歌誌『塔』2024年8月号掲載歌「春泥といふ言葉を知らず」
皆さま、こんにちは。
『塔』8月号の八角堂便りで永田淳さんが「短歌はプロダクトなのか」という文章をお書きになっています。
八角堂便りですので1ページ分しかありませんが、なかなか考えさせられる内容でした。
・「プロダクト的な短歌」という概念について
・どこで活動するかについて(SNSと結社という場の違い)
・バズる(短期間で爆発的に話題になる)ことについて
・読者側の問題について(鑑賞力・読みの力がなければいけない)etc.
歌を詠むという営為が、単に「楽しい」だけではないということを経験を通して認識している人。そういう人に出会うことができるのが結社の利点のひとつかもしれません。
「求道」と言ったら大袈裟かもしれませんが、古来「歌道」という言葉もああります。歌は苦しみと寂しさから生まれるものだと思っています。
にこにこ笑っているだけでは歌はできません。
それでは『塔』2024年8月号の掲載歌。山下泉選です。
↓ショーペンハウエル流 古典のすすめ。
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