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いずれ長い付き合いになる
最近、お目にかかる機会が増えてきた『新紙幣』
一方で、「新一万円札を結婚式で使うのは不適切ではないか。」と話題になっているのだそう。というのも、新一万円札となった『渋沢栄一』は「女たらし」を中心とした逸話があるからである。
ニュースを聞いた時思ったのは、「うーん。その話(女たらし関係)少し前から知ってましたけど・・・。」ということくらい。なぜなら、2021年放送の大河ドラマ『青天を衝け』でモデルとなった渋沢氏は、お妾さんとの間に子どもまでいて、さらに妻と同居させていた人なので。
どちらかと言うと、長男の篤二が同じようにお妾さんを作ってしまった際に、烈火のごとく怒り勘当したのが気になるのだけど。
本当言うと、新紙幣のデザインが決定したのは2019年頃なので、議論するならそこでしておいてくれたら良かったのにとしか思えない。
今回の件に際し、以下の記事が面白かったので抜粋した。特に面白かったのは千原ジュニアさんの発言部分だ。
このニュースに注目した千原ジュニアは「時代が時代やから、そんなこと言ったら全員(そうした指摘を受ける可能性がある)」と、昔と現在では価値観が異なるため、歴史の偉人の誰を採用してもコンプライアンスに抵触する可能性があるのではないかと指摘。
「福沢諭吉さんも『天は人の上に人を造らず』と言うてはったけど、娘さんが彼氏連れてきて『結婚します』と言ったら『身分が違う!』と言ったって。だからそういう人を結婚の祝儀に入れるのはどうかって人も現れるかもしれない」と、皮肉を交えながら語った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
全くその通りだと思う。不貞行為を擁護しているわけではないが、そういう時代だったことは間違いないし、変に隠す方がおかしい。一方で、欠点を補って余りある人物だったことも間違いない。昔と今では価値観が違うので、現代の基準とするならほとんどの人がコンプラにひっかかるだろう。それにしても、福沢諭吉にもそんな逸話があるとは。
とは言え、もう発行されたからいずれ結婚式でも使うしかないのだが。次がいつになるかは分からないけれど、長い付き合いになるのだから悪いところだけでなく、良いところも見てあげたらいいのになと思う。