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自己肯定感の育て方

「自己肯定感」を持ちたい!という言葉をよく目にします。

では、自己肯定感とはどんなモノでしょうか?

自分に自信が欲しいとか、自分を好きになりたいとか、自己肯定感を持ちたいとか、これらは同じことのように扱われていますが、それらは別のモノだと私は考えます。

これら3つ全てが備わっていたら生きやすいのかもしれません。ですが、仮にどれか1つだけでもあったとしたら、いくらか生きやすくなるのではないでしょうか?

自己肯定感があるだけで生きやすくなる

最初から全てを目指すことはありません。まずは自己肯定感から育ててみてはどうでしょう。

私は、自分のことが好きではありませんし、自信に関してはバラつきがあります。自信のある部分はいくつかありますが、漠然とした自分への自信はありません。

けれども、自己肯定感は確かにあります

では、その自己肯定感はどこから来たのでしょうか?

たまたま自己肯定感がうまく育ってきたわけではありません。これからご紹介する方法は、私が20歳代の頃にお世話になっていた精神科医から伝授されたもの。

その方法を活用して、自己肯定感を育ててきたおかげで、今の私があるのだといっても過言ではありません。

苦手なコトに取り組む

実は、苦手なコトに取り組むことで自己肯定感を得ることができます。

好きなコトで苦手なコトに取り組むのがおススメです。

その取り組みは他人と競争することのない何かのほうがベターです。他人と比べてうまくデキるかどうかが問題ではなく、過去の自分と比べてうまくデキるようになることを目指します。

苦手なコトに取り組む意味はそこにあります。

つまり、最初からスイスイうまくデキることに取り組むのではなく、うまくデキないことを何度も繰り返し徐々にうまくなっていくというプロセスが大事なのです。

具体的には、家族で消費するためのパンやお菓子作り、プライベート空間に飾る絵を描くなど。小さな世界で自分が満たされる興味のあるコトを選ぶことがポイントです。

好物のかっぱ巻きを作る!

料理そのものは何でもうまくできるほうですが、私にも得意ではない分野があります。

20年ほど前、海苔巻きに1度挑戦してみましたが、うまくデキなかったため、それ以来、海苔巻きには取り組んでいなかったのです。

最近、自己肯定感を高めたいと思う出来事に遭遇し、海苔巻きでもしてみようかと思い立ちました。お題は好物のかっぱ巻き。細巻きの一種でキュウリが真ん中に入っているというアレです。

寿司飯の作り方は記憶にあり、目分量でしたがうまくデキました。ですが、かっぱ巻きのキュウリはコロコロと寿司飯の間を踊るような感じになり、うまく巻かれてくれません。

四苦八苦しながら数本巻き終わりましたが、海苔の合わせ部分が開いてしまうものもアリ、それらは海苔の二度巻きという苦肉の策で乗り切りました。

寿司飯がふわっとしてお店で売ってるようなかっぱ巻きもありましたが、ぎゅうぎゅうとキツク巻きすぎてしまったモノもありました。

けれども、お店で食べるとしたら巻物を注文して6切しか食べられないところ、家で作ったことでかっぱ巻きをお腹いっぱい食べることができました。だから、うまく巻けなかったとはいえ、私は大満足だったのです

これからも続けていく海苔巻き作り

今回は、細巻きのかっぱ巻きをメインにしましたが、いろいろと取り組んでみたい海苔巻きがあります。

それらを遠い目標に据え、まずは、かっぱ巻きへの取り組みを継続していきたいと考えます。

かっぱ巻き作りに集中している時間は何物にも代えがたく、その時間こそが自己肯定感を育てているという確信があります。作業にとても集中することもメンタルによいのでしょう。

出来上がりのうまいヘタを超えた喜びがあります。

小さなことからでも大丈夫。

好きなコトで苦手なコトに育てられる自己肯定感。

あなたも取り組んでみませんか?