オジさんは読まないでください
この記事は前回の記事↓の続きなので、
先にこちらから読むとより滑稽でおすすめ。
タイトル通りここからはオジさんが読むと
ズタズタになってしまうので
オジさんは即座にnoteを閉じ、Xにでも戻って
アイドルやAV女優におやすみリプでも
送っててほしい。
今日は前回の記事のトピックス
"オジサンは
『自分よりも一まわり、二まわり年下の女の子と
どうやったら付き合えるか、そしてエッチできるか』
これを永遠のテーマとして掲げている"
これについて、5年もオジさん達と戯れている私の
知見を踏まえて描いていこうと思う。
このようなトピックスがオジたちの間で
上がるということは
『まだ自分は男としてイケる』
『若い頃と変わらず女性から
恋愛対象として見てもらえる』
『金銭が発生しているとはいえ
多少なりとも自分に気持ちがあるはず』
という考えがオジたちには前提としてある。
20代、30代の女性と
なぜか同じラインにいると思っている。
そしてこういうオジほど自分より年下の女性に
「痩せたら可愛いのにー」
「もうちょっとムチムチしてたほうが男は好き」
などと
平気で外見のことを指摘したりする。
自分は腹が出て頭が薄くなっているくせに
どの目線でのコメントなのか?
そもそもコメントできる立場にも無いということを
忘れている。
こんなことを言う割にはオジは年下の女性に
ちょっと優しくされたり、気遣ったりされると
"この子俺のこと好きなのかなあ??"
などと思い上がれる生き物なので
本当に脳内構造がおめでたく、
最近はそれが逆に可愛いとすら思えてくる。
これは女性に置き換えるとまずありえない感覚なので
理解しようとしても無理である。
私は今アラサーだが、20歳の男の子を
恋愛対象として見ることもおこがましいと
感じるし、なんだか罪悪感を抱いてしまう。
ましてやそんな年下の男の子に色恋を求められて
それを本気で受け止められるほど
ハッピーな頭を持ち合わせていない。
『金か?なにが目的だ?』と疑ってしまうだろう。
男女の歳の差恋愛に対する価値観には
これくらい大きな大きな差がある。
これを分かりながら日々、
オジ相手に色恋営業に勤しむ
キャバ嬢、ホステスの皆様には尊敬の念しかない。
決してバカにしているわけではなく、
本当に凄いと心から感心している。
彼女たちがオジの思い上がりを手玉に取り、
数々の駆け引きと店とのチームプレイによって
金銭を巻き上げることで、街の経済を回している。
オジがひとまわり以上も年下のキャバ嬢に
一軒家が買えるくらいの金額を貢ぎながら
手も繋いでもらえず、それでも本人はまだ相手に
真剣に恋をしているのを見ると、
お見事!と叫びスタンディングオベーションを
送りたい気持ちになる。
ここまで描いてみて、最終的に
夜の蝶たちへのリスペクトが生まれてしまったがず
オジがガチ恋しているキャバ嬢、ホステス、
パパ活嬢、アイドルたちにはもれなく
ちゃんと同年代くらいの彼氏がいるか、
もしくは入れ込んでいるホストがいる。
いくらオジたちが金を積もうとも、
彼女たちの本質的な恋愛観は変わらないのだ。
そりゃそうだ。
好きでもないオジさんと
カウンターで高っけえ鮨を食おうが
ミシュラン掲載のフレンチを食おうが
美味いわけがないのだから。
めちゃくちゃ無味である。
家で一人でどん兵衛食ってるほうが美味い。
最後にフォローとまではならないが、たまに
善良なオジもいる。それだけは言っておこう。
"善良なオジ"とは
自分がオジであることをきちんと自覚し、
年下の女性相手にへんな思い上がりをせず、
自分の奥さんや子どもと真摯に向き合いながら
素敵に歳を重ねている中年男性のことである。
自分の父親や旦那になる人には
"善良なオジ"であってほしいと心の底から願う。