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#0104_ジブン株式会社_学習で楽観主義を身に着けよう!

おはようございます!
こーへい127です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今日は土曜日、週末ですね!
今日は一日年末の大掃除!
「お掃除本舗」という業者さんを呼んで、水回りを掃除してもらい、私と妻はほかの部分を一気に掃除する計画です!
この「お掃除本舗」、東京に住んでいた際から利用させてもらっていましたが、とても丁寧な掃除と掃除グッズももらえるのでおススメです!

さて本日は「学習で楽観主義を身に着けよう!」です。
昨日の木下斉さんの配信で「学習性楽観主義のススメ【1/2】楽観主義は学べる」というお話をされておりました。
私も楽観的な性格ではありますが、これは先天的なモノではないと感じています。
楽観的な思考を身に付けることで、人生の様々な面でポジティブな変化が期待できます。今回、木下さんの配信、およびポジティブ心理学の権威であるマーティン・セリグマンの理論をもとに、楽観主義の重要性やその習得方法について考察してみます!
木下斉さんから以下の本を勧められています。
KindleやAudibleで視聴可能。めちゃめちゃ良いので、ぜひ読んでみましょう!


1. 楽観主義とは?

マーティン・セリグマンによると、楽観主義とは「目の前の出来事をポジティブに説明・解釈する思考習慣」のこと。
例えば、あらゆる失敗や困難に直面したとき、楽観主義者は、そのような状況を次のように捉えます:

  • 一時的:この失敗は今だけのこと。永続的なモノではない。

  • 限定的:この影響は特定の状況に限られる。すべてが破壊されるわけではない。

  • 外的要因:原因は自分以外の外的なものにある。不可避でしょうがない。

これに対して、悲観主義者(ペシミスト)は反対に、失敗を永続的かつ普遍的なものと考え、自分自身に原因を求めがちです。

楽観主義は「考え方の癖」と言えます。先天的に生まれ持ったものではなく、習慣的に、また意識的に、日々起こる事象に対してどのように解釈するかが、大きく影響するのです。
どのように考えるかは、後述するABCDEモデルを通じて、今日から誰でも改善できます!


2. 楽観主義のメリット

楽観主義者が得られるメリットは多岐にわたります。
セリグマンの研究では、楽観主義に基づく行動をした人々を調査し、具体的に以下のような結果が示されています:

  • 学業・仕事・スポーツでの成功:楽観的な人は挑戦を恐れず、粘り強く努力することで大きな成果を得ていることがわかっています。

  • 健康面の向上:ストレスに強く、生活習慣病にかかりにくい傾向があります。

  • 人間関係の向上:前向きな姿勢が自分自身はもちろん、周囲にいる他者に対しても良い印象を与えます。

  • 精神的回復力(レジリエンス)の高さ:逆境に直面したり、そこで失敗したとしても、立ち直る力が極めて強いです。

例えば、政治の世界では楽観的な候補者の方が選挙で当選しやすいというデータもあるとのこと。
これは、楽観主義が逆境から立ち直りやすく、かつ他者に対しても安心感や希望を与えるからだと考えられています。

一方で、悲観主義的な考え方は、過去や結果に縛られて、なかなか新たな活動に取り組むことが難しく、結果的に長期的な成功や健康に悪影響を及ぼすことが多いとされています。
したがって、意識的に楽観主義を取り入れることが重要です。


3. ペシミスト(悲観主義者)との違い

ペシミストの特徴は次の通りです:

  • 永続的な解釈:失敗を「これからもずっと続く」と考える。

  • 普遍的な解釈:失敗が他の場面にも波及すると捉える。

  • 内的要因に帰属:自分の能力不足や性格のせいにする。

ペシミスト的な考え方は、その考え方のもと、感情の落ち込みを引き起こし、行動を制限してしまいます。
例えば、「自分には何をやっても無理だ」と思い込むことで、新しい挑戦を避けるようになるでしょう。
しかし、楽観主義的な視点を取り入れることで、過度な恐怖心やあきらめを打ち破り、ポジティブな結果を引き寄せることが可能です!

4. ABCDEモデルで楽観主義を学ぶ

セリグマンは、楽観主義を学ぶための具体的なフレームワークとして「ABCDEモデル」を提唱しています。これは、次の5つのステップから成ります:

A: Adversity(逆境)

困難や失敗、自らが日々直面するネガティブな出来事を指します。
例:プレゼンでミスをした。テストの結果が良くなかった。パートナーと喧嘩してしまった。

B: Belief(信念)

日々起こる上記の逆境に陥る出来事に対して、自分が持つ信念や解釈
例:
オプティミスト「私は失敗から学び成長できる人間だ。」
ペシミスト「私はいつも失敗する人間だ。」

C: Consequence(結果)

その信念がもたらす感情や行動。
例:
オプティミスト:失敗を内省し、すぐ次の行動に生かす。行動量を増やす。
ペシミスト:自信を失い、次の挑戦を避ける。

D: Disputation(反論)

オプティミストの場合は、ABCを繰り返すことで、どんどん前向きに挑戦し続けられます。
ここで、ペシミストの場合、その不合理な信念に対して反論し、代わりに合理的な解釈をします。
例:「今回の失敗は準備不足だっただけで、私の能力不足ではない。」

このステップでは、客観的な証拠を基に、不合理な考え方に挑戦します。
例えば、「成功した例は他にあるはずだ」と過去の実績を振り返るのも有効です。

E: Energization(活性化)

前向きな信念によって、エネルギーが湧き、行動に移せるようになります。
例:失敗という逆境を前向きにとらえた結果、準備不足であることを内省として発見。次回のプレゼンに向けて練習を増やす。

このモデルを繰り返し実践することで、楽観的な思考習慣を徐々に身に付けることができます。
特にペシミストのタイプの方において、「反論」のステップは、習慣的なネガティブ思考を変える鍵となります。

5. 柔軟な楽観主義のすすめ

楽観主義が良いといっても、盲目的なポジティブ思考は逆効果になることもあります。セリグマンは、「柔軟な楽観主義」の重要性を強調しています。

柔軟な楽観主義とは?

  • 必要なときに楽観主義を活用する。

  • リスク管理が重要な場面では悲観主義を使い分ける。

例えば、ビジネスの意思決定ではリスクを慎重に評価する必要があります。
一方で、挑戦が求められる場面では楽観的な視点が必要です。状況に応じて使い分けることで、バランスの取れた思考が可能になります。

柔軟な楽観主義を実践するためには、状況を冷静に分析し、「この場面ではどのような視点が最も効果的か」を判断する力が必要。
これには経験を重ねることが重要ですが、日常の中で「自分の思考パターン」を振り返る癖をつけることで、徐々に身についていきます。


さいごに

楽観主義は、性格のような先天的なモノではなく、後天的な思考のスキルです。
今回学んだセリグマンの理論とABCDEモデルを活用することで、誰でも楽観主義を論理的に学び、それを人生に取り入れることができます。

楽観主義を身に付けることで、日常生活や仕事、さまざまな場面でのストレスが減り、目標達成への意欲が高まり、前向きに物事へ取り組むことができます。
また、柔軟な楽観主義を取り入れることで、現実的なリスク管理とポジティブな挑戦の両立が可能になります。

私も学びから楽観主義を形作っていこうと思います!
皆様もぜひ「自分の信念」を見直し、柔軟でポジティブな思考を育ててみてください!

あなたの未来は、きっと今より明るくなるはずです!
ぜひ一緒にやってみましょう!