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お腹の赤ちゃんの様子がリアルに分かる「4Dエコー」ってどんなもの?

赤ちゃんの成長や母体の状態を確認する妊婦検診。最近では「4Dエコー」を実施している病院も増えています。普段の超音波検査では分からない赤ちゃんの様子を見られるので、興味ある方も多いのではないでしょうか?

私も7年前に出産し、その時には迷わず4Dエコーを2回受けました。今振り返っても「やっぱり受けて良かった!」と思います。そこで今回は、4Dエコーについての概要と、私自身の体験談をご紹介します。

<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>

4Dエコーとは?

一般的な妊婦検診で行われる超音波検査は、断面画像を見る2D(二次元)エコー。これは赤ちゃんの骨格や体重、内臓の状態、羊水量などを観察するのに適しています。

2Dの情報をもとに、着色して立体的(三次元)に映し出すのが3Dエコー。そこに「時間軸」が加わった(四次元)ものが4Dエコーです。つまり4Dエコーとは、お腹の中の赤ちゃんを立体的に見られる動画のことです。

近頃は産院で導入されることが増え、4Dエコーもずいぶん一般的になってきました。赤ちゃんのしぐさや顔立ち、動いている様子がリアルタイムに分かるので、我が子との対面が待ち遠しいママ・パパにとってはとても貴重な機会になります。

4Dエコーを受けるのに適した時期は、産院によって意見の幅がありますが、およそ妊娠15週~32週(特に25週〜30週頃)。時期によって映る範囲や見え方がかなり違うため(赤ちゃんの成長スピードってすごいですね!)複数回受けるとその都度印象も変わり、成長を実感できるでしょう。

長時間の超音波検診は母体への負担も大きくなるので、4Dエコーの所用時間はおよそ数分〜30分程度。このタイミングでもし赤ちゃんが寝ていたら動く様子は見られませんし、へその緒や手足の位置で顔が隠れてしまうこともあります。その時の“運”も大きく、期待した映像にならない可能性も頭においておきましょう。

なお、4Dエコーは保険が適用されない(自費診療)ので、料金は産院によってかなり違いがあります。私が調べた範囲では、妊婦検診を受けている人なら無料という産院から、2万円以上かかるところも。双子の場合は、その2倍程度必要なケースが多いようです。

4Dデータの提供方法もさまざまで、USBに入れてもらえる場合は別途USB代が必要なことも。最近ではクラウド上にアップし、どのデバイスからも楽しめるサービスも登場しています。詳しくは通っている産院、気になるクリニックに問い合わせてみてください。

私の4Dエコー経験談

冒頭で書いた通り、私自身も出産前に2回、4Dエコーを体験しました。私の産院(当時:8年前)では、妊娠20週と28週前後で2回受けることができ、料金は1回約4000円だったかと記憶しています。いつもの妊婦検診とは別の部屋に入り、10分程度で見てもらいました。

特に初回(20週)は、初めて見る我が子の姿に「うわ~、本当に人間だぁ!」と感動し、お腹の中に命が宿っていることを実感したものです。

2回目(28週)はずいぶんふっくらし、印象も赤ちゃんらしくなりました。そして生まれた後は、まさにこの顔のまんま!(笑)「お腹にいた時の顔と一緒やん!」と何度も思いましたし、7歳になった今でもベースはやっぱり変わりません。当然といえば当然ですが、やっぱりあの時一足早く会えたんだな、と不思議な気持ちです。

ちなみにこの産院では、数秒の短い動画×25個と静止画×3つをUSBに入れてくれました。リアルタイムだけでなく、家に帰ってからも、今でも、データで何度も振り返ることができるので、本当にいい記念になりました。

4Dエコーは人生最初の「記念撮影」

妊娠中って、我が子に会える日が本当に待ち遠しいですよね。いつもの妊婦検診でも成長の様子は分かりますが、もっとリアルに実感したい。そんなママ・パパに4Dエコーはとてもおすすめです。

タイミングが良ければ、赤ちゃんが笑ったり、舌を出したり、指しゃぶりをしたり、ピースをしたり……そんな様子が見られます。我が子は2回とも活発に動いていたわけではありませんでしたが、それでもリアルタイムで様子が見られて、とても気分が上がりました。

今だからこその記念として、興味がある方はぜひ4Dエコーを検討してみてくださいね。


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