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📈転職に当たってこの指標は持っておけば良かったわ
転職に当たって「自分は何をやりたいか」というのは良く聞かれるテーマですが、実は私は「やりたいこと」というのは考えておりません。
というのも「会社員として」の転職軸の中では「何をやりたいか」を考えても仕事に就けないからです。
代りに「何ができるか」をベースに仕事を探すのですが、しかし「できること=やっても良いこと」とは限りません。
「できるけどやりたくない仕事」というのが確かにあるのです。
そして今更ながらに「できるけどやりたくない仕事」を長く続けることに大きな弊害があることに気付きます。
というのも30代を過ぎてからの転職は「何がしたいか」ではなく「何ができるか」を企業側もベースとして見ているからです。
ふと頭の中に「ある図」が思い付きました。
何故コレをもっと早く思い付かなかったのかと思うと悔やみきれないものでもありますが。
💠転職座標図を描く
何故コレをもっと早く浮かばなかったのかという図表がコチラになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1716708637142-EYtgiWBqXt.jpg?width=1200)
この転職座標図がもっと早く浮かばなかったことに落胆しますね。
これは「できる・できひん」と「やりたい・やりたない」という自分軸を外側に置き、一方で「採用したい・採用したくない」という企業軸を内側に置いたものになります。
いわゆる転職活動とは、このマッチングによって成立するわけです。
そして自分軸の「できる・やりたい」と、企業軸の「採りたい」が合致したものが〚理想〛であり、自分軸の「できる・やりたくない」と企業軸の「採りたい」になった部分が〚妥協〛というものになります。
その一方で、20代に限っては「できない・やりたい」が企業軸で「ポテンシャル採用」ということで成功する場合があります。
ここをね、まずやっておくべきやったなと、そういうことに「今更」気付いたわけです。
🔘特性要因図や連関図もキャリア分析に役立つ
次にQC7つ道具である特性要員図や、新QC7つ道具である連関図もキャリア分析では役に立ちます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716711403695-iZwt9czQGb.jpg?width=1200)
「やりたい仕事」を軸にする場合は特性要因図。
「やりたくない仕事」は連関図で分析してみるのも良いかもしれません。
特に「やりたくない仕事」については因子同士が連関していることも多くあります。
〚未経験の仕事でやりたいと思った理由〛については、必ず特性要因図や連関図で分析をした方が良いでしょう。
ちなみにコレ、採用側で立っても「なんでウチには応募が無いんか」という分析をするのに使えます。
「採用は慎重に、解雇は迅速に」という言葉もありますので、採用したいと思った人の理由を考えるのにも役に立つかもしれません。
仕事というのは若いうちに「やりたい仕事」に就くことが肝要です。
やりたくない仕事を長く続けてしまうと、歳を取ってから「やりたくない仕事でしか求められない」ということが起きてしまいます。
「できるか・できないか」と「やりたいか・やりたくないか」というのを4つの四角に区切り、企業側からの目線も加えて採用の角度を出す。
これ、もっと早く気付けばよかったなと思う座標ですね。
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