ジャニーズ問題の計り方
相変わらずジャニーズ問題は話題に事欠かない
このようなジャニーズ事務所の状況の中で、社長を受けた東山氏に対しては賛否はあるが、その心意気には心を寄せる部分もある
二度に渡る記者会見でも多くの課題を残しているが、今後の動向を見てみたい
そんな中でちょっと気になったことがあった
経済団体の代表も務めるウイスキーメーカーS社社長の言動だ
事件が大きく報道され始めてすぐの段階で
「人権を無視するような企業とはつきあえない
ジャニーズ事務所のタレントはCM等には採用見送る」
とぶち上げた
ん?ジャニーズ事務所のタレントたちに、そんなに問題が、あるの?
と違和感を覚えていた
しかし、当時はこれに同調、追随する企業が多く現れた
さらに二回目のジャニーズ事務所の記者会見のあとにも
「まだまだ措置を緩めるということはない」
と発言をしていた
これに関しては経団連の会長は別の見解を示していたが
そして数日前、S社の新しいテレビコマーシャルを見て愕然とした
数年前にジャニーズ事務所を辞めたスマップの3人がCMに出演していたのだ
ジャニー喜多川氏が性加害を起こしていた時期に、スマップはジャニーズ事務所の中核にいた
でも今日の段階で旧ジャニーズ事務所に在籍していなければCMに採用しても良いということが?
その判断根拠を゙聞きたいことろだ
当初、S社社長は
「人権を゙大事にしない企業は生き残れない」
と言ってはいたが、実は、
人権を゙大事にしない企業と見られたくはない
ということではなかろうか
自社のリスク管理だけを考えているのではないか?
本当に人権を゙守ることを考えるのであれば、旧ジャニーズ事務所に在籍しているタレントたちの人権はどう考えているのだろうか?
彼らの多くも被害者である