そのマガジンを表示させているのは誰か?作者領域の非四角形について
今、noteはUX見直しキャンペーンを積極的に行っています。以前から少し気になることがあるので書きます。記事の右下のマガジンの表示です。
その部分の仕様を説明
noteを使っている方には説明の必要はないと思いますが、念のため説明します。
noteは複数の記事をまとめるマガジンという機能があります。自分で作成したマガジンにどんどん記事を追加していくわけですが、自分が書いた記事でも他の人が書いた記事でも含めることが出来ます。他の人の記事を含めるときに記事の作者の許可はいりません。
パソコンで見るとこのように、記事の左下に作者が表示され、右下にその記事が含まれているマガジンが表示されます。
スクリーンショット撮影のため、一瞬だけマガジンに登録しました。
で、何が言いたいのか
記事の左下に作者、右下にマガジン、というレイアウトなので、記事が追加されているマガジンが記事の作者と違う時、作者がコントロール出来る部分はこのように非四角形になっています。
この形がイビツなことで、右下のマガジン部分の解釈に誤解が生じる可能性があります。
特に、初めて見た場合ですが、作者のコントロールしている領域を素直に四角形と捉えてしまうと、右下に表示されているマガジンが作者の意図によって表示されているように見えてしまいます。また、マガジンの説明に「〜によるマガジン」のような記述があると、作者がその個人/団体と関係があるように見えていまいます。作者の寝ている間にこれが行われてしまいます。
そのマガジンが作者と関係なさそうだと判断できる場合でも、領域は四角形だという意識があると、作者と関係ないものが近いところに表示されている不自然さを感じます。
これは初期のMediumにもあった現象で、気になっていた部分でしたが、Mediumは仕様変更によってこの現象はなくなりました。
今回、UX見直しキャンペーンということで書きました。
ただこれは、記事の一角に他人が入り込んでくるダイナミック感として捉えることも出来るので一概に悪いとも言えないですが。
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