見出し画像

#0085_ジブン株式会社_「きみのお金は誰のため」を読んで考えたこと」

おはようございます!
こーへい127です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今日は日曜日!週末ですね。
先週から急に寒くなってきました。
今日は家族で買い物をして、日帰り温泉に行ってあったまってこようと思ってます!

さて本日は「きみのお金は誰のため」を読んで考えたこと」です。
私たちが毎日使う「お金」。その本質をについては、あまり考えることってないですよね。
今回、田内学さんの『きみのお金は誰のため』という本をVoicyきっかけで知り、早速読んでみました!

中学生の主人公が「お金」についての謎を解き明かしていく物語を通じて、私たちにお金の本質とその社会的役割を問いかける一冊です。
この本から得た気づきや学びを、発信してみたいと思います!



「きみのお金は誰のため」の概要

『きみのお金は誰のため』は、通常のビジネス本と違って小説形式で展開されます。
主人公は中学2年生の優斗。彼が投資銀行員の七海(ななみ)と共に、たまたまの機会で出会う謎めいた大富豪の「ボス」と出会い、「お金の3つの真実」を通じてお金の正体を学ぶといった展開です。ボスと二人の対話を通じてその正体を解き明かしていきます。

ボスが語る「お金の3つの真実」

  1. お金自体に価値はない
    お金そのものに最初から価値があるわけではない。価値を持つのは、それを受け取って労働する人がいるからこそ。

  2. お金で解決できる問題はない
    お金自体には問題を解決する力はなく、それを使える状況と人々の行動があって初めて価値が生まれる。

  3. みんなでお金を貯めても意味はない
    お金は本来、社会で循環してこそその力を発揮する。ただため込んでいるだけでは何の価値も発揮できない。

この本では以上の3つの真実をボスが解説しています。
お金の本質は、単なる金額だけではなく、その状況そして使う人によって変化する、そして様々な人々に影響していく、といった視点に気づかさせてくれます。
例えば、コーヒーを買うときのお金は、飲み物そのものを得る代わりではなく、豆を育てる農家やバリスタの労働の対価となります。お金の向こう側にいる人々の存在を忘れてはいけないと気づかされます。


本から学んだこと

本書から「お金を稼ぐ」「お金を貯める」だけでは見えない大切な視点を学びました。以下の3点が特に印象的でした!

  1. お金の価値は「人」が生み出している
    お金は社会の仕組みの中で初めて意味を持つもの。誰かがそのお金を使って働き、社会に貢献するからこそ、私たちの生活は成り立っています。人が社会の中で生きているからこそ、お金に価値がでてくるのです。

  2. お金は「手段」であり「目的」ではない
    無人島でいくら大金を持っていても役に立たないように、お金そのものは問題を解決しません。真に重要なのは、それをどう使い、誰と何を共有するかです。

  3. 消費や投資は「未来を選ぶ行為」
    消費は単なる支出ではなく、未来に対する投票のようなものです。どんな企業や活動を支えるのかを意識することで、社会の方向性にも影響を与えることができます。この考え方はめちゃめちゃ新しいものでした。


特に重要だと思うこと

本書の核心は、「お金を持つ意味」についての考え方。
お金は、単に個人の欲求を満たすためのものではなく、社会全体の幸福を実現する手段でもあるという視点です。

特に心に残ったのは、「投資」についての記述です。
投資は単にお金を増やす手段ではなく、新しい価値やイノベーションを創出する若者や企業を支援する行為として捉えることができます。
たとえば、社会課題を解決するスタートアップに資金を提供することで、私たちは未来をより良いものにする力を持てるのです。
私も投資をしていますが、自分がワクワクするもの応援したいなと思える企業に積極的に投資していきたいと思いました!


今後どのように行動につなげるか

この本を読んで、私自身のお金との向き合い方を見直そうと思います!
以下の具体的な行動を実践していきたいと考えています。

  1. お金の使い道を「未来の選択」として意識する
    普段の買い物や消費が、どんな社会や人々を支えているかを考える習慣をつけます。特に熊本に引っ越しているので、食材は地域の生産者から出来るだけ購入して地域に還元するなど、お金を使った先の人々を思い浮かべながら消費しようと思います!

  2. 投資を「応援」として捉える
    上述しましたが、単に利益を求めるだけでなく、社会的意義のある活動やプロジェクトへの投資を増やそうと思います。応援したい企業への株式投資やクラウドファンディング、社会課題解決型のファンドなどへの投資を実行します!

  3. お金に関する知識を他者と共有する
    自分が得たお金に関する気づきを、友人や家族と話し合い、共有する機会を増やします。特に家族とは価値観を共有してともに人生を生き抜く大切な仲間だと思うので、日々の会話の中で、価値観の共有を意識的に実行しようと思いました!


さいごに

『きみのお金は誰のため』は、お金を単なるモノとして扱うのではなく、お金の向こう側にいる「人」の存在を教えてくれる一冊だなと思いました。
お金の多い少ないだけに振り回されるのではなく、その本質を理解し、社会の中で活かす方法を考えることが重要。
それが将来的な私たちの幸福と社会全体の幸福をつなげる鍵となるのかなと思います!
とても良い本と出あえました!
皆様もぜひ!

この記事が参加している募集