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ユニークな表彰をしてメンバー 一人一人にスポットを!実は、Employee Satisfactionを高める一つの手がかりになります。

「頑張って採用しても人が抜けていってしまい、なかなか大きくならないです。どうしたらいいでしょうか?」という声をいただきます。

以前、執筆をさせていただいたEmployee Satisfactionに起因をしています。

従業員満足度を高める方法が福利厚生だけではないのは、ご存知でしょうか?

実はこんなデータがあります。

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65%のメンバーが、正当に称賛されていないと感じているのです。

日本の企業のほとんどは、月次の締め会でMVPの発表が事業部ごとにあるかと思います。そのため、事業部から選ばれるメンバーが1人だけ、というケースは多そうです。つまり、1年に1度も賞に選ばれないメンバーも多いのではないか?

そういった状況だと、正当な評価をされていると感じるメンバーが増える機会は、なかなかなさそうです。


話を変えます。

当社にはMVVの代わりとして、「Potentialighter」という表彰制度があります。

選定基準としては、大きく4つです。

①下記5つのバリューを体現していること。
 - Top insight
 - Honshitsu
 - Impressive speed
 - Challenge yourself
 - Respect
②Mission/Visionを体現していること。
 - Mission:Glow Up Ventures
 - Vision:ベンチャー採用/転職のstandardをポテンシャライトに
③顧客貢献した回数
 - マネージャーの判断+good jobチャネル。
④称賛を受けた回数
 - HiManagerの称賛。

この賞に選ばれるのは当社の常勤メンバー13人の中から、1〜2人です。

ただ、①〜④に最も該当した、とはいえないが、組織のために動いているメンバーもいます。そういった方にも目を向けた賞を送っていきたい!ということで、面白い賞の考え方をブレストしたものを本noteにまとめました。


1. 賞を策定する際の5つのヒント

ますは、ヒントについてお話できればと思います。実は、賞を策定する上で必要なことは5つあります。下記の図でまとめてみました。

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 1-1. 会社の文化から考えること

企業1つとっても、独自の企業文化と価値観が存在しています。わかりやすいところでいうとMVV(Mission/Vision/Value)ではないかと思います。その他Philosophyといった言葉で表現されている企業もありますね。

こういった、会社として定義している価値観を軸にすると、会社全体として受け入れやすい賞になるかと思います。
当社の「Potentialighter」はまさにそうですね。

 1-2. ユーモアを持つこと

メンバーが触れて欲しくないものを取り上げても、雰囲気を悪くするだけではなくES(Employee Satisfaction)を下げる原因になります。
特に、人種・性別・宗教といった自由が保証されているものについては注意が必要です。

ですので、線引きは難しいです。

ここ最近の事例でいうと、Smart HRさんの「残業王」の一件が記憶に新しいかと思います。Twitterで少し炎上してしまった案件ですが、従業員が背景を理解した上で「残業を減らしましょう」という目的で行っていらっしゃった賞ではないかと感じます。

 1-3. ステークホルダーと連携すること

賞の策定には、会社全体のコンセンサスをとる必要があります。そのため、会社の代表と事前のすり合わせが必要かと思いますし、メンバーが投票をする機会を設けてもいいかもしれません。

 1-4. 主催すること

会社の雰囲気と連動させた会を催す必要があります。
当社は、社内に落ち着いたメンバーが多いので、そこまで派手な発表のスタイルはとっていません。月次の締め会後に発表をしています。

 1-5. 賞品を用意すること

賞品は高価である必要はなく、楽しい会にし、笑うことがポイントです。
賞というより称賛の話になってしまいますが、1称賛あたりに10〜20円のお菓子をお配りしています。

少し賞の話とずれますが、ユニポスといったサービスを活用するのも、よいのではないでしょうか?

 ▼いいCMですよね。


2. アイデアのブレストをしてみる

それでは、5つのヒントを元にいくつか賞をブレストしてみます。

- ハイ達成!
 いつも、100%の期待に対して120%で返す社員に送る賞。

- meeting が一番多いで賞!
 社内外問わず、週間 or 月間で一番MTGを実施している方へ送る賞。  

- オフィスDJ で賞!
 出勤したら音楽をかけ、社内の雰囲気をよくしてくれる方へ送る賞。

- いつもモグモグしているで賞!(いつもお腹が空いているで賞)
 いつも何かを食べている方に向けた賞

- コーヒー飲み過ぎで賞!
 常にコーヒーを片手に何かをしている方に向けた賞

- いつもお忙しいで賞!
 常にバタバタしている方へ労いを送る賞

- 歩く百科事典で賞!
 ポテンシャライトのことを一番知っている方に送る賞

- 常に清潔で賞!
 デスクが常に綺麗な人へ送る賞

▼参考程度にプロットしてみました。

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楽しい会にするという前提のもと、うまくばらけた設計にできたような印象があります。

では、賞をどのようにお送りするのが良いのでしょうか…?

迷った際は、簡単なデザインツールを使ってみましょう。僕から2つおすすめをします!


3. 当社が選ぶデザインツール2選

 3-1. Canva 

Canvaとは
ユーザーがソーシャルメディアグラフィック、プレゼンテーション、ポスター、その他のビジュアルコンテンツを作成できる、グラフィックデザインプラットフォーム。昨年ユニコーン入りを果たした注目の会社です。

ちなみに、2019年の締め会でこんなの作りました。

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これは、当社のOKRツールであるHiManagerで上がった称賛を、カードにしてお送りした際に使用した1枚目になります。
全員分を作成しても、作成時間はものの2時間程度!!!

とても簡単に作成できるのでおすすめです🙋‍♂️

ちょっと試しにカレーチケットを作ってみました。

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これは作成時間30分もかかってないですね。デザインのテンプレートが決まっているのでおすすめです。

3-2. Beutiful.AI

Beutiful.AIとは
2015年に設立した、誰でも簡単に、自分のアイデアをテンプレートに基づいて作成ができるプレゼン資料プラットフォームです。

当社の資料の多くはBeutiful.AIで作成をしています。非常に使いやすいのでおすすめです。

もしわからないことがあればお気軽にお声がけください🙋‍♂️


いかがでしたでしょうか?

実はメンバーの満足度は、スポットを当てることに隠されていました。
ブレストしてみると、思ったより出てくるなーという印象です。月次の締め会はオフィシャルすぎるため、来週のウィンセッションでやってもいいかもな…!と考えてます。

Employee Satisfaction(従業員満足度)について詳しくまとめたnoteは下記にありますので、ご覧いただけますと幸いです。

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