緊張型頭痛の治療法大解説!

今回は緊張型頭痛の治療について解説していきます。
治療としては大きく2つ薬物療法と非薬物療法があります。

非薬物療法としては筋電図バイオフィードバックや認知行動療法や
リラクゼーション法といった精神行動療法の内容や、運動プログラムや
鍼灸療法がありますし、薬物療法としては2つの急性期治療薬と予防薬があります。

急性期の治療は薬物療法が中心ですが薬物治療により薬を毎日など何度も飲みすぎる事に
よる頭痛(医学用語的には薬物乱用頭痛などといいますが)ならないように注意する
事が必要です。また緊張型頭痛は女性に多いので妊娠する可能性がある女性は
是非、頭痛専門医の先生とご相談していただきながら対応していただけたらと思います。

急性期治療としては痛みをとる治療が主体となりますので、代表的なアセトアミノフェン、
アスピリン、メフェナムサン、イブプロフェンがありますが、胃腸障害や妊娠期の方に
使えない薬もありますし毎日など薬を飲みすぎる傾向がある方には予防療法も併用して
いただけたらと思います。

予防療法の中には薬物療法としての筋肉の緊張を除く作用を持つチザニンなど、
抗うつ剤のアミトリプチリンという薬以外に非薬物療法としての
筋電図バイオフィードバック療法や理学療法、鍼灸治療、運動療法として以前の動画に
挙げている頸や後頭部の筋肉の緊張をとるリラックスさせる運動、心理療法や
認知行動療法があげられます。心理療法や認知行動療法は心療内科という心と身体を
見る精神科とは異なる専門家もいます。

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