【B♭major】で某国民的バンド風の曲を日本昔ばなしから題材をもってきて作った話 「星取りの石」
イメージアーティスト
もう…これはオレが言わんでもわかりますよね…?
ってぐらい日本人のDNAに埋め込まれたこの曲調…
オレの声ではあのお方の美しい声は全く再現できんかったけど…
めちゃくちゃファンというほど聴いてもないのだけど、去年曲を作り始めたときに、まずこのバンドをイメージした曲を作ろうと思って、メロディを書き始めたんですね。
そしたらまー、一瞬で書けたわけ!!
今月になってオケ作り始めたんだけど、メロディは去年頭の中で作ってから一切変更してない(うそコードつけたことで一音だけ変えた)んですわ。
そんなけ自分の中のイメージがはっきりしたものだったんだなぁと思った次第で。
オレ史上一番優しいメロディが書けた気がする。
歌詞について
あのバンドの歌詞って、お伽話というか、非現実的な言葉がよく見られますよね。
自分の中にはあんまり夢想的な世界がないので、題材に非常に困った。
なのでこの国に古から伝わる物語に頼った!!
簡単に言うと、山に悪戯好きのあまのじゃくがおって、里の女の子にちょっかいかけてやろって。
だけども女の子に相手にされんの。
で、その女の子が一人、夜な夜な星に向かって、亡くなった両親は星になったのねみたいなことを言うわけ。
そうするとあまのじゃくはまた悪戯してやろうとして、夜空の星を全部取ってやろう!となるわけ(無理やろ…)
手を伸ばしてみたり、ほうきふり回してみたりしても届かんし(無理やろ…)
最終的には、山中から石を拾ってきて頂上にどんどん積んで、それでもやっぱり星は手に入れられず(無理やろ)、はずみで石が里まで落っこちて、それからあまのじゃくは星を取ることに夢中になって悪戯がなくなったとさ。
という。
ちょっとしたファンタジー要素を感じたので、どうにか歌詞にできんかなと思いました。
あまのじゃくが女の子をどの程度思ってるのかわからないけど、歌の中では勝手にすごい気に入ってる感じにしました。歌詞書きやすいじゃないですか。
しかしその後もずっと星取りに夢中になっていたってすごくないですか。
ずっと女の子に悪戯しようと思ってるってことですかね。
その根性も見上げたものですよね。
楽曲について
イメージはあの国民的バンドだけど、曲自体は完全にオリジナルで作らせていただいた。
昨年退職したものの、作曲能力ゼロで開始して、「どーすんのこれ…」状態だった自分からしたら、特にBメロあたりのコード付けなどに自分なりの成長が見られて驚いている限りでございます。
そうやって褒めるの大事。
曲そのもののアレンジはもっと楽器の経験を増やしてオケを作る必要はあると常々感じております。
そして重ね重ねではありますが、お聞き苦しいボーカルでほんとすみません。
ジャンルや曲調によって合う合わんがあるのがさらにわかってきた今日この頃であります。
そして4月のど頭から声枯れしてしまった雑魚声帯、早く戻ってきておくれ。