自分で許可をして自分で決めることの難しさ
「他人の目を気にするな、自分らしく生きるべきだ」
このような、“自分”に焦点を当てる話はよく目にする
うーんその通りだな、と感じつつもなかなか上手くいかないものだ
生きている以上どうしたって他人の目を気にしてしまう
私は何かをする前に自分の意思を確認するのではなく、まず自分以外の人に「これをしてもいいだろうか?」と許可を取る癖がある
両親や先生、上司のような目上の人に対して、さらには友人や恋人までである
仕事の場合は許可を取らねばならない場面もあるだろうけど、確認しなくていいことまでも確認してしまうのだ
この癖がなかなか抜けない
根底にあるのはきっと「怒られるかもしれない恐怖」であり、もっと深い所には「傷つくのが嫌」だという自分自身に対する守りだ
結局、自分に傷をつけたくないがために相手の物差しに合わせていってしまっている
他人の価値観と自分の価値観は絶対に同じではないというのに
ここまで考えていながらも、現実では自分の意思より他人の意思を優先している
人生に変化をもたらすのは本当に難しい
ただ単に臆病なのかもしれない
重要なのは何をしたいかではなく、誰がしたいのか
自分がしたいと思うことが何よりも大切だ
自分に問い、自分で許可し、自分で決断しよう
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