2024-25 ちゃこのVリーグ観戦記【2】
2024-25 大同生命SV.LEAGUE MEN
レギュラーシーズン 第2戦/全44戦
2024年10月13日(日)
広島県広島市:広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)
vs 東レアローズ静岡(第2戦:1勝0敗/全6対戦)
★広島サンダーズ❣️ホームゲーム
観客数:2861人←地元地上波放送がある効果もあるのか、前日より400くらい増えた!
昨日、新リーグ初戦を逆転勝利で飾った我らがサンダーズ!
課題もたくさんあるんだけど、新加入外国籍選手も活躍して、試合中尻上がりに良くなって行った感じだった。
今季、新リーグになって、外国籍選手の数も増やせるようになったし、ベテラン主力選手がチーム間を移動していることもあって、どんなチームに仕上がっているのかは会ってみなきゃわからない。
その分、サンダーズは選手の移籍もなく戦力分析はされホーダイでまる裸、である。
考えてみれば、「1番対策を前もって考えておける唯一のチーム」なのだから、苦戦は承知なのであった。昨季までは、あそこ(0-2、2セットdown)からやられることはあってもやり返す気運はなかったように思うのだ。
何が変わったのか。
こちらの1番の新ヘーキは実はハビ監督なのだよ。
さて、今日はどうだろう。
相手も敵地とはいえ、連敗はしたくないだろうし、そりゃ絡れるじゃろう、と予想する。
さぁ!試合はどうなった?
22-25
18-25
25-21
23-25
やはり、昨日と同じ轍は踏まないか。
昨日と同じくで出だしが悪く、また2セットdownからの仕切り直し。
かなり粘ったし、この粘りを最初から出してくれよ、と思った。
最後は、相手の「もう、今日はフルに付き合わん!!」という強い圧に押し切られてしまった。
スターティングメンバーは
OH:新井、カメホ→ここは基本で、坂下、将平が随時出てくる。
MB:三輪、安永→あべちゃんのリリサのみで交代はなかったなぁ。
OP:ロケ
S:前田→3セット目途中から金子。4セットは金子スタート。
L:唐川→3セット目途中から、レセプ唐川ディグ西村
ベンチ入りメンバー:坂下、山本将平、熊倉、西、金子、阿部、L西村信
VNL北九州大会で日本戦のチケットが取れなくて、日本以外の国同士の試合ばかり見てた。目の前で、世界超一流のプレーを。
強いサーブで崩すのは、世界基準。強いサーブ以外の人は狙いを正確にして、ミスは厳禁。ま、でもセッター始めほとんどの選手がスパイクサーブだったな。
日本の古めの監督はいまだに「速い攻撃」にこだわる方をお見かけするけど、トスがビュンが速い、というわけじゃないんだ。むしろそこは、アタッカーが打ちやすいように差し出されているボールな気がするくらい。
でも、テンポ、スロット、腕の振りの速さ、そのプレイヤーの好みの高さ、そして複数名の多彩な攻撃。A、B、縦B、C、ブロード、bick、これに加えて両サイド攻撃とOPのバックアタックが組み込まれる。
考えれば考えるほど、まだまだサンダーズ、道半ばって感じだよなぁ。
現在の日本のリーグでそこまで、強くて多彩なサーブが全員ってことはないけど、「打って」くるサーブが3人なのと4人の違いは大きいし、ましてやそれを5人にできるとさらに違うだろう。
拾うレセプション側がOH陣をカバーしながらLが動く必要があるのか、そうでないか、も大きい。Lもレセプを得手としてるかどうか、も大切。
今回、ハードヒットしてくるサーバーのゆるいやつに「崩される」だけでなく「エースまで取られてた」のは絶対マズイ。そこはどうにかするとこ。次からはないと思いたい。
サンダーズには、オールラウンダー(守備安定力が半端ないOH、レセプのできるMB、アタックも打てるS等)が多いので、カメホさんが土日連戦したらどんくらい疲労が残るのかも考えて次の手を考えて行くと思われる。(だから、今回は「疲れてること」は前提で、行かせたのではないか、とも思う。既に紅白戦では休ませながらやってたからね。)
これだけサーブで崩されると、MB陣を含めたセンター線が使えてなかったなぁ。
それでもサイド陣は昨季同様強いのだからそこでも得点できるんだけど、あまりにセンター線が空気だった。
相手にブロックポイントこそあまり取られなかったけど、有効なワンチを取られて切り返されてたよね。
しかもリバウンドも相手のいいように取られていた。
ネット際の攻防に弱すぎる。そこ、課題。
相手にレセプション崩されることを「予防」するのではなく、崩されること前提で考えるなら、途中からセッター金子を選択して第4セットは先発させたのも頷ける。
彼は元々「定位置で待ってる」概念が薄く、早めにボール落下点を推測して移動してしまうので、彼がセットするゲームは「サーブレシーブ成功率」という数字が極端に下がってしまう、という傾向があり、「基本こうあるべき」がモットーの前監督にはうるさく注意されていたほどだから。
ただ!
