資格の勉強はやらないよりやった方が良い📓
例えば〖キャリアアップ〗を単純に〖年収アップ〗として定義すると、その手段と言うのはシンプルに〚出世〛か〚転職〛しかありません。
まぁ日本企業は正社員だと年功序列なり、勤務年数が長くなることによるノウハウの蓄積と言うところに対しても賃金がアップしやすいですが、ひとまずキャリアアップの手段は出世か転職です。
さて、以前に「手取り13万円問題は転職以外に解決方法は無い」ということを書きました。
これと対象で話される内容に「〇十代、資格無しで良い転職先なんてあるわけない」ということも語られます。
そういう嘆きのツイートを見かけることも割とあるので、ならなぜやらないのかとツイッターでアンケートを取ってみたわけです。
で、まぁ少ない回答数ながらトップだったのは「気力が無かったから」と言うのもが多かったですね。
次に多かったのが「単純に勉強が嫌いだった」というものです。
確かこの時は「手取り13万円」が話題になった時で、その時見かけたツイートに「40代、趣味なし、金なし、資格なし」みたいなツイートがあったんですね。
「いやいや40代で資格ナシとか嘘(ナイ)っしょ」と思うのですが、現実としてそういう人はいるちゃいるわけです。
🛸ぶっちゃけ解決策はない
「気力が無かった」
「素直に勉強が嫌い」
この2つに関して言うと、正直言って解決策は無いですね。
気力に関しては「頑張れば湧く」ってモノでもないでしょうし、勉強が嫌いな人に対して「勉強せぇ!」なんて言うことはできません。
これらの人に対して「資格を取るための解決策を示せるか」って言ったら、それはもう無いんですよ。
特に「素直に勉強が嫌い」と答えた人に対しては「そりゃもう自分で選んだ人生ですからね」としか言えないんです。
すみません、解決策ありません。マジです。
📖無意味だと思う理由は理想が高いからかも知れない
恐らく「無意味だと思った」人というのは、恐らく「何かに期待しすぎて失望した経験があるんじゃないか」と言う気がしますね。
ちょっと前まで流行っていたプログラミングスクールにしても、プログラマーの辿る多くの道がSESと気付き、幻滅した人が多いでしょう。
実際問題として、プログラミングスクール通った後にフリーランスエンジニアとして「自由な働き方」なんて手に入れたのは1%にも満たないと思います。
フリーランスエンジニアと言っても実態は客先常駐で、会社員エンジニアと大して差の無い働き方してたりとかね。
で、Youtube動画とか見ても若いエンジニアの人で「資格なんか無意味!!」と言ってる人はいたりします。
まぁ確かにWEB業界に限れば資格が殆ど意味がないと言うのは本当かもしれません。
実際問題、基本情報や応用情報でWEB業界の人が使うRubyやらPythonやらVue.jsやらなんて、深く掘り下げないですからね。
ただIT産業の中でもWEB業界のシェアって高く無いんでね・・・。
IT産業の大部分を占めるのはSI業界なんです。
SI業界で資格が意味ないってことはないです。
決して資格は意味のないものでもありませんが資格に対して理想を高く持ちすぎると失望します。
🌸2人に1人が合格できるランクから挑めばどうですか?
「自分には資格なんて無理やと思う」という根拠が何から来るかはわかりませんんが、少なくとも大学を出ている人なら、何かしらの資格は取れる能力があるはずですよ。
最終学歴が埼玉の偏差値40な高校卒業で止まっている私でさえ資格5個持っていますので、大学を出ている人なら資格1つを取る能力は十二分にあります。
そして、まず第一歩としては「2人に1人が合格している難易度から取る」と言うことです。
だいたいの資格で3級がそれにあたりますので、3級から攻めてはいかがでしょうか。
日商簿記3級、品質管理検定3級、共に合格率は50%前後です。
ちなみに国家試験である危険物の丙種も50%であり、情報セキュリティマネジメントも50%程度の合格率があります。
何でも良いから、まずは1つ合格してみることです。
そうすれば少し自信が付いてきます。
💳人間意外と肩書で戦っていますよ
「資格なんて持っても意味がない」
そう思って20代、30代を過ごし、40代になって転職しようと面接したら「その歳で資格とか持ってないの?」と言われてしまう。
残念ながら現実はコレです。
確かに本当に実力だけで生きれてる人には資格なんて要りません(但し独占業務のある資格は除く)
ですが、本当に実力だけで生きれている人なんて少数です。
QC検定3級を取った時の記事でも書きましたが、肩書なんて持っていて損するものでは無いのです。何故なら人間は他人の肩書を見ているからです。
だいたい本を読むと著者のプロフィールがあり、その中には肩書と実績が書いてあります。
〇〇大学卒業とか❖❖社で3年営業職をやるとか、そんな感じの肩書がしっかり書いてあるわけです。
こうした肩書に資格が使えるのは言うまでもありません。
言い方が悪いですが、肩書が無いと舐められることがあります。
転職面接で聞かれる「君なにも資格持ってないの?」はその典型です。
少なくとも「何か知らの3級相当の資格」であれば、少し勉強癖を付ければ誰でも取得は可能なレベルです。
私は業務標準化に対する関心が高いので、他部署の人が持ってた品質管理検定(QC検定)の3級を取ってみることとしました。
「こんな資格意味ないやろ~」と言われたものの、本職プログラマーの人達が取ってた資格でしたからね。
結果的に自部署で品質管理検定合格者第一号になりましたから、品質管理についての口出しはしやすくなると思ってます。だって「品質管理についての基本的な知識を修めたことを証明している」のですから。
しかし、肩書なんて沢山持っていて損することなんて無いのです。
時と場合によって使う肩書を切り替えれば良いだけなんでね。
逆に肩書を持ってないと舐められる危険性が高くなります。
それでも「資格なんて意味ない」と現状維持するのもまた自由です。
ただ、現状維持と言う選択をする以上は現状維持をした結果に対する責任があるのです。
現状維持をすれば責任から逃れられると思うのなら大間違い。
何故なら貴方の人生の責任を取れるのは貴方しかいないからです。
ならいっそ、勉強して僅かでも可能性を増やしておいた方が、損の少ない人生を歩めるのではないでしょうか。
少なくとも、資格を取ると言うことに関しては自分の努力だけで何とかできますからね。
この記事が参加している募集
ご一読ありがとうございます。お読みいただいた記事がもし無料、あるいは価格以上の価値があると思ったら、フォローならびに、サポートいただけますと幸いです。