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【自給→自信→自立→自由】減速して自由に生きる ダウンシフターズ(髙坂勝)

はじめに

私たち夫婦が影響を受けた本、「減速して自由に生きる ダウンシフターズ」(髙坂勝)を改めて読み直してみた。

今から12年前、東京で会社員をしていた頃にワクワクしながら読んだ本。「いつか、こんな自由な暮らしがしたい」と夢見て、約10年かけて、脱会社員・脱東京→田舎暮らし・半農半Xへのシフトを実現させた。
手に職がない、農業経験のない、自分たち夫婦でもシフトできた経験から、「誰でもできること」だと心から思っている。

目の前に田んぼと畑がある暮らし。脱会社員・脱東京→田舎暮らし・半農半Xへ。

最近、「会社を辞めて収入源がなくなるのは怖くなかったですか?」と聞かれることが続いたのだが、うまく返答ができなかった。自分の気持ちをうまく言語化できない自分がいたので、この本を読み直してみた。

「会社を辞める直前や辞めた当時(2017年12月)は会社員という仕組みから降りることが怖かった気がする。。。」

「でも、今は全く怖くない。当時より収入は1/3以下になっているのに。。。」

「なぜだ?」

↑うまく言語化できていない自分の気持ち

答えは、「自給→自信→自立→自由」

その答えは、この本の第7章のタイトル「自給→自信→自立→自由」だった。
目次を見た時に「これだ!」とピンと来た。

●会社員の時は時間と自由を引き換えに給料をもらうことしかできなかった。
●今は、お米と大豆を「自給」できている。さらに、農家民宿も開業し自分たちだけでビジネスもできている(給料ではなく報酬をいただけている。これは大きな進歩。)
●自分たちでできることが増えて、「自信」につながり、お金や会社に頼らなくても食いぶちが確保できる「自立」につながっている。
●モノやサービスを買わなくても、食べ物を自給して、自分で作れるものが増えれば、収入を減らしても十分暮らせる。
●だから、小さなビジネスで暮らしが成り立つ。気づけば、なんと「自由」に生きているのだろうか。
※始まりは、お米や大豆の「自給」から。そこから変われる。

↑会社を辞めてからの自分の状態、気持ちを言語化してみた
綾部市内の喫茶店にて。田園風景をみながらこの本を読み返してみました。

2010年にこのコンセプトを言語化している髙坂さん。さすがです!12年後の今でも色あせず立派に通用するコンセプト/言葉の数々に驚かされます。
例えば、
「豊かさの矛盾ーmore&moreからless&lessへ」
「都会から降りる」
「稼げない自由」
「半農半Xで、好循環スパイラルに」
「好きなことで生きる・・・あるもの探し」
などなど
この方はどれだけ時代を先に生きているのだろう。

結論

Q「会社を辞めて収入源がなくなるのは怖くなかったですか?」という問いに対する正直な答えは、

A「当時は怖かった気がするけど、今振り返ると何を恐れていたかわからない。会社を辞めても大丈夫。なんとかなる。なぜなら、自給→自信→自立→自由 な状態に今自分たちがなれているのだから。」


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