市役所職員同士の結婚について
「単純接触効果」
繰り返し接すると、好意や印象が高まる効果。
つまり、普段の生活で目にするもの相手にするものは好きになりやすい傾向にあるということ。
それは恋愛でも一緒。
多感な時期である10代の時に毎日のように通っている学校のクラスで続々とカップルが誕生するのはこの効果が強く出ているのかもしれません(私は恩恵を受けることはなかったけども…)
それは社会人となり、同じ職場になっても起こる効果でもあります。
よく言われる職場恋愛。
そして、そのまま職場結婚。
恋愛あるあるですよね。
…恋愛の話になると、ちょっと詩的になってしまうのは何故だろう?(笑)
前置きが長くなりました。
市役所でも職場結婚よく見受けられます。
「単純接触効果」もあるでしょうが、同じ職場を選ぶということもあり、価値観が合う部分もあるのも理由かもしれません。
今の日本では、結婚しないという選択肢もある中で、結婚を決断するというのもまた個人の自由であると考えます。
相手を選ぶ自由もあり、それが同じ市役所の職員同士であってももちろんアリだと思います。
しかし、それを快く思わないひともいるみたいです。
市役所という安定した職場で夫婦になるということにある意味嫉妬のような感情を抱いているのかもしれません。
確かに市役所は男女差の賃金格差がほぼなく、年功序列で昇給をしていくので、金銭的には余裕が出てくるかもしれません。
ただ、同じ職場にいるということは収入源が同じで、そこが揺らぐことがあれば生活が成り立たなくなるリスクもあるということです。
他にも「市役所職員はこうあるべき」という各個人が持っている固定概念みたいなものから苦言を呈したくなってしまうのかもしれません。
確かにいろんな考えがあるかもしれませんが、職員にだって自由があります。
市役所に勤めているからと言って他人の職員像に合わせる必要はないと私は思います。
いずれにしても、自由恋愛が認められている現代において、生涯のパートナーを決める自由は全てのひとが持っている権利だと考えます。
市役所職員も自由に恋愛して、人生を謳歌してほしいと願っています。