音読のススメ
今日は、文法の学習にも役立つ、音読のススメについて書いてみたいと思います。
文法なんて、少しくらい間違ってても、コミュニケーションできればいいでしょう? という方もいらっしゃると思います。その通りです。
ただ、相手がこちらを理解する時に負担にならないように、できるだけミスは減らしたい、と思います。
文法についての私の考えは、以下の記事も是非ご参照ください。
She have dream?
音読の効果は、「あり得ない文を読むと、違和感を覚える」ことにあると思います。
上の文、どこがおかしいかお分かりになりますか?
正解は
She has a dream. もしくは
She has dreams.
She had a dream.
She had dreams.
です。
三単現の時に have が続くと、それだけで ん??? っとなって欲しいです。これは、これまでたくさん口に出して英文を読んできた中で、すごく耳慣れないからです。
ですから、ありえない文は口にせず、テキストや スクリプト(台本)にある英文を声に出して読んで欲しいのです。
何度も音読するうちに、脳と耳、そして口がそれを覚えていきます。
そして、文法に合わないものには違和感を覚えるようになります。
そして、単語に冠詞がないことにも、ムズムズして欲しいです。
音読は集中して
レッスン中、テキストを読んでいただくことがありますが、複数形や三単現のsを読み飛ばしてしまう方が少なからずいらっしゃいます。
どうしてここはsが付いているのか。
どうしてここはtheではなくてaなのか。
そういった細部にも神経を使って、理由はわからなくても、とにかく提示された英文を丁寧にその通りに何回も読むこと。
それが、自然な表現や、正しい英文法を身に付けるのにとても役立つと思います。
私に関わる全ての人に元気と勇気を!
そしてその人の変化を有形無形で応援していきます!!!
相手の言語を理解することは相手を理解することに通じると思いませんか♪
ちか (2024.1.13)