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漢方の考えを学ぶ『腎を悪くする感情』

1月20日は大寒。
一年のうちで一番寒さが厳しいという日です。寒さが下から襲ってくるような日々ですが、みなさん、お元気にお過ごしですか?

寒さが厳しい、と感じたら【腎養生】が必要!

チャカラティーズの【腎養生薬膳茶】も美味しいとご好評をいただいています。
ベイスショップも覗いてみてくださいね。

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冬の間、【腎養生シリーズ】として、このnoteとポッドキャストのラジオでお話していますが、
今回は 
【腎とつながる感情】ということをテーマにしたいと思います。

恐怖、驚きが腎を損傷させる



腎は固せつ作用がある 精の貯蔵、生命力の元を保存をしているところです。
恐怖の感情はいろいろな 体の動きを下してしまう作用あります。
腎が衰えると些細な事に恐れたりおどおどしたりという現象が起こります。

驚くという感情も同様
腎が弱くなると 感情が制御できなくなり不安定になり、些細なことで驚き、動悸、失禁、ひきつけなどを起こしやすくなります。


高所恐怖症、閉所恐怖症、新しいことに恐怖を感じやすい人、腎養生していただきたい。

恐怖腎という診断名がついた臨床の報告もあります。

ひとつの臨床例ご紹介・・・
女性で50歳代のAさんは働いていた施設で不意に人に殴られた。
その後、Aさんは全身関節痛、寒がり冷え性体質が悪化
夏の冷房が耐えられなくなり退社した。 
ある病院で検査治療を始めた。
低温、雨天、気圧の変動によって体調が悪化 頭痛、肩こり、こむら返りなどが起こるが入浴、温めにより軽減する、などの聞き取りから『恐怖腎』をきっかけとした不調と考え、処方された漢方薬は『八味地黄丸』『桂枝加苓朮附湯』 その後症状が改善。
『八味地黄丸』は『腎養生』のための漢方薬、
『桂枝加苓朮附湯』は身体を温めて水巡りを良くする漢方薬。
【日東医誌 から抜粋引用】

西洋医学でも恐怖、不安、抗うつなどの心理的要因が腰痛などの痛みの原因と診断されるようになったので、過度な感情が心身に悪い影響を与えることは明らかです。

特に、【恐怖・驚き】の感情が【腎に悪影響を与える】というのは漢方の古来からの考察によるものです。

パニック障害に六味丸、八味丸、牛車腎気丸


不安、動悸、不眠、パニック障害は【腎虚】と関わっていると考える漢方医は多く、 六味地黄丸、八味地黄丸、牛車腎気丸 を処方して改善したという例もあります。(これらは、腎養生の代表漢方薬です。)


八味地黄丸はアンチエイジングの漢方でもある


男性のEDなどの性的障害、 女性の月経不順、不妊症、精力減退 にも適応されます。
脱毛予防、高齢者の骨粗鬆症、糖尿病の高血糖抑制効果もあります。

  

日々のお茶として『腎養生茶』



もっと手軽に日常に飲んでいただきたいのが 薬膳茶です。

腎養生茶の素材としては、
桂枝、桂皮、黄精、黒豆、地膚子、ヨクイニン、ウコン、大棗、生姜

などが良いですね。

日ごろから、気軽に『腎養生』して病気を遠避けていただきたい、というのが『漢方ラボ チャカラティーズ』の思いです。
医学は日進月歩の進歩を遂げていますが、病気にならないのが一番!
治療、入院のない生活で、人生を謳歌していただきたいと思います。

『腎養生薬膳茶』はベイスショップでも販売していますのでよかったら覗いてみてください。

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この内容はポッドキャストのラジオでも配信していますのでよろしかったらこちらも聴いてみてくださいね。


自分にはどんな薬膳茶が合っているのか、現在の体質はどうなのか、など、気になることがある方、体質改善したい方、カウンセリングもご用意しています。
薬膳茶の他に、漢方薬、健康食品、等をご提案することもあります。
お気軽にご連絡ください♪

上級漢方養生士、医薬品販売業者、登録販売者、生態生薬研究会会員 
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