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Photo by
yasuu_kusayan
明治神宮秋の大祭奉祝第百五十一回明治神宮献詠短歌大会
みなさま、こんにちは。
お借りした画像は、南禅寺境内にある琵琶湖疏水の水路橋です。
急に寒くなってきました。もうすぐ冬が来るのですね。
「街をゆき子供の傍を通る時蜜柑の香せり冬がまた来る」(木下利玄)
木下利玄は白樺派のひとりとして知られていますが、短歌結社 竹柏会のメンバーでもありました。
小説家が多い白樺派のなかで数少ない歌人として活動しました。
そういえば、立冬(11月7日)も過ぎましたね。
「武蔵野はもの枯れ冬に入るひかり」(加藤楸邨)
季節によってひかりの感じ方が少し違うと思います。
冬には冬の、春には春のひかりがあります。
高校の頃、部活の恩師が俳人で加藤楸邨の最後の直弟子でした。
先生はお元気だろうか…時折思い出します。
さて、このたび明治神宮秋の大祭奉祝第百五十一回明治神宮献詠短歌大会にて佳作をいただきました。
選者の皆さま並びに事務局の皆さまに厚く御礼申し上げます。
佳作
シャツの釦ひとつはづして雨久花夏はまつすぐ逢ひにゆく季