産後のママは24時間営業…睡眠不足、どうしたらいい?
赤ちゃんが生まれると、毎日の生活は驚くほど一変します。慣れない子育てはハードでストレスもたまり、特に睡眠不足に悩むママは多いものです。
私自身も5年ほど前に出産を経験し、産後しばらくは睡眠不足や体調不良にひどく悩まされたものでした。
しかし、今振り返ると「こうしておけばよかったな…」と思うことも多々。そんな経験をふまえて、産後の睡眠不足の対処法をいくつかシェアしたいと思います。
<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>
1.お昼寝の時には一緒に寝る
細切れでもいいので、睡眠時間を少しでも多く確保することが大切です。
生まれたばかりの赤ちゃんはまだ睡眠のサイクルができておらず、ママも規則正しい生活はできません。ここは割り切って、赤ちゃんがお昼寝をした時に一緒に仮眠をとりましょう。
私自身は、子どもを授乳クッションで抱っこしたまま、ソファにもたれて仮眠をとっていました。横になると眠りが深くなったり、起きる時に余計だるさを感じたりするためです。
もう少し大きくなると、抱っこひもに頼っていました。ベッドに寝かせようとすると"背中スイッチ"が発動するので、諦めてそのまま一緒に寝ていましたね。もちろん、母子ともに無理のない体勢で。
2.家事などは思い切って諦める
赤ちゃんの頃は、授乳やオムツ替え、その他のお世話で24時間ほとんどつきっきり。とても大変な時期です。
特にワンオペの状態だと、掃除や洗濯など家事がどんどんたまり、生活を回すために睡眠時間を削る人もいるでしょう。
でも、こういう時は思い切って「できない」と諦めることが肝心。産後の心も体もこれまでの状態とは全く違うため、抱え込むとあっという間にパンクしてしまいます。
家の中が多少荒れていても、自分の見た目がボロボロでも、期間限定!頑張りすぎず、自分を許してあげてください。大変な時期を越えれば、必ず少しずつゆとりが戻ってきます。
3.頼れる人やものには全力で頼る
どちらかの両親が近くにいる場合は、ぜひ色々と甘えさせてもらいましょう。迷惑かな?と思っても、むしろ「お世話したい!」「力になりたい!」と思っているおじいちゃん・おばあちゃんは多いものです。
もちろん、パパ(パートナー)にもあらゆる面で積極的にかかわってもらいましょう。抱っこでの寝かしつけ、オムツ替え、夜中の授乳もミルクを活用すれば頼めます。その間、ママは少しでも休ませてもらいましょう。
家族に頼ることが難しければ、一時保育やベビーシッターの利用も考えられます。ママがリフレッシュして元気でいられるために、こういったサービスも検討してみてください。
それから"三種の神器"と呼ばれるような便利家電(食洗機、ドラム式洗濯乾燥機、お掃除ロボット)なども、ぜひ検討を。金額は高いですが、睡眠に回す時間を生み出せるなら、投資の価値は大いにあるはずです。
4.スマホやSNSとほどよく付き合う
ママの情報収集として、TwitterやInstagramなど、SNSでのリアルな声や子育ての工夫は参考になるものです。私自身も、子どもが小さい頃にTwitterを始めていればよかったな…と思っていました。
とはいえ、SNSにはさまざまな情報があふれ返っています。そして睡眠不足のママにダメージを与えるのが「育児中の理想的なライフスタイル」。特に初めての子育ての場合は、他のママや子どもとつい比べてしまいがち。
「よその子はあんなに寝てくれるのに、どうしてうちの子は…」「悩みがなさそうでうらやましい」と、振り回されてはいけません。不安を感じて余計に悩んでしまうようなら、SNSとは距離をおきましょう。
また、スマホの見すぎもよくありません。質のよい睡眠には、ブルーライトの影響も考えたいところです。眠いのに眠れないという場合は、スマホそのものから離れることも必要かもしれません。
5.ネントレ(ねんねトレーニング)を取り入れる
最後に、赤ちゃんが一人で眠れる力をつける「ネントレ」という方法もあります。日本には昔から添い寝の文化がありますが、欧米ではごく一般的に行われているものです。
赤ちゃんが一人で寝てくれるようになれば、ママはしっかり睡眠をとることができます。睡眠に関する悩みを解決する手段として、国内でも実践する人が増えているように感じます。
しかし、このあたりは自分や家族の考えもあると思いますので、一つの選択肢として知っておくといいでしょう。気になる人は、ぜひ詳しい方法を調べてみてください。
おわりに
産後の睡眠不足が続くと本当につらいですよね。できるだけ無理をせず、割り切るところは割り切って、この大変な時期を乗り切っていきましょう。心身ともに、少しでも休むことができるよう願っています。
▼今回のnoteはこちらのマガジン内記事となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。よろしければ「スキ」やSNSでシェアしていただけると、とっても嬉しいです! いただいたサポートは書籍購入など、今後のnoteに活かすために使いたいと思います。