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ハイキング|欲望のままに秋の六甲山系を歩く

11月末に今年4回目の六甲ハイクへ🙌
六甲山系は1ヶ月前にも行ってて
同じ山を避ける僕としては高頻度😅

六甲山系は網の目の様に道があるので
何度歩いても未踏ルートは減らず
組合せ次第では無限に楽しめる山🍂

10月末は宝塚方面から登り
最高峰を経て有馬へ下山するルートで
六甲山系の主に東側を歩いた👇


六甲山系の未踏ルートを歩く

今回は六甲山系の中ほどの
気になる場所とルートを巡りつつ
ついでに晩秋の紅葉も楽しみました👍

六甲山は兵庫県南東部、神戸市街地の西から北にかけて位置する山塊。一般に六甲山というと大小の山を含む六甲山系全域を指し、最高峰は特に六甲最高峰と称される。

Wikipediaより

赤線がYAMAPで表示される道
緑△が最高峰、黄線が全山縦走路

谷上から炭ヶ谷を登る

六甲山系への登山道は南側に多いが
今回は北側の谷上を起点にしました🙌

谷上駅近くの喫茶店
たまごサンド|680円

コンビニもあるし…と思ったけど
喫茶店やってたのでモーニング☕

パングラタンなるメニューが気になるも
腹が不調だったので少なめを選択💨
(別の機会に再訪したい店…)

駅前の案内板

起点の谷上駅から2ルートあるが
山田道(写真下)は以前歩いたので
今回は未踏の炭ヶ谷道(写真上)へ🍂

谷上起点での一般的な道は山田道で
炭ヶ谷道はマイナールートみたい…

フェンス脇が登山口…

事前情報があったけど
登山口が分かりにく過ぎた💦

ただ山道に入ってしまえば
標識もあるので問題なく歩ける♪

六甲山系の道にしては細いが
他山域やと一般的な細さ😊

北側斜面は日差し無く寒かったが
太陽が出てくると一気に温まる✨

ここから沢歩き💨

標識あるから行けたけど
無かったらちょっと不安でした…

炭ヶ谷登りきって分岐

熟練者向きの双子山も
未踏で気になるルートやけど
今回は烏帽子岩方面に向かう👉

ここまで急な登り続きだったので
何もない平坦道が天国でした😆

森を抜けると急に現れる巨石が
標識にあった烏帽子えぼしらしい
眺望なく行き止まりなので引き返す💨

絶景の天狗岩から徳川道に下山

引き返す途中で別道を見つけ
行けるとこまで行ってみる🙌

草木が多いけど悪い道ではない♪
草むらに三角点?

地図を確認すると標高652m
石楠花しゃくなげだと判明したけど
現地に標識は見つからず…

その後、無事に予定ルートに合流し
すぐに天狗岩への道が分岐する

天狗岩も行き止まりなので
また同じ道戻ることになるけど
未踏スポットはスルーできない😅

岩っぽいのが見えてきた
海側(中央左側に淡路島も)

岩に登ると足がすくむ高さやけど
景色良すぎて先端に立ちたくなる🤩

山側(中央から右に連なる丹生たんじょう山系)
烏帽子岩の方向

空気が澄んでて絶景やったけど
風が冷たく長居は出来ず…退散

天狗岩の高度感から一変して
穏やか過ぎる秋の道を歩く🍂

見上げるとグラデーション🍁
👈でした

心地良い山上エリアから
一旦下山して別の山を目指す🙌

歩きやすい尾根道を経て
徳川道へ…

徳川道とは、江戸時代末期(慶応3年)に開港に伴って入国した外国人と西国街道を往来する武士らとの衝突を避けるために作られた迂回路である。東灘区石屋川の起点から六甲山を通り明石大蔵谷までの約34kmの道。

現地の説明
関西の土木事業・土木遺産探訪より
徳川道

そんなすごい道だとは知らず…
広さは街道迂回路だった名残か👍

今回は一部しか歩けなかったので
別の機会に他も歩いてみます♪

新穂高とシェール槍

川を渡り右の道は摩耶山へ

最終的に摩耶山を目指すが
一旦徳川道を辿って左へ向かい
途中でマイナールートに入る

登山口はここ🙌

目指すピークは新穂高しんほたか
その後、穂高湖を経てシェール槍へ…
山名の由来は検索するまでもなく
北アルプスの槍穂高連峰とのこと😂

槍も穂高も登った身としては
大げさな山名付けたなと思ってたけど
登ってみて命名になるほどと感じる…
プチ槍穂高を体感できる岩登りでした🍁

明確な登山道は無いとされるが
印に従い登ると岩場にたどり着く

むき出しの岩場からは眺望も良いが
何かに捕まってないと怖い💦

迷った!!

