーグなど親御さんのエピソードが有名な方も多いですね。
そんな中で、今日は元女子プロテニスプレーヤーの杉山愛さんの母である杉山芙沙子さんの言葉を取り上げたいと思います。
ちなみに杉山愛さんは、グランドスラム女子ダブルスで3度の優勝を果たしていて、その偉大な記録は未だ日本人には破られていません。
杉山愛さんの活躍の影には母であり、コーチであった杉山芙沙子さんの存在がありました。
そんな杉山芙沙子さんがご自身の子育ての経験とアスリートを育てた経験を元に、「子どもの可能性を伸ばす十か条」としてまとめたのが下記の内容です。
子どもの可能性を伸ばす十か条
1、互いを尊重し合うことの大切さ
2、求められていることの大切さ
3、「気づく」ことの大切さ
4、「目標を持って続けること」の大切さ
5、「正しい答え」は一つではないことの大切さ
6、「絶対評価」であることの大切さ
7、なんでも「楽しく」してしまうことの大切さ
8、「励ます」ことの大切さ
9、「ほめる」ことの大切さ
10、「待つ、そして学び続ける」ことの大切さ
杉山芙沙子
杉山芙沙子さんは、一番のベースとして
子どもは社会からの預かりものであり、社会に役立つ一人の人間として成長するまで親が子どもに寄り添いながら一緒に育つことがミッション
と考えられているとのことです。
子育てにおいて僕が大切にしていること
この十か条を見ると、どれも本当に大切なことだと感じます。
と同時に、大切だとわかっていることと、それを実践することは大きく違うということも切に思います。
僕自身も特に
・「目標を持って続けること」の大切さ
・「正しい答え」は一つではないことの大切さ
を意識して子どもと関わるようにしています。
特に意識しなければいけないのは、親の正しさを押し付けていないかということです。
ついつい、
・自分の子どもの頃はこうだった。
・世の中ではこれが良いと言われている。
など、自分が正解と思うことを押し付けてしまいがちです。
ただ、これをされたらとても窮屈です。
僕自身の両親を振り返るとこの点において本当に大尊敬です。
僕が好きなことやチャレンジすることを否定することなく、本当に大きな器で見守ってくれていたなと思います。
僕が起業する際にも、内心は反対の気持ちや心配する気持ちがたくさんあったと思いますが、
僕が選んだことだからと広い心で見守っていてくれました。
なかなかできることではないなと子育てする今になって本当に思います。
そんな両親から受けてきた愛情と同様に、僕自身の子供たちが僕の理解を越えた選択や新たなチャレンジをしようと悩んでいる時には、
自分が理解ができなかったとしても背中を押してやれるような大きな大人でありたいなと思っています。
大人こそ大切
「子どもの可能性を伸ばす十か条」というタイトルではありますが、これは大人にも同様に当てはまると思います。
僕は経営者の育成にも力を尽くしていますが、経営者に限らず全ての大人にとってもこの十か条はとても大切です。
育てるためにというよりも、まずは自分自身がこの十か条を大切に生きているかを振り返るところからスタートかなと感じました。
小学生や中学生の頃には大切にしていたけれど、大人になるにつれていろんな制限や枠ができて忘れてしまっていること、大事にしていないことなどもあるのではないでしょうか。
杉山芙沙子さんは
社会に役立つ一人の人間として成長するまで親が子どもに寄り添いながら一緒に育つこと
と言われていますが、これは大人こそ自分ごとで捉えることが大事だと思いました。
子どもの成長スピードを見ると、いつも驚かされますが、親もそれと同じ角度で成長してるぞと胸を張れるような毎日を送りたいですね。
お読みいただきありがとうございます。