国体メンバーは痛いほど分かっていると思うけど、
コートの中にいる選手!金子選手のトス、この状態なら俺には上がらないよな、と助走に入らないのは、ナシだから!!どこからでも上げてくるから!神出鬼没だから!L除く全員、攻撃体制に入っておくこと!なんならサーブ打ったミワァも打ったるで、という雰囲気でいること!ラリー中守っているだけの人(カバーに入る、という名の攻撃放棄)は居ないのだ。
何なら、誰か金子にトスあげてやってくれ。
この新リーグは44試合と昨季よりもレギュラーシーズンが長い。
し・か・も!
全チームとHOME &アウェイで2戦ずつ戦うのは全チーム共通で平等なのだが、
残る8試合。不平等に、どこで決められたのか不明な、4チームとだけ3回目の対戦がある。
広島サンダーズは、東レ・ウルド・大阪B(パナ)・テクトの4チームとだけ3回目がある。控えめに考えても、昨季自分のチームよりも上位で争っていたチームとだけやる、という本当にどう考えても、誰得なのかと思う。
くじ運が悪いのか、誰ぞに嫌がらせされているのか(今日の試合もやたらとうちからだけダブルコンタクトをとって、相手チームの怪しいのは無視、という💢)わからんけれど、まぁ今更文句を言っても誰も何ともしてくれないのだ。
これを戦い抜くためには、「台風🌀の目」になるしかないのである。
開幕カードのこのチームとはあと4回対戦があることになる。
相手チームのタイムアウトの数から考えても、2日目は想定通り、だったのだろう。
新外国人を2人ともお披露目し、ルーキーを出しまくり、昨季情報不足だったデータは昨日と今日でたくさん補えた。
うち新ヘーキは監督である。
そして、龍神から帰ってきたコーチとアナリストがいることも忘れてほしくない。
コートの中に声を出す存在が欲しいのはずっとずっと言っていることなんだが、そこは、慎さん将平さんがコートの外からでも頑張ってくれている。
若手も頑張ろうぜ!相手チームの太々しいくらいの雰囲気、頂いちゃえ!
まぁ、うちは素直で大人しい選手が多いからなぁ…。
ホームゲームの時には、うちらファンにもその一端を共ににやらせてください。
サンダーズはJT時代から遠征先にもファンが多いことで有名なので、あとは、アウェイの時にもうちらファンをどう引っ張ってってくれるかどうか、だと思う。
平井くんはじめとして、チーム全体に期待してる。
運営側もそこ、頑張って欲しいです。
まだ、始まったばかりのリーグです。
チームとして、ぎゅっとまとまっていきまっしょい!
カメホさんとホキさんにもしっかり声掛けてね。うちらも頑張る💪
しっかし、あの動きで38歳とは…カメホさんの自力って冷静に考えるとすごいよな。ほぼスタンディングでガッツリ打ってし。OHの皆さん、アピールをしてー!
来週は、パナソニックアリーナで「大阪ブルテオン」という名前になったパナと対戦です。全日本と戦うつもり、っていうことでいいかな?
パナとも対戦は6戦あるので、こちらは情報を見て色々やてみるべきかな、と思います。
グリアリで出てこなかった新戦力、そこからお披露目するかな。まだ出さないかな。
ハビさんの手腕に注目です。
頑張れ!ひろサンダーズ!
頑張ろう!NIPPON!
頑張ろう!能登!
(ちゃこ)
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