変革する「ゲームビジネス」。エンタメ戦国時代のサバイバルプラン
はじめに
面白い記事がありましたので、共有がてら記事にしていこうと思います。
題材は、タイトルの通り「変革するゲームビジネス、エンタメ戦国時代のサバイバルプラン」について。
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要約
記事を要約すると下記の通り。
任天堂、ソニー、マイクロソフトの3社が2023年の年末商戦そして2024年以降の展開に向けて、ユーザー向けのオンライン配信をおこなった。
結果として、3社の将来的な戦略がはっきり異なっていたとのこと。
「IP戦略の拡大を打ち出し、実際にゲームと併せて映画やグッズを展開してきた任天堂」
「ハードウェアのポテンシャルを信じ、視覚的に強く訴求しつつも、更にハードを拡張する機器も訴えたSIE」
「期待の大作を組み込んだサービスの訴求に加え、買収に対する懸念にも配慮したMS」
各社、「IP」「ハード」「サービス」と独自の狙いがあり、ビジネスを多角化することで「奪いあう」のではなく「拡げあう」ことも企図しているという。
また、一方で「XR」「メタバース」「NFT」などのバズワードには無関心で、ゲームビジネスを念頭に拡張を進めていく方針のようだ。
感想
3社の将来的な戦略がはっきり異なっている部分はとても興味深い。
また、各社ともに現状をしっかり分析できている点も今後に繋がる好材料だと感じた。
<各社の自己分析>
・任天堂「手堅くも好調。IPを重視し既存のファンを育てる姿勢」
・ソニー「軌道に戻ったPS5の勢いを維持できるか」
・マイクロソフト「発売目前に迫ったStarfieldへの期待とクリエイターファーストのアピール」
※Starfield=ベセスダ・ソフトワークスより2023年9月6日に発売予定のオープンワールド型アクションロールプレイングゲーム。
最後に
今回の話は、他の業界でも参考になる話だと思い、記事にしました。
ビジネスを多角化させるべく、「奪いあう」のではなく「拡げあう」という点やIPとともにファンも育てている任天堂の姿勢はエンターテイメント企業として素晴らしいと思いました。
各社「XR」「メタバース」「NFT」などのバズワードには無関心なのは少し寂しいですが、今後のさらなるゲームビジネスの発展を祈りつつ、今回はここまで。