いくら

広告代理店_数字を読んだり、言葉を紡いだり。 バカみたいに働いていた矢先、人生第二幕、出産育児の試合開始ゴングがちょうど鳴り響いた所。 いま、恋焦がれて仕方ないのは、いくら丼。

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夫婦は、ガラスのひな壇に座る

とある友人が、SNSにこんな投稿をしていた。 「これまで、友人の結婚式には”新姓”で参加してきたが、どうにも違和感があった。今回の結婚式は、古くからの友人かつ理解ある人だったので、お願いして”旧姓”で参加させてもらった。」 同じ結婚式に参加していた私は、この投稿を見てはじめて、自分が無意識のうちに旧姓で招待状に返事を出していたことに気づいたのだが、なにより、同じ場にいた彼女が、そこに参加する自分の”名前”について強い葛藤を抱いていたことに驚いた。 結婚をすると、「女性は

    • 妊娠中の「ダメダメのうた」 byクレヨンしんちゃん

      夫は今日、飲み会だ。 前職の同僚たちからお誘いがかかったそうな。 ブラックベンチャーで働く彼は、「子供が産まれたら出戻りするかもしれないし、コネクション大事だからネ!」とかなんとか言って意気揚々と出て行ったが、今頃久々のお酒に飲まれていることでしょう。 今日はソファで寝かせよう。 酒臭い身体で、私のベッドには指一本触れさせまい。 * 妊娠が発覚してから、毎度私がチクチクいうもんで、家では彼も禁酒してくれている。オールフリーを飲みながら「もうこれでいいや、うまい!」とか

      • 妊娠、ワタシとボセイ、決闘のゴングが鳴る。

        親友、というのはこっぱずかしいのだけど、 一人っ子の私には、姉妹みたいな存在がいる。 彼女とは新卒から4年間、一緒に暮らしていた。 「私の性格を悪くした」と多方からご指摘をいただく新卒の荒波にもみくちゃにされて、 時々沈みかけるお互いを助け合いながら、 ふたりでなんとか生きぬいた、戦友。 彼女は私よりずっと社交的で、外の世界といつも繋がっていて、私に言わせれば「スーパーオープン」なタフレディで、 私とは全然違う性格だけど、心が向く方向みたいなものは似ていると思う。 感度