幸せの瞬間をくれたあなたに
幸せについて考えた。
子どもの頃
何が幸せだったかな?
私が思い出すのは
中学生の頃
保育園の職場体験での
こんなシーン
***
昼下がり カーテンが揺れるたび
ふわっと光も揺れる
そんな中
2歳の女の子が
ムクっと起きあがった
中学生の私は
その子の眉間をなでてみた
そして
「みんな 寝ちゃったね
眠たいのに なかなか眠れないね」
と できるだけのんびり
そっと ささやいてみた
すると女の子は
私を一瞬見つめ それから
みんなを ぐるりとみわたすと
また布団に ほっぺをくっつけ
今度はゆっくり 目をとじた
しばらくすると
スゥーーーッと静かに 寝息がきこえた
***
お昼寝時間に、最後まで起きていた子の添い寝を頼まれた中学生の私は、小さな子が眠りにつく瞬間に立ち会えたことが最高に幸せだった。
そして今もそれを思い出しては幸せだったなぁとあったかい気持ちになる。
そういえばこの前、息子がツツジを見てこう言った。
「サクラだ!」
サクラかぁ〜〜!
ツツジを知っている私にはもうツツジをサクラとは言えない。
でもツツジという名前をまだ知らないキミは、その花を見て考えて、サクラという言葉に行き着いたんだね。
なんだか幸せを感じる。
私の知らない息子の世界を垣間見れた瞬間、そう来たかぁ〜!とうなりたくなる。笑
幸せってなんだろう?
私は大人になって、こんな幸せを忘れかけていた頃がある。
またそれを思い出させてくれた息子は、母がそんなことを考えているなんて思ってもないだろう。
あの時の2歳のあの子も、もうハタチを超えてるかな?
中学生だった私があなたのお陰で幸せを感じ、
大人になった今でもこうして幸せをもらっていることをもちろんあなたは知らない。
それでも感謝せずにはいられない。
幸せの瞬間をありがとう。
そんな瞬間を、どうかあなたにも。
そしてあなたも、知らないうちにもう誰かの幸せの瞬間をつくっているかもしれないね🌸
人って知らないうちに誰かの幸せをつくっているかもしれないんですね。
子どもの頃の幸せの瞬間からそんなことを思った。
そしてそう思って生きていける人が増える世の中であってほしいと、今日は特に願う私がいる。
もしそう思えなくて悩んでる子が私の目の前にいたら
話を聞いて、そして最後には
「もしかしたら、あなたは知らないうちにもう、誰かの幸せの瞬間をたくさんつくってきたかもしれないよ。例えば、、」
ときっとあっただろう、あなたが知らないうちにつくったたくさんの幸せの瞬間を想像して一緒に笑ってからまたねー!とかおやすみって言いたいなぁ〜🌙
そんなことを何だか妄想しながら、幸せについてぐるぐる思考を巡らす今日でした🌸
一緒に生まれた家族の死をきっかけに、人生を楽しんでやりたいことやろうと過ごしてきた私の日常や思い出を、優しさの伝染を心がけて記事にしていきます☺︎今の夢は子どもに絵本を書くことです。あなたから頂いたサポートは優しさにかえて記事にしたり夢を叶える為に使わせていただきます☺︎