こころの在り方重視の生き方へ 神谷恵美子『こころの旅』を読んで
藤井聡太が「結果は重視しない。自分でコントロールできないため。自分でコントロールできる過程を重視する」という主旨のことを言っていたのを聞いたことがある。
本書を読んで、それを思い出した。
長い人生の歩みにおいて第一に、人は何を成し遂げるかではなく、どう在るべきか、を意識した方がよいのではないか。
新入社員時代、「仕事ができるが性格が最悪な上司」か、「仕事はできないが性格が良い上司」のどちらが良いか、と同期と話した。
どちらが正しい、ということはないだろうし、仕事の性質や環境