06.退職願提出
移住や新規就農について半年ほど喧々諤々しましたが、やっとハード面の整備が完了。あとは退職して引っ越してしまうだけです。
今まで殆ど興味もなかった就業規則を引っ張り出して"退職"に関する規則を熟読しました。
退職は、その旨を退職日の1か月前までに申し出る事。ふむふむ。
引っ越し予定の7月まで4ヵ月もあったので、5月末に上司に話をしようと考えていました(それ以前に退職の話をすると居心地が悪くなりそうな会社でした)。
誰にも会社を辞めて農家になる話をせずに、時を経て5月末。
少し緊張しながら退職の意向を話すと、猛烈、いや激烈に反対されました。
対目標値200%以上の実績を経年で達成できていた私(特に特別なスキルがある訳でなく、単に顧客に恵まれていただけですが)を手放すのが相当痛手だとの事。しかも、私が担当していた案件は特殊なものが多く、私以外で対応出来る社員が居ないそうです。
当初は、辞めるんだしもう関係ないと考えていましたが、いざ上司やその更に上司に「考え直してくれないか」と何度も泣きつかれると情というか義理が出てきます。
ただ、私も引き下がるわけにもいかず、"退職するorしない"の議論を突っぱねて、”何月に退職するか”の話し合いをすることになりました。
退職時期について何度も面談を繰り返すこと半月、結果として私の抱える仕掛案件が一段落する10月までの勤務で決着しました。
とは言え、後輩くんは円満退職が叶い、6月末で退職するのが決定していました。
心苦しいが、後輩くんには先に引っ越ししてもらうしかない。
事のあらましを後輩くんに連絡。
まあ仕方がないという事で納得してくれました。
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