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子どもは親のいない所で頑張っている!
どの親も「こんな風に育ってもらいたい」という願いがあるはずだ。「将来これしておかないと困るよ」という心配や不安もある。
「家では言うことを聞かないので厳しめ指導をしてほしい」という先生への要望もあるのかもしれない。
私は、今子ども相手の仕事をしている。私もそうなんだけど、我が子への困りごとや不安なところ、苦手なところが目につくことは多い。
先生に、どうにかなりませんかね~みたいな、親の要望はあって当たり前なんだと思う。
でも、日々子ども達と接して思うのが、お母さんが心配することはそんなにないかもよって思うのだ。家ではダラダラしていて、頑張ってないように見えるかもしれない。それを見てるとイライラする気持ちは痛いほどわかるし、大丈夫なのか?と焦ることもある。
でも、子ども達って外では結構頑張っているんだよね。ただ仕事なのでなるべく親の要望も取り入れたいところである。
親の要望って、私が思うに、子どもの苦手とすることが多い気がする。苦手を克服させて欲しいってことかな。
まぁその子の苦手なことは、やる気にならないことは多いんだけどね。いかにこのやる気を起こさせていくか!これを考えるのが難しいけど、楽しかったりする。やりがいでもある。
私がいつも心がけているのは、やはりその子の好きや得意を沢山観察してヒントを探していくことだ。そして遊びの中から、いつの間にやら学んでいたって感じの自然な流れに持って行けれた時は、本当に最高だ。
まぁ親的には、もっともっと完ぺきに仕上げてもらいたいと思っているのかもしれないが、私は子どもの事も大切にしたいと思っている。その子なりの成長に寄り添いながら、スモールステップで取り組んでいる。
そんなことを仕事でもしているからかな?
我が息子の好きや得意観察もず~っと続けている。
今日はオンライン通級の日だった。
私が傍にいると、へにゃへにゃするしね。私も見ていたらイライラするので、速攻で「失礼します」と言ってその場を離れる。
親のいない場所で、子どもは頑張っている。
その姿を私は、信じている。
息子のリビングでの様子を、見守りカメラで観察しながら、パソコンでこのnoteを書いている。
信じていると言いながら、しっかり観察をしている(笑)
でも、あのへにゃへにゃ息子が私がいなくなった瞬間に、先生とオンラインで通話し始めた。やはり、親がいない所で頑張り始めたか!なかなかやるじゃないか、息子よ。
すると…
先生がタイピングで入力している間が暇なのか、息子が先生に見えない所で、switchをし始めたのが見えた。
思わず部屋に乗り込んで「テメェ~ふざけんなや!」と言ってやろうかと思った。
ただ、グッと耐えた。グググッと耐えたよね。
しばらくすると、集中し始めた息子はタイピングし始めていた。switchはしていない。する暇がないくらい先生とのやり取りに集中し始めた感じだ。
2人の中で何が起こっているのかは私にはわからない。
でも、私は先生と息子のやり取りを信じている。
親の私は、黙って廊下で見守りカメラ見て待機しておけ!
じっとしているのも苦痛なので観察しながら、こうやってnoteを書いてはいるんだけどね。
すると、また先生のタイピングの時間が暇なのか、こそこそswitchをしている。先生にさぼっているのがバレたのか?注意をされている。
今度こそ、マジで「お前、ちゃんとやれや!」と乗り込みそうになったけど、ほんっと耐えたやん(笑)
先生から「お母さん呼んできて」と言われるまで待機した私を褒めてあげたい。
先生がうまいこと息子の好きなポケモンの質問をしてくれ、息子がメッセージをしながら答えていたようだ。
息子の顔が見えなくてよくわからなかったと先生が言っていたので、次からは息子の顔が見えるような部屋(switchができない別室)でやってみますと言っておいた。
息子に終わった後、「顔が見えなかったと先生が言ってたよ」と言うと「顔を先生に見せるのが恥ずかしかったから…。」と言われた。
確かに、オンラインスクールの子達もみんな顔出しなんかしていないもんね。不登校の子達ってもしかしたらそうなのかもな~。学校に行くのだって物凄い勇気だ。道で同級生に会っても逃げ回るくらいだ。そんな息子がはっきり顔を見せながら、先生と目を合わせてなんて…確かにきついよね。
息子のダラダラした姿だけを見て、判断しなくてよかった。
switchに関しては、かなりムカついたこともとりあえず黙っておいた。次から、別室でやればいいだけの話だ。
とにかくだ。息子なりに親のいない所で一応頑張っていた。子ども達というのは、家庭の姿だけが全てではない。親が見ていないところで、頑張っている。成長をしている。
とはいえ、うちの息子は引きこもりだ。私以外の誰かと関わる時間も少ない。息子を見る機会がとにかく多すぎる。だから欠点の方が見つけやすいのだ。
そんな時は、意識して息子を見ない時間を作るようにしている。きっとその方がいい。私は私で自分のやりたいことをやっているくらいで、ちょうどいいはずなのだ。