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ビデオゲーム史:『ギャラガ』
ビデオゲーム史シリーズとして,作品ごとにまとめたメモを書き残しています。今回の作品は『ギャラガ』(Galaga) です。
概要
前回に紹介した『ギャラクシアン』の続編です。1981年に稼働を開始しました。プレイヤーがファイターと呼ばれる自機を操作して,各ステージで40機からなる敵の編隊を撃破していくという内容で,敵の行動パターンがより多様なものになっています。
敵のボスギャラガから発射されるトラクタービームに自機が接触すると捕虜にされてしまいますが,そのボスギャラガが攻撃のための移動をしているときに倒すことで,捕虜になった自機を取り戻すことができ,自機がデュアルファイターに変化して発射弾数が2倍になります。長くプレイされるヒット作となり,移植版も数多く作られています。
作品メモ
以下は,YouTubeにアップロードされている動画へのリンクです。
https://www.youtube.com/watch?v=wVfVhmv3J4c
『ギャラクシアン』と同様に,ミッドウェイ社がライセンスを受けています。長くヒットを続けた名作として有名で,ファミコンにも移植されています。アーケードゲームの定番としてシューティングが定着する基礎を築いた作品だといえます。
以上,ビデオゲーム史シリーズの15作品目でした。『ギャラクシアン』について書いたついでで『ギャラガ』についても書いてしまいましたが,個人的にはゲームセンターのレトロゲームコーナーでたまに稼働していそうなイメージがあるほど,この時代を代表するシューティングゲームだと思っています。トラクタービームとデュアルファイターのルールは,プレイヤーを動機づけるしくみとして注目すべきところでしょう。