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#5月31日の夜に

6月から学校が本格的に再開されるようだ。

メディアをゆっくりと見ている時間がない私が気づいていないだけかもしれないが、子ども達への心のケアは十分にされているのだろうか?

学校に行くことが楽しみな子どもばかりではないと思う。

学校が再開されることで憂鬱な気持ちになっている子どもは、5月31日の夜をどのような気持ちで過ごすのだろう。

夏休みの終わりなら「#8月31日の夜に」というハッシュタグが溢れている。

が異口同音に発信されるのは「学校に行きたくないなら逃げてもいいんだよ」という言葉。

今回、学校の再会を楽しみにできていない子どもはどうしているのだろうか?

もともと不登校気味であった子どもなら、学校や家庭で、何らかのケアが受けられている可能性もある。

だが、もともと不登校気味ではなかった子どもであっても、この時期、特殊な状況に置かれたことで心の不調を感じてしまっている可能性もあるのではないか。

あるいは、新学期という状況ゆえの不安と緊張で辛い気持ちを抱えている可能性だってある。

改めて発信するほどのことではないかもしれない。

そんなことはわかってるよと思われるかもしれない。

それでも伝えずにはいられない。

学校に行くことよりも、もっと大事なことがある。

それは、自分の命を大切にすること。

他人の命をも大切にすること。

思うようにならない毎日であったとしても......。

とりあえず生きているだけでも明日は来るから。


for reference
#8月31日の夜に