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展覧会 KyotoArt for Tomorrow2023 京都府新鋭選抜展

ちょっと見てみたいな、と思い行ってきました。
こういう全く知らない作家さんたちが集まった展覧会は久々で、最近のアート事情にも疎くなっているので、ちょっとした肩慣らし的な意味合いもあって。
興味を惹かれたのは、4名の方々。
まず、こしまともみ氏。
ほう•••正直これだけじゃぁよく分からんけれど、なんか惹かれるな。
で、帰って検索してみたら、なるほど。
荒井良二さんに通ずるものがあるというか、絵本描いても良さそう。
マイワールド強めの。
けれど、また立体は違うのかもしれない。
個展行ってみないとまだ掴めない感じかも。
お次。
平野泰子氏。
かっこいい。
シンプルにかっこいい。いいな。
これは純粋に生で見た方がいい。
お次。
玉井佐知氏。
ただ単に好み。絵本とかでもいけそうな作風。
HP見たら、染色だったのか、ってびっくり。
技法読んでも、ほう・・・、と自分には手の出せない画材だなって思う。
そうして作品たちを見ると、やっぱり1枚で感じたものと、数枚を並べて見たときの印象はだいぶ変わる。
絵本?というよりは本の表紙とかかな。
紙面映えしそう。
お次。
大石茉莉香氏。
映像作品?というより、インスタレーションなのかな。
花がただ燃えていく映像に、ふと火葬場で母が焼場へ入っていったときのことを思い出して。
タイトルなんだろう、って見てみると「別れの儀式」。
おーなんか通じてる感。
それがとても印象的で。
偶然にも全員女性でした。
私にしたら珍しい。
あ、荒川朋子氏の「へそ天くまちゃん」。
何気に目が止まって、材料見てみると「まつ毛」だったかな。
あーーーーこのゾワゾワしてるのつけまつげか!?すごいな!!!!!
って思いました。
こういうのは女性的なものを感じます。ちょっとどろっとした湿り気というかな。
もう一作品、どれだか忘れてしまったけれど、「髪」とあって、
あぁこれって髪なのか!?って、それも似たようなものを感じましたね。
結構おもしろかったです。
会期は今週末日曜までと短いのですが、もし京都にいらっしゃるならおすすめです。
そうして、今回知ったのですが、会場ともなっている京都文化博物館には新館と旧館の間の中庭があって、そこに喫茶店前田珈琲があります。
初めて入ってみましたが、元々銀行の金庫室とだけあってなかなかに良い雰囲気でした。
これまたおすすめです。

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