春夏秋冬理論 【経営脳】 12
この理論をご存じでしょうか?
日本でのマーケッターの第一人者であり、経営コンサルタントの神田昌典氏の理論です。
「春夏秋冬理論」は、経営学で使われる「成長カーブ」と、東洋、西洋の占星学の出会いによって生まれた理論だそうです。
「成功する人」と「成功しない人」がいます。この違いは何か?
ひとつの答えは「運」だそうです。成功している人は運を活かすのがうまい。
成功する人の行動パターンは「タイミング」。
つまり、チャンスのつかみ方や撤退の予測などの絶妙なタイミングのはかり方が上手い。
そこにも法則があるのです。
人生には12年でひとまわりするサイクルがある。それを3年ごとに四等分して「春夏秋冬」の季節に分けて考える。春は思い切って行動し、夏は驚くほど成長する。秋には事業の刈り取りをして、冬からは次のサイクルに向かって、土壌を整える。人生もビジネスも農業と同じなのです。種を蒔かなければ収穫を得ることはできません。自分で種を蒔いて、それを丹念に育て上げれば、必ず成長して、自分がその収穫を享受することができるのです。
これが自然の摂理であり、人生、ビジネスの摂理でもあるということです。
自分が「いま過ごしている季節」がどのような季節なのか、何が課題なのか、何をすべきなのかを知ること。知っているのと知らないのとでは準備や心構えで違いが出ます。
例え起こる現実は変わらないとしても、対処方法が変わり、安全に進んでいくことができるのです。