炭は自然に還らない。
こんにちは、「ちゃ、」です。
今回は、事実の羅列になってしまう所があるので、申し訳ございません。
他にもキャンプ関連の記事を書いているので、そちらも是非よろしくお願いします。
最近もニュースで取り上げられていますが、炭は自然に還りません。
炭は炭素という元素から出来ており、炭素は非常に安定です。
また、同素体という、イメージとしては炭素の並びが変わったものがあります。
その中に、硬いダイヤモンドや、鉛筆の芯に使われる黒鉛などがあります。
これらは私達の身近にあります。広げて考えてみると、
例えば、スマホなど身近にある物は簡単に壊れてしまったら、無くなってしまったら困りますよね。
まわりくどい言い方をしましたが、身近でも使われている事=壊れて欲しくない、つまり、安定しているという事が分かっていただけますでしょうか。
炭は擦りつければ鉛筆の芯と同じ元素なので、黒鉛とは違えど、文字だって書くことが出来ます。
地球を大きなキャンバスとしてみたら、炭は「書」が現代まで何百年も残っている様に、ただの汚れたゴミとして残り続けます。
ただ、正しく使うことが出来れば、素晴らしいアイテムです。
しかし、放置して、環境を壊すような事があれば、その場所では使用禁止になります。そして、いずれは指定された場所でしか使えないという状況になってしまうかもしれません。
炭は分解せず、分解されるのは灰になった時なので、炭を燃焼し続けて灰にするにはかなりの時間がかかります。それを考慮して火起こしをしなければなりません。
もしくは、火消し壺などを持参して繰り返し使う様にするといった事も出来ます。
キャンプ場がきれいなのは、勿論マナーの良い人も多くいるからという理由はありますが、それと同時に炭などのゴミを掃除してくれる人がいるからです。
それを頭に入れておいていて下さい。
そして、炭は熾火という赤くなって見えるほど高温になります。土をかぶせて酸素を絶てば燃焼しなくなるとは言え、相当な熱が伝わります。
海辺などでだいたいバーベキューが禁止されている理由はここにあると思います。
仮に海辺で、砂の中に炭を埋めた人がいたとして、その上を子供達が走っていった様子を想像してみて下さい。
あなたはどう思いますか?
私は、ここ一帯に地雷があるからその上で走り回れ、と言われている様な感覚です。
どんな事にも言えることですが、使ったら使う前よりも綺麗にしようという事が一番大事な事なのではないでしょうか。
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