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ぬるま湯はいつか冷める【マインド】

カウンセリング期を過ぎ、コーチング期に入った私に、師匠は「ぬるま湯にもどりなさんなよ」とおっしゃいました。


3つの段階(フェーズ)


誰かに寄り添い、コーチングをする時、クライアントには3つのフェーズ(段階)があると言われています。カウンセリング期、コーチング期、コンサルティング期です。今日はこの中の2つのお話です。


最初の段階(カウンセリング期)


感情的にいろいろクリアになっていない人、世の中や他人を恨んでいたり、自分を思い切り責めていたりする人は、心の中に癒されていないものがあります。

その人が抱えているマインドブロックを外し、自分ひとりで歩き出すまでは、カウンセリング期です。とことんその人に寄り添い、安心してもらい、自分で心の傷をいやしてもらいます。

カウンセリング期は、クライアントが自分自身に辛く当たっている時期なので、悩みのもとを一緒に取り除く作業になります。

私は、師匠 松下恵さん に、このカウンセリング期を寄り添っていただきました。期間については人によると思いますが、ここ2年ほどでようやくカウンセリング期を卒業できたと思います。

松下恵さん


それまでの長い人生、自分を責め、いじめてきたので、徹底的な安心感をいただきながら、その自分の特性の「元」になったマインドブロックなどをとことん外していきました。

その作業は、自分しかできないことです。ニガテだと思っていた親族との心のわだかまりを解いたりする作業は自分でします。それにはちょっとした勇気と気合が必要でした。

ただ、その間、いつでもそこにいて安心感を与えてくださった師匠の存在は絶大でした。


次の段階(コーチング期)の前に


カウンセリング期の終わりの印は、

「他責(たせき)思考」=世の中や、周りの誰かのせいにすること
がなくなった時

もしくは、「自分責め」=自分がやることを罰する心
をやめ、「間違っても、失敗しても、どんな自分でもOK」
となった時

です。

この時期は、何をしていても心は平穏で、どんな状態でも幸せを感じられます。


それまでなら、自分で自分に辛く当たりながら、他人に助けを求めていました。「私は悪い。でも、そうじゃないと、誰か言って・・・」そんな悲痛な矛盾を抱えていました。

それが、他の誰かを必要とせず、自分で自分とともに穏やかにいることができるのです。

これまで自分自身に辛く当たっていたひとは、心地よい暖かさに包まれることでしょう。

今まで辛かった分、しばらくこの生暖かい安心感の中にいることも必要です。十分に自分を癒してください。


次の段階(コーチング期)


自分で自分を罰しなくなり、自分で自分に安心感を与えられるようになったら、自然と自分から自分の人生を生きたくなります。

これが「ぬるま湯を出る」時です。

ところが、「ぬるま湯」が心地よくて、
自分で自分を生きるのがちょっと大変そうで

なかなか「ぬるま湯」から出られなくなる場合もあります。

でも、「ぬるま湯」はいつか冷めます!そこにいつまでもいても、未来は開けないのです!


「ぬるま湯」を出る


怖さの先に


先を行く人が手招きをしています。

怖さを超えて、「ぬるま湯」を出ておいで、と。

一見面倒くさそうでも、シンドそうでも、そこを超えた先に欲しい未来が待っている。

その未来が見えないから、なかなか動けない。
でも、既にそこを通った人は、それを知っているから「ぬるま湯を出ておいで」と繰り返し言ってくださるわけです。

ぬるま湯が気持ちいいと思っていても、いつかは冷めて冷たい水になるでしょう。

それよりも、そこを出て、自分が望む未来のためにシンドイことも乗り越えていかないと!



お茶会をやっています。



8月のお知らせは以下の通りです。


私自身が、40代半ばから「人生このまま終わりたくない」「でも何をどうしたらいいのかわからない」状態から

手探りでいろいろやってみて今の生活になりました。

その間、悩んできたこと、学んできたことが沢山あります。


もし今、「なんだかわからないけれど、このままではいやだ」という気持ちが少しでもおありならば、そんな方に何かヒントになるものを持ち帰っていただけたらと思い、お茶会をしています。

参加してくださった方からは、「元気が出た」「ヒントを得られた」とご好評いただいております。

インスタライブでは常連の皆様からも、「ここへ来るとホッとする」「話しの引き出しが多くて面白い」と言っていただけます。

そんな「ホッとする空間」で、「今あなたに必要な何かのヒント」を拾ってみませんか?


私に関わる全ての人に元気と勇気を!
そしてその人の変化を有形無形で応援していきます!!!

「ぬるま湯」は気持ちいいけれど、いつまでもいると冷めてくる。ある程度心を温めたら、そこを出て次に行かないとね。
ちか (2024.8.14)


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