成功法則はエビデンスがあるに限る
誰だって成功したいと思ってる。成功したくない人などいないだろう。
成功への道のりを書いた本は山ほどあるが、なかなか実行できそうなものがない。
”成功するには幅広い人脈を作ること、まずパーティに行こう!“と言われても、「いやそのパーティどこでやってんねん」という粗品風ツッコミをせざるを得ない。
“成功”という言葉に取り憑かれた私は、成功本を読み漁っていた。
そして、1つの本に出逢った。
『 残酷すぎる成功法則 』 / エリック・バーカー 著
これは、著者独自の成功談ではなくエビデンス(証拠)ベースで成功する法則を読者に教えてくれるのだ。
科学的根拠があるからこそ、その人に予め備わっている才能が全てでなく、誰でも成功できる鍵を握っていること。つまりはその法則さえ分かれば全人類が成功する可能性があるということだ!!
約370ページあるが、文字が大きめで細く章分けしてあるのでとても読みやすい。
内容はぜひ自身で読んでもらった方が面白いと思うが、成功する第一歩としてまずは何が大切なのか?という本書の中で何度も出てきた最も重要だと思われることを一つ紹介したい。
汝自身を知れ
これは、デルポイのアポロン神殿の入り口に刻まれた、古代ギリシアの格言である。
この言葉通り自分自身を知らなけば何も始まらない、と著者はいう。
* 外向的なのか、内向的なのか
* 自信過剰なのか、自信不足なのか
* どういったことで幸せをかんじるのか
* 与えることが得意か、受け取るこが得意か、あるいは中間なのか
* 自分の最大の欠点は何なのか
こういったことをくまなく探り、自分という人間を徹底的に知り尽くさなければ成功は遥か彼方だ。
参考文献の量がとんでもなく膨大なので、そこも見どころの1つである。
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