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ビジネス本にさようなら

子供の頃、図書室が大好きだった。 図書袋と呼んでいた、分厚いビニールの袋に、マジックで母が書いてくれる、堂々とした名前のバランスも気に入っていた。 昼休みと6時間目が終わった後は、図書室で制限時間ギリギリまで、色んな本を夢中で読んだものだ。 伝記、日本の歴史も大好きで、中でも淀君がお気に入りだった。 その頃から「意志のある女性」に惹かれていたんだな、と改めて思う。 毎日のように貸出上限の数を借りる私の図書袋はすぐにボロボロになったから、何度も母は名前を書くはめになった