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【都市論】農業機械と人口移動

今度愛媛の友人と日本人の自然に対する価値観について対話することとなった。対話のきっかけは、その友人たちを話すのならば、そのテーマがよさそうだと思ったからだ。実社会にすぐにいきるわけではないが、アカデミックな話というのはしていてなかなか楽しい。

なぜ都市の話をするのに、自然の話をしたかというと、それは自然と都市の対比をし、自然をより深く理解したいと考えたからである。

私は今まで農山村が社会の下部構造にあって、都市が上部構造にあるものだと考えていた。しかし、都市の原理によるとそれは否定され、都市部が下部構造で農山村が上部構造だという。

それは高度経済成長期の農村と都市間の移動をみると理解できる。

なぜあれほどまでの人口移動が可能となったのか、様々な要因があるがそのひとつに農業機械の開発がある。農業機械が開発されるまでは、多くの労働力が必要だった。しかし、農業機械の登場によって労働力の削減ができ、都市部に移動することが可能となった。

このことから農村のイノベーションは都市部によってもたらされたことがわかる。つまり社会が発展するには、都市部が基盤となって活動していることになる。

本日も読んでくださりありがとうございました。

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