甘い飲み物と発ガン
こんにちは
今日は、甘い飲み物と発ガンについてまとめてみました。
フランスで行われた10万人規模の臨床試験で、以下の3つの飲み物と発ガン性について調査しました。(3300種類の食品と飲料の通常の消費量を記録、平均年齢 40歳、追跡調査5年)
① 砂糖入り飲料
② 100%果物ジュース
③ 人工甘味料入り飲料
その結果、約2000人にガンが発見され、以下の結果となりました。
砂糖入り飲料と発ガン性は容易に想像がつきますが、健康的なイメージがある『100%果物ジュース』については、意外な結果ですね。
果物は、とても良い食材で、摂取量に比例して死亡率が下がりますが、ジュースにするのはNGです。
果物は良いけど、ジュースにすると良くない!というのは、果物は、そのまま食べると糖尿病のリスクが下がり、ジュースにすると糖尿病のリスクが高くなることも根拠の1つです。
人工甘味料入り飲料については、この論文では、平均摂取量が少なく(約7ml/日)、有意差がでなかったのかも知れません。しかし動物実験において血液のガンや乳ガンの報告があります。(*下記の論文)
では、どうして甘いもので発ガンするのでしょうか?
それは下記の理由です。
① 肥満(内臓脂肪増加)
② 高インスリン血症
③ 炎症(アディポサイトカイン)
① 糖化最終生成物(AGEs)
*4つともそれぞれが関連しています。