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セレブ妻がモラハラ夫とインフルエンサー女をフルボッコした話っているかしら?(8)

こんにちは。ショーコと申します。

このnoteはかつてセレブ妻と呼ばれた私がモラハラ夫とインフルエンサー(もどき)の女をフルボッコした話(数年前の事実)を綴っています。
・モラハラ夫の成敗の仕方
・勘違い不倫女を完膚なきまで打ちのめす方法
・不貞裁判の現実
・妻の方が収入が多い場合の離婚
・不倫から子供を守る方法
そんなことをありのままに書いていきます。
身バレ防止のために一部フィクション、それ以外はほぼノンフィクションで書いていきます。
途中、大切なノウハウ、本当に重要なこと、身バレスレスレな情報など一部有料化していきますが基本は無料です


10年の意味

その日は私とは状況が違うものの、離婚を間近に控えた友達とのランチだった。

今の私の状況を話して行くうちに

その友達が口を開いた。

「その10年って意味あるかな?」

私はその指摘にドキッとした。

子供は両親が揃ってないとだめ

両親揃っててこそ心が満たされる

離婚をするなんてダメな人間

そんな先入観にとらわれて

10年経ったらなんとかなるかも

10年の間に何か変わるかも

と思っていた。

10年というのは正直「逃げ」だった。

離婚するのが怖かったのだ。

こんな悲惨な状況でも現状を変えるのが怖くて先延ばしにしていたのだ。

その時は彼女の言葉に被せるように10年はがんばるつもりなの!と言ったのを覚えてる。

そして10年という月日が必要な理由を口早に並べ立ててその場を繕った。

もしかすると自分もその10年に意味がないことに気づいていて真理を突かれた気がしていたのかもしれない。

そのランチの後で

シングルのママ友に道端で遭遇し今起きていることの話をすることになった。

「っていうか気づいてたよ。あなたの夫が浮気しているの。見たらわかった。」

彼女に言われて

ああ、、、私は本当に夫のことが見えていなかったんだな、と反省した。

そして

今そんなことをされていることが悔しいとそのママ友は私の代わりに腹を立ててくれた。

そしてランチをした友達と同じことを口にしたのだ。

「でも本当にその10年って意味あるの?」

そしてママ友はこう続けた。

「私も浮気されて離婚してその時は悔しかったけど今は子供もいて恋人もいて最高だよ。

バツイチはモテるし子供を第一に子供ごとありのままの私を愛してくれる人がいて今サイコーだよ。

子供達はママがニコニコ幸せな方がいいに決まってる

10年我慢する意味ないよ!」

その言葉が何故だか私の腹にすっと落ちていき

見て見ぬ振りをしていた10年なんて意味がないという思いを

認めさせてくれることになった。

そうだ

10年なんて意味がない.....

10年経ったら10年歳をとる。

やり直すなら早い方がいいに決まってるのだ。

子供達は?

パパがいなくて平気なの?

両親揃ってないといけないんじゃない?

でもあんな親ならいない方がマシか。

タイミングはあの占いにまた行ってみて聞いてみよう。

毎日ストレスを抱えたまま10年過ごすと思うと絶望しかなかったから

安堵した自分がいた。

本当は今にでも逃げたい、こんな生活から解放されたいのだ。

貯金の問題もあるし(使わないといけない方の)3年後?4年後かな。。。と漠然と考えていた。

離婚をするとなったら本当に心が軽くなった。

数年前にモラハラ夫と離婚をすると言った友達を止めたことがあったがその時は彼女の気持ちを何も理解してあげられてなかったな

今になって本当に申し訳ない気持ちになった。

人間って経験してみないと

その立場にならないとわからないことなんて沢山あるのだ

簡単に意見していた自分を恥ずかしく思った。


証拠を逃すな!


離婚を早めようと決めた後

相変わらず弁護士探しは続いていた。

いろんな弁護士さんに会って納得のいく方を見つけようと考えていた。

そんなある日、友人からとても良い弁護士さんがいると聞いてアポを取った。

東京裁判所での面会だったのだが現れた彼は大変若く好青年だった。

一通りいままでのいきさつの話をすると彼はこれまで相談した弁護士さんとはちがった対応で熱心に聞いてくれた。

いままで聞いたアドバイスとは違う、他の方法を考えてくれようという姿勢がすごかった。

特に財産分与に関しては

夫の月収5万円というのは事実に反する行為だし実際資産をかなり貯めているのでそこを突いていくべきだということと

そういった事例を扱ったことがある、との頼もしい言葉が聞けた。

夫の弱点は月5万円とかなり節税をしすぎているところだと彼はいった。

これが15万とか微妙なところだと突きづらいけど彼の生活をしてて5万円という月収は事実と異なるのでここは突けますと。

あとはやはりもうとにかく不貞の証拠を抑えたほうが良いとのことだった。

不貞の証拠とは結構難しくこんな基準があるようだ。

✖️ごはんを食べに行ったとか恋人のような会話のライン

✖️ツーショットで映ってる写真

⚪︎ラインで性行為があったのが伺える会話

⚪︎性行為中の写真

⚪︎ラブホテルから出てくるところの写真

⚪︎浮気を認める内容のラインや音声の録音


基準をクリアする証拠は素人が集めようと思っても中々現実的には難しい。

探偵を雇って写真を撮ってもらうのがやはり一番のようだ。

それとは別で夫の携帯から証拠を見つけるのも手だと教えてくれた。

探偵による証拠獲得と同時にやるのが一番効率よく証拠を集められる。

最近はLINEも裁判で使われることが多く、立派な証拠として認められているから

履歴を自分の携帯に送信するかたも多いですよとのアドバイスをもらった。

実はこのアドバイスが後ほど役に立ってくる。

探偵に関しては自分で色々調べたものの、結局探偵会社も悪徳業者が多数はびこっており

後から余計にお金を請求されたとか酷いものだとゆすられたなんて事もあるらしい。

弁護士さんにいままで使った事のある探偵会社を紹介してもらう事にした。

だいたい探偵の相場は1時間捜査員1人につき1万円程度が相場だ。

大手の広告をバンバンだしている探偵会社は実際は下請けにだしているところが多くピンハネしているので料金が上乗せになってくることが多いらしい。

なのでできれば広告をたくさん出している探偵会社は避けた方が良いらしい。

探偵事務所は弁護士さんからの紹介が一番安心できると思う。

何時間パックみたいな格安料金で頼めるのもあるけれど、やはり証拠を取るには時間が短すぎてあっという間に高額になることは確実だ。

費用は最低でも80万位上になってくる。

現実的には経済状況が原因で探偵に申込めない人が多い。

でも私は躊躇せずに教わった探偵事務所に電話をした。

ちなみに離婚時にかかった探偵費用などは財産分与の対象となる共有財産から使っても差し戻しにならない可能性が高いので無くさなくてはいけない貯金から使う事にした。

それに。。。お金じゃないのだ、今回の件は。

私や子供達が夫にバカにされているのだ

きちんとどっちが正しいか教えてあげなくてはいけない

そんな使命感に燃えていた。


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