明確な道が無いので
迷ったとも言いきれんけど
一瞬サバイバルな道になった💨

岩場に復帰🙌
景色は良いが山頂ではないらしい…

新穂高…と思われる場所

その後いくつかピーク越え
地図で新穂高とされてる場所へ…
ビックリするほど何もない🙄

こちらは笹が生い茂る稜線💦
真夏やとヤバかったなと思いつつ
今回は楽しく歩けました♪

右側斜面から降りてきた

終始ガサガサかき分け歩き
徳川道に合流し冒険終了🙌

徳川道を東へ歩くとすぐに
紅葉の美しい穂高湖に到着

シェール槍は対岸の尖った山
湖を周回して登山口へ向かう

新穂高はワンウェイで歩けたけど
シェール槍はピストンしかないのと
登山者が多くすれ違いが難点でした💦
(本物の槍も山頂付近すれ違いが難点)

角度は無いが山頂まで岩場続き
山頂直下

山頂は数人立てる程度で
大人数の先客がいたので
少し待ってから山頂へ🙌

新穂高と比べ物にならない
山頂の充実っぷりが人気の理由か😆

こちらからは新穂高が一望
麓の穂高湖も見える

秋の深まりが感じられる11月下旬
ちょうどいい季節に登れました🍂

絶景の摩耶山から黒岩尾根で下山

今回一番の目的だった
新穂高とシェール槍を制覇した後は
歩き慣れた縦走路でサクッと摩耶山へ

こちらも紅葉が綺麗
秋真っ盛り🙌

年に数回歩く六甲山系ですが
摩耶山はなんと2年9ヶ月ぶり😅

絶景やし登りやすい山やけど
最近求める山の傾向として
眺望無くても静かな山頂なので
観光地な摩耶山は違うんよな🤔

今回もパスしよか迷ったけど
空気が澄んでて景色良さそうなので
絶景だけ拝みに寄り道🍂
(色々言いつつ見える景色は好き)

大阪方面(左側にちょっと🌈)
神戸中心部

対岸に雲が多めやったけど
市街地や手前の紅葉が綺麗で
今回も良い景色に見惚れてしまった

摩耶山からの下山道は多くあり
表六甲に直行なら上野道か青谷道
六甲縦走路なら天狗道から稲妻坂…

それらの道は既に歩いたことあるので
今回は未踏の黒岩尾根で下山してみる

悪路って書いてるけど
六甲山系の悪路なら大丈夫と判断😊

序盤は平坦すぎて下山できるか
不安になるほど快適な道でした

急に雲行きが怪しくなる

その後、風が強くなってきて
パラパラと雨が降りだすが
幸いレインウェア着用してたのと
通り雨ですぐ止んだので下山を急ぐ☔

一部ザレ場があり足元悪い場所あるも
基本的には階段など整備された道

尾根道の中盤に差し掛かると
巨石が点在するようになってきた
もしやこれが黒岩尾根の由来か…

巨石群を抜けると急な下り
浮石やザレ場も点在してて
歩きにくさあったので
この辺りが悪路の理由かな💨

下りきると摩耶山上で分岐した
天狗道ルートと合流して市ヶ原到着

ここから新神戸まで2.5kmほどで
一番楽な下山ルートなんですが…
日没まで1時間を残し最後の寄り道へ😅

錦秋の再度公園から鈴蘭台へ

六甲縦走路で生田川を渡る

しばらく殺風景な舗装路歩き
未踏の蛇ヶ谷ルートに分岐する💨

木々に囲まれた谷道なので
時間的にも薄暗かったけど
遊歩道の様な道でした

ここ登れば再度ふたたび公園
夕暮れの再度公園

どうにか日没前に到着🙌
再度公園に来たかった理由は
この日逃したら今シーズンは
見れなさそうな紅葉を愛でるため😆

公園の修法ヶ原池を周回する
遊歩道沿いは鮮やかに染まり

落葉さえも美しい

頭上から覆いかぶさる紅葉と
水面の夕焼けリフレクションが
この日のベストショット🤩

こっちも綺麗
BE KOBEならぬ、BE ROKKOを発見🙌

BE KOBEは直訳すると「神戸であれ」
「神戸らしくいよう」らしいけど
様々な想いが込められてるみたい

BE KOBEという言葉は、阪神淡路大震災から20年をきっかけに生まれた「神戸の魅力は人である」という思いを集約したシビックプライドメッセージ。BE KOBEには、新しいことに挑もうとする人や気持ちを愛する、そんな神戸を誇りに思う気持ちが込められています。

神戸公式観光サイト

太陽が隠れてしまったので
鮮やかさは劣ってしまうけど
六甲山系屈指の紅葉の名所は
さすがに美しく満足しました👍

この先も歩きたい道あったけど
日没時間過ぎたので最短下山ルートへ

有馬街道(車道)まで1.2km
距離は短いが谷道は暗かった💦

どうにか薄明るい間に
街が見えるとこまで下山🙌

さらに駅まで1.5km
17:30|鈴蘭台駅到着🙌

下山後の汗流し&温まりは
湊川公園駅近く初めての湊河湯へ♨
こちらは伊賀の一乃湯と同じく
ゆとなみ社による継業銭湯でした🙌

今回のルート

YAMAP軌跡

今回は未踏ルートと未登頂峰を
巡るため歪な道順を辿りましたが
その分満足度は高い山行でした😆

再度公園に寄らずに下山すれば
日没ギリは免れた気がするけど
美しい紅葉見れたのでヨシとします♪

YAMAP高低差

・時間:約8時間20分、・距離:20.3km
・登り:1426m、・下り:1390m
谷上駅→登山口→《炭ヶ谷道》→烏帽子岩→石楠花山→天狗岩→《徳川道》→新穂高→シェール槍→掬星台→《黒岩尾根》→市ヶ原→再度公園→鈴蘭台駅

関連記事_六甲山系ハイキング

過去に書いた六甲山系ハイク記事を
歩くルートのタイプ別で分類
■定番ルートを歩く
人と歩く時はあまり冒険せず…

■六甲縦走路を歩く
全縦しなくても満喫できる♪

■未踏ルートを歩く
ワクワクを求めて彷徨う


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かぼちゃかべ
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