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#0163_越川慎司さんのFlier book camp day1に参加して:アウトプットに繋げるインプットをする!
こんにちは!
こーへい127です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は3/2の日曜日、週末ですね。
私は先週末から東京、越後湯沢、そして東京に戻り東京で仕事、長崎への出張と目まぐるしい1週間を過ごし、疲労困憊で金曜日に帰熊。笑
この週末は熊本でゆっくり過ごしました。
やっぱり熊本が落ち着く。すっかり熊本の人間になったかなと思いました笑
さて本日のテーマは「越川慎司さんのFlier book camp day1に参加して:アウトプットに繋げるインプットをする!」です。
先月から本要約サイトflierが実施するFlier book campに参加。
今回は越川慎司さんが講師役となり「トップ5%社員のインプット・アウトプット術<実践>」という内容で4か月にわたり講義と実践を繰り返します。
この講義の1回目に参加し、さまざまなことを学びました。
今回、学んだことと実践すること、それぞれ考察しようと思います!
はじめに
「インプットしても成果が出ない…」 子育てと仕事に追われる毎日で、せっかく本を読んでも知識を自分のものにできていないと感じたことはありませんか?
私も30代の働く親として、まさにこの悩みを抱えていました。
ビジネス書や子育て本を読んではメモを取るものの、忙しさに流されて学びを活かせない。
そんなもどかしさから抜け出すために参加したのが、先日受講した「flier Book Camp」のセミナー「トップ5%社員のインプット・アウトプット術<実践>」Day1でした。
セミナーに参加した一番の目的は、「アウトプット前提のインプット」の方法を身につけることでした。
限られた時間の中で効率よく成長するには、闇雲にインプットするのではなく、得た知識をきちんとアウトプット(発信・活用)してこそ意味があります。
特に仕事と子育てに忙しい私たち世代こそ、インプットとアウトプットをセットで考えることが重要です。
例えば子どもに読み聞かせをするとき、ただ本を読むだけではなく「この話から何を感じた?」と問いかけると子どもの理解が深まるように、大人の学びもアウトプットまで意識することで初めて自分のものになると痛感しました。
この記事では、私がFlier Book Camp Day1で学んだことを基に、アウトプットを前提としたインプットのコツを紹介します。
忙しい毎日でも実践できる具体的な方法を盛り込みました。
読み終えた後にすぐ試せるアクションもまとめましたので、ぜひ明日からの学びに役立ててください。
インプットをアウトプットに繋げる3つのポイント
セミナーで講師の越川慎司さん(参加者からは親しみを込めて「コッシーさん」と呼ばれていました)から、「インプットした知識はアウトプットの仕方次第」という言葉が印象に残りました。
せっかく時間を割いて得た情報も、アウトプットの仕方を誤れば相手の心に届かず、自分の成長にも繋がりません。
ではどうすればうまく繋げられるのか? 私なりに整理したポイントは次の3つです。
1. 目的意識を持ったインプットの習慣
まず痛感したのは、「アウトプットの目的を最初に決める」ことの大切さです。
セミナーでは「まず最初に“起こしたい変化”を描く」という表現で教わりましたが、要するに「このインプットを通じて自分や周囲にどんな変化を起こしたいのか」を明確にするということです。
私はこれまで、「将来が不安だからとりあえず本を読む」「勉強しなきゃと資格の勉強を始める」など手段が目的化したインプットをしがちでした。
結果、せっかく読んでも具体的な行動に移せず自己嫌悪…という悪循環に陥っていたのです。
しかし、アウトプットの目的を据えてからは状況が一変しました。
例えばセミナー受講後、職場で「会議の進行を改善する」という目的を立ててファシリテーションに関するコンテンツを読み(具体的にはUdemyという会社が契約しているWeb講座)を受講。翌週のミーティングですぐに学んだファシリテーション術を試してみました。
ただ何となく読んでいた頃に比べ、「どうやったら職場の会議がうまく回るだろう?」と考えながらインプットすることで思考がフル回転し、本の内容も驚くほど頭に入ってきました。
その場で試す(アウトプットする)前提があるおかげで、「ここは明日使えそう」「この部分は今の自分には不要だ」と取捨選択しながら読むようになり、結果として無駄なインプットが激減したのです。
また、アウトプットの目的が明確だと行動へのエネルギーも自然と湧いてきます。
越川さんは「アウトプットの目的を解像度高くイメージすれば、やる気に頼らず行動できる」とおっしゃっていました。
これはまさにその通りで、「会議で〇〇を実現する」「子どもに○○を伝える」と具体的に描けていると、不思議とモチベーションに波があっても体が動き出すのを感じます。
目的というゴールが定まっていると、多少疲れていても「よし、やってみよう」という気持ちになるからです。
子育てで忙しくても、“アウトプットありき”でインプットの習慣を作れば、学びを行動に移すハードルがグッと下がることを実感しました。
2. 興味のフックを活用したアウトプット
次に学んだのは、せっかく得た知見を相手にきちんと届けるための工夫です。
アウトプットとは単に情報を吐き出すだけではなく、相手の心を動かして初めて価値があります。
そのために重要なのが「興味のフック」を活用することだと教わりました。興味のフックとは文字通り相手の興味を引っかける“釣り針”のようなもので、具体的には以下のようなポイントがあります。
具体性を盛り込む:抽象的な説明よりも、具体的な数字やエピソードを示すことで相手のイメージが膨らみます。例えば私は同僚に子育てに関する本の話を共有する際、「この本、子どもの自己肯定感を高める方法が書いてあってね」ではなく「この本にあった『毎日子どもを10秒ハグすると自己肯定感が高まる』という方法を試したら、うちの子すごく落ち着いたんだ」と具体例を交えて話したところ、「それやってみたい!」と興味を持ってもらえました。数字や実例があるとぐっと現実味が増し、聞き手の心に刺さりやすくなるのです。
認知的不協和を利用する:人は自分の中に矛盾が生じると、そのギャップを埋めようと注意を向けます。この心理現象を利用して、意外性のある切り口で伝える手法です。たとえば「実は、毎日1時間勉強していた私より、毎日15分しか勉強しなかった同僚の方が昇進したんです。なぜだと思いますか?」といった具合に、一見常識と反する前置きをされると「え、どういうこと?」と相手は思わず引き込まれますよね。このように認知的不協和を誘うフレーズを冒頭に入れることで、相手の関心をグッと掴むことができます。私自身、妻に仕事術の本の話をする際「この本に書いてあること半分捨てたら生産性が上がったよ」と切り出したら、「捨てるってどういうこと?」と普段は本の話に興味を示さない妻が食いついてくれた経験があります。意外性は強力なフックになると実感した瞬間でした。
メリットを提示する:人は自分に関係がある、得になる話に興味を持つものです。ですからアウトプットの冒頭で「これを知ると◯◯が楽になるよ」「◯◯するだけで△△円節約できました」といったように、相手にとってのメリットを提示してしまうのも効果的です。私も上司に業務改善の提案をメールで伝える際、いきなり提案内容を書くのではなく「この提案を実施すればチーム全体の残業時間を月合計20時間削減できそうです」とメリットを件名に盛り込みました。その結果、忙しい上司もすぐメールを開いて内容を読んでくれました。相手に「自分ごと」と思ってもらうためにメリットを前置きすることは、子ども相手でも有効です。「早く寝なさい」より「早く寝ると明日公園で思い切り遊べるよ」と言うほうが、子どもも素直に聞いてくれるものですね。
以上のように、アウトプットには聞き手の関心を掴む仕掛けが欠かせません。
ただ学んだことを羅列するのではなく、具体性・意外性・メリットというフックを意識して伝えるだけで、相手の反応が大きく変わります。
私もセミナー以降は「これって相手にどう伝えれば興味を持ってもらえるかな?」と意識するようになり、職場でも家庭でもちょっとした声かけの工夫を試すようになりました。
その結果、同僚が私の話に以前より耳を傾けてくれたり、子どもが話をちゃんと聞いてくれたりと、アウトプットの手応えを感じています。
学びを活かすには伝え方次第だと実感できたことは、大きな収穫でした。
3. 具体性を持たせ、記憶に残る伝え方
アウトプットをする際は「記憶に残るかどうか」も意識するようになりました。せっかく興味を持って聞いてもらえても、相手の記憶に残らなければ行動に繋がりません。
記憶に残る伝え方のポイントはいくつかありますが、私が意識しているのはシンプルに「一つのアウトプットに一つのメッセージ」です。
欲張ってあれこれ詰め込むと結局何も覚えてもらえないため、「結局何を伝えたいのか?」を自問し、核となるメッセージを一つに絞って伝えるようにしています。
例えば先ほどの上司への提案メールでも、「残業削減」という一点にテーマを絞りました。
あれこれ改善点を盛り込みたくなるのをグッと堪え、一番伝えたいポイントに絞ったことで、「要するにここを変えればいいのだな」と明確に伝わり、すぐ行動に移してもらえました。
さらに、そのメッセージを具体的なエピソードや比喩で肉付けすると記憶に残りやすくなります。
人は物語やイメージで記憶する生き物です。
私は伝えたいことがあるとき、できるだけ自分や身近な人の体験談に紐づけて話すようにしています。
たとえば「アウトプットの習慣は大事だ」というありきたりな結論だけを言っても響きませんが、「実は昔、育児と仕事の両立に悩んで落ち込んでいたときに、コッシーさんのVoicy配信を聴いてジャーナリングをはじめたら、気持ちが整理されて前向きになれたことがあります。アウトプットには不思議な力があるんです。」とエピソードを添えれば、聞き手の脳裏に具体的な情景が浮かびますよね。
そうすると単なる「アウトプット大事だよ」というメッセージよりもずっと記憶に残りやすくなります。実際セミナーでも、講師の越川さん自身の失敗談や成功談が豊富に語られ、とても腹落ちしました。
具体的なストーリーこそが心に残る伝え方なのだと改めて感じました。
最後にもう一つ。
記憶に残すには繰り返しアウトプットすることも欠かせません。
子どもが好きな絵本を何度もせがむうちに内容を暗唱してしまうように、大人でも繰り返し触れた情報は定着します。
学んだことは一度きり話して終わりにせず、形を変えてでも何度もアウトプットしてみましょう。
私はセミナー内容を家族にも話し、職場でも話し、今回のようにnoteにも書いてみました。
同じネタを3回もアウトプットすると、自分の中でも知識がしっかり固まり自信に繋がりましたし、人に話すたびに「そういえばこういう例もあったな」と新しい気づきが生まれることもありました。
まさにアウトプットするほどに学びが深まる実感があります。相手の記憶に残す工夫をしつつ、自分自身の記憶にも擦り込んでいく。
インプットとアウトプットの好循環を作る秘訣だと感じています。
実践編:日常で試せるアウトプット術
頭で理解したら次は実践です。
ここからは、忙しい日常や仕事の合間にもできる具体的なアウトプット術をいくつか紹介します。
私自身がセミナー直後から取り入れて効果を感じた方法なので、ぜひ試してみてください。
即アウトプット実験:インプットしたらすぐに短く発信してみましょう。私が参加したセミナーでも、学びをその日のうちに「105文字」でまとめる課題が出されました。105文字とはSNSで言えば短めの投稿一件分。制限があるからこそ内容を絞り込む必要があり、自分が何を学んだのか本質を捉える訓練になります。例えば本を読んだら重要だと思ったポイントを105文字程度の短文に要約してみるのです。私は早速この習慣を取り入れ、読書後にスマホのメモアプリに要点を一言で書き出すようにしました。時には子どもが寝た後、感じたことをTwitter(現:X)に投稿することもあります。短くアウトプットすることで内容の整理ができるうえ、発信まで素早く行うことでインプットとアウトプットの時間差が縮まり、記憶にも定着しやすくなりました。まさに忙しい人ほど試してほしいアウトプット法です。
認知的不協和を利用して自分を動かす:先ほど相手の興味を引くテクニックとして認知的不協和を挙げましたが、実は自分自身の行動促進にも使えます。それは「先に宣言してしまう」こと。人は一度口に出したことと行動が矛盾すると居心地が悪くなるので、つじつまを合わせようとして行動を起こしやすくなる心理があります。そこで、学んだことややろうと決めたことは周囲に宣言してしまいましょう。私もこのnoteや妻、職場で「今年中にTOEIC:950とる!」「ハーフマラソンに参加する!」といった宣言をしています。あなたも職場でも同僚に「今度●●の勉強会で発表してみる」と先に言ってしまえば、後に引けなくなって勉強に身が入ること間違いなしです。自分を追い込むようですが、忙しいとつい後回しにしてしまう私たち子育て世代には、この強制的にアウトプットせざるを得ない環境を作る工夫が効果てきめんでした。
これらのアウトプット術は、どれも「アウトプットを前提にインプットする」ための仕掛けです。
短くまとめるにせよ、周囲に宣言するにせよ、「アウトプットするぞ」という前提があるからこそインプットの質が上がり、学びが行動に繋がりやすくなります。
ぜひご自身の生活パターンに合わせて取り入れやすい方法から試してみてください。ポイントは難しく考えすぎずすぐやってみること。
小さなアウトプットでも繰り返せば大きな成果に繋がります。
まとめと次へのアクション
最後に、今回お伝えした内容を振り返りつつ、今日からできるアクションポイントを整理して締めくくりたいと思います。
忙しい子育て世代にとっては、インプットの機会を確保するだけでも一苦労ですよね。
だからこそ「アウトプット前提のインプット」で限られた時間を最大限に活かしましょう。
そのためには、ただ情報を詰め込むのではなく、最初に「何のための学びか」というゴールを決め(ポイント①)、得た知識は伝え方にもこだわって相手の興味を引き(ポイント②)、具体的な形で何度も活用して記憶に残す(ポイント③)ことが大切です。
これらを意識するだけで、読んだ本や参加したセミナーの内容が格段に自分の血肉になりやすくなります。
私自身、学び方ひとつでこんなにもアウトプットへの意識が変わるのかと驚きました。
では具体的に何から始めれば良いのでしょうか?
以下に明日から実践できる3つのアクションを提案します。どれも簡単なことなので、ぜひ騙されたと思ってやってみてください。
「起こしたい変化」を書き出す: 次に読む本や記事、受けるセミナーについて、「これをきっかけに自分は何を変えたいか?」を一つ決めてメモしてみましょう。例えば「朝の時間管理術を身につけて、バタバタな登園前の時間を余裕にする!」など、小さなことで構いません。目的を言語化することでインプットの質が高まります。
学んだらすぐ発信: 何か学びがあったら、その日のうちにXといったSNSや日記にアウトプットしてみましょう。一言でも外に出すことで記憶の定着が違います。「今日○○を試したら△△という気づきがあった」そんな短い投稿でもOKです。アウトプットのハードルを下げて習慣化する第一歩になります。
周りに宣言して自分を動かす: 学んだことやチャレンジしたいことがあれば、家族や同僚に宣言してしまいましょう。「今度◯◯をやってみるよ!」と声に出すだけで、後に引けなくなって実行力が高まります。たとえば「この本に書いてあった方法を一週間実践する」と家族に宣言してみてください。きっと一週間後には何かしらのアウトプットを手にしているはずです。
いかがでしょうか。
アウトプット前提のインプット術は、決して特別な才能や大量の時間がなくても、工夫次第で誰でも実践できるものです。
私自身、子育てと仕事に追われながらもこれらの工夫を取り入れることで、少しずつですが日々の行動に変化が生まれています。
そして何より、学ぶことが以前より楽しくなりました。「学んだら誰かに話したい!」と思えると、インプット自体もワクワクしてくるから不思議です。
忙しい毎日の中でも、自分なりの形で構いませんので、ぜひ小さなアウトプットから始めてみてください。
それはきっと、あなた自身の成長につながる大きな一歩になります。
明日の通勤時間、あるいは寝る前の5分でも構いません。
このnoteの記事の中から心に残ったことを一つ、誰かに話したりメモしたりしてアウトプットしてみてください。その瞬間から、あなたの学びはきっと次のステージへと動き出します。
私もこれからも、子どもや妻に負けないよう好奇心を持って学び続け、どんどんアウトプットしていきたいと思います。
一緒に、インプットとアウトプットのサイクルを回して成長していきましょう!!
やるぞ